表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

コロナの感染拡大は防げたのか?

作者: 結城明日嘩

今回の話は個人的見解なので、事実ではない可能性も多分に含んでいるので、読んだ人それぞれが考えてもらった方がいいと思います。


ただ偏見による差別はなくなって欲しいですね。

コロナ感染拡大を防げたのか?


陽性者、濃厚接触者に対して、偏見が蔓延するきっかけになったのは、都知事の「夜の街で感染が広まっている」などの発言や、海外からの帰国者が発症しているという情報からというのもあるかもしれない。

どこか自業自得といった印象を与えられています。


ただ時系列を客観的に見てみると、それらが感染源なのかには疑問があります。


日本国内で初めて感染が確認されたのは、武漢からのツアーでバスの運転手をしていた人の気がしてましたが、1/6に帰国した人らしいですね。

この人が発熱して病院へ行って、1/14に保健所へと報告が入り、16日に公表された様です。


PCR検査が行われた結果がわかったのは、15か16日だと思われます。



ここで2019年12月の中国から訪日していた人の数を調べてみると、71万人。台湾からが34万人、香港からが24万人との事。


1月15日までにやって来ていた中国からの訪日客は、少なく見積もっても30万人はいたと思われます。(2020年1月の訪日中国人は、94万人らしい)

それらの人々は、全国の観光地などに散らばっていたと考えられます。

もちろん感染源とされる武漢からのツアー客は1割もいないと思いますし、その中で感染していた人は更にその1割以下かも知れない。


ただ逆に武漢からの客以外が感染者じゃないという保証もありません。ダイヤモンドプリンセスで感染源と見られる人は香港の人だったはずです。

となると万全を期すには全訪日客を調べないと安心は得られない。



また武漢という所は、日本の関連企業もあり、正月に帰国したという人もいたかと思います。

コロナ自体は12月の時点で肺炎患者がいたはずなので、そうした人が感染していた可能性もゼロとは言えない。



ご存知の様に日本の検疫能力はかなり少ない。

30万人以上の人々、その濃厚接触者を全て調べようと思えば、何ヶ月かかるかは見当もつかない状況だった事が予想できます。


そしてその事をすぐに報道していたら、まさにパニックを巻き起こす事態になっていたでしょう。


入国制限に時間が掛かったのも、「既に手遅れ」だとするなら、多くの旅行会社などが予約を抱えている中で、一気に制限した場合の経済損失とパニック発生を危惧した場合に、事実が浸透する時間が必要だという判断だったかもしれない。



実際、3月23日に都知事が「ロックダウン」を口にすると、スーパーへとインスタント食品を買い占めに走る人がかなり現れました。

その前にはSNSのデマでトイレットペーパーやティッシュがなくなるという事態もありました。


早い段階で、全国規模の感染を公表していたら、今以上の混乱、反発が起こっていた可能性が高いです。

政府の対応の仕方は、良くも悪くも危機感の薄い日本人のゆるさを利用した展開だったと感じます。

未だにサーフィンに行ったり、パチンコに並ぶ人が耐えないですし、公園も人でごった返し、商店街も人だらけだったり……危機感は薄い。




しかし、そんなに感染者が入国してたなら、もっと全国的に感染が広まっていないとおかしい訳で……。

一部は、2016年の年間肺炎での死者が12万人ほどでしたので、PCR検査がされないままに、肺炎として処理されたとは思われますが、それでも死者が爆発的に増加してたら噂が広まり、マスコミが放ってはおかないはず。


となると、日本では感染が広まっていないという可能性の方が高い。

なので油断すれば感染爆発が起こるかもしれない危険は内包したままだと思います。


この辺は、PCR検査や抗体検査が広く行われないと解明は難しいですね。

欧米の方が後で感染者が出たはずなのに、先に感染爆発を起こしてるのも不思議。

日本には握手やハグ、キスといった風習がないからという話もありますが、それよりも日本国内は栄養状態が良く、免疫力が高いという可能性もあるかなと感じますが、この辺は医療的に解明されないと分からないですね。




結論としましては、感染経路不明な感染者が出てもなんらおかしい事はない。

感染者を差別するのは、明日は我が身と考えるべきだという事です。



マスコミはすぐに悪者を作って、対立を煽ろうとしますが、それに乗せられることなく、自分の判断で行動することを願います。

評価1を付けてくださる事自体は何ら問題ないのですが、なぜ1を付けるのかを感想に記載していただけると幸いです。


明らかな間違いがあるのか

説明が不足しているのか

分かりにくいのか


ご指摘があれば直せるように考えます。


ただ、受け入れたくないから間違っているはずだ

という事で1を付けるのであれば、単なる逃げでしかなく問題の解決にはなりません。

まあ、それだけ心に刺さった時点で私の目的は達せられていますが。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ