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海底遺跡と森林限界  作者: 徒花案山子
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極短い詩集Ⅲ

「放棄」


あなたはいつもそう。そういうものだと無理矢理自分を納得させる。

もしもあなたが無実の罪で裁かれても

例え首を刎ねられることになっても

命乞いをすれば助かるとしても

そもそも無実を叫べば助かるとしても

あなたはそういうものなんだと、首を刎ねられるのでしょう。


「相忌相嫌」


あなたが私を嫌いになったら

私もあなたを嫌いになる


私があなたを嫌いになったら

あなたも私を嫌いになる


あなたが私を忘れてしまったら

私もあなたを忘れる


私があなたを忘れてしまったら

あなたも私を忘れる


それでいい

それがいい


片思いは辛いでしょう?


「その人」


その人がどんな人なのか分からない

貴方にとっては友人でも

私にとってはいじめっ子かもしれない

貴方にとっては仇でも

私にとっては恋人かもしれない

だからとても恐ろしい


「泳ぐ極彩色」


青い太陽 紫の月

黄色の空 緑の雲

橙の雷 桃色の土

水色の植物 黄緑の水

灰色の花 藍の獣

茶色の夜 黒い星

赤い影 白い君


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