言えない文字があり
掲載日:2023/07/04
キミの名前を呼ぶ回数が増えてきた
とくに、さみしいときじゃなくても
あのとき、キミに言えなかった2つの文字
キミの名前とおなじ2つの文字
キミの方は言えたのに
なぜ、言えなかったのだろう
何度か振り返ってみたけど
答えは出ないまま
ただ、キミを守りたかっただけさ
遠くからでも、いつでも見守っているから安心して
そんなふうに
自分都合で思っていただけなのかもしれないね
だから、大事な文字であったこと
いつでも言えると思っていたのかな
ただ、キミの名前を呼んだとき
まわりにはどんな季節があって
キミが見失うものもなかったはずで
何の飾り付けもない自分でいられたはず
あのとき言えなかった2つの文字
キミにとっても
僕にとっても
近いようで、
ずいぶんと遠くに見えた文字がふたつ




