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海底遺跡と森林限界  作者: 徒花案山子
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オオカミはまだ悪くない

赤ずきんは毎日森の中にあるおばあさんの家にお見舞いに行っています。

それを木の陰で見ていた狼は赤ずきんとおばあさんを食べる方法を考えていました。

そして、赤ずきんに寄り道をさせている間におばあさんを食べ、おばあさんになりすまして赤ずきんを食べればいい、と思いつきました。

近くに花畑があるのを狼は偶然見つけたのです。

しかし今日は既に赤ずきんはおばあさんの家に行ってしまったので、狼は計画を明日実行することにしました。

我ながら名案だ、と狼は明日の幸福に思いを馳せながら眠りにつきました。

翌日、狼は昨日と同じ木の陰で赤ずきんが来るのを待っていました。


森の中で狩人は愛犬をつれて、獲物を探していました。

しばらくして愛犬がなにやら獲物の匂いを嗅ぎつけたようです。地面に鼻を近づけ、匂いの跡を辿っていきます。

愛犬の後をついていき、狩人は木の陰に隠れている狼を見つけました。

狩人は銃を構え、狙いを定めます。そして引き金を引き、見事狼を仕留めました。


赤ずきんは今日もおばあさんのお見舞いに行きます。


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