出会い
出会い
「ガジャ」
屋上のドアが開く音だ。
俺は、授業を受けずに、屋上に来ていた。昨日は、一日中仲間の隼人と遊んでいた。だから、俺は、屋上に、昼寝をしに来ていた。
「ガジャ」
ドアが開いた。
見ると、あまり見かけない、女子生徒がいた。
その女子生徒は、俺に近づいてきていった。
「学校、楽しいですか?私は楽しくないです」
その子は、へこんでいるようだった。
「キーンコーンカーンコーン」
次の授業のチャイムだ。そして、俺は、言った。
「おい、お前、次の授業、さっさ行けよ、楽しいこと見つければいいじゃないか!」
そういった。
「そうですけど、あなたは、楽しいですか?」
「どうだっていいだろ!」
と、いいかえすと、笑って言った。
「話できて、嬉しかったです。また、会いましょう!」
暗い顔からあかるくなった。そして、その子は授業に行った。
それから、俺も授業にいき。教室の自分の席に座った。
隣の席の隼人に、
「おーい、遙どこ行っていたんだ~」
「どうでもいいだろ、関係ねーだろ!」
隼人に言うとややこしいから、こう答えた。そうすると、
「なんか隠しているだろ!」
「なら、屋上で、エロ本見てた~」
まだ、眠かったので適当に受け流した。
俺は、机の上で寝た。俺は不思議な夢を見た。
ある、野原にいた。野原に立っていると、どこからか、呼んでいる声がした。近づいていくと、苦しくなり目が覚めた。
「おい、お前、すごくうなされていたぞ。」
と、心配するように、隼人に言われた。
しかし、あの夢は、なんだったのだろうか?
そして、全部の授業が終わり、変な1日を過ごした。