表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界吸血鬼 ~前世も吸血鬼なんだが?~  作者: としょいいん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

71/93

第59話 美脚は一日にして成らず!

「中に居る人間も大天使(アーカンシェル)と同じクズみたいだから遠慮無くやらせて貰うが、先ずは脳と心臓以外は要らないから両手足を切り離して芋虫にしてやろう! あと暗黒剣(シンディ)はエコモードで切るんだぞ? そうじゃないと即死させてしまうからな」


 地面に突っ込んだ体勢のまま、天使のボディの中に居る人間の手足がある位置を想像しながら暗黒剣の刃を振り下ろす。


 身体を乗っ取られているせいで悲鳴こそ上げられはしないが、その精神は無事では済まないだろう。


 中の人間が出血すれば光の集まりでしかない天使のボディの内側から、ボロボロと赤黒いサビの様な塊が落ちて来るが、これは人間の血液が瞬間沸騰されて凝固した物質だ。


「リンはそのまま中の人間が死なない程度にヒーリングを掛け続けてくれ」


 即死さえしなければ生き続ける事を強制されるこのやり方は、拷問される側にしてみればたまったモノでは無いだろう。


 そう言えば確かコイツもディアーネの巨乳が大好物で、彼女の身体を自分のモノにしようとしていたんだったな。


 ちょうどオレの両腕の中で眠ってる(フリをしている)ディアーネの胸が、身体をくの字に折り曲げて抱える事で圧迫されたせいで、彼女の持つ二つの柔らかいアレが今にもはち切れんばかりの状態になっていたので、オレはクソ大天使(アーカンシェル)を蹴って起き上がらせてから地べたに這わせてやると、プリンの結界魔法でぐるりと囲んで動けないように拘束してからディアーネのたわわなアレを見せつけてから暗黒剣で中の人間ごと貫いてやった。


 最初はお前に触れられたシンディの分! 次はお前たちにセクハラされかけたディアーネの巨乳の分! その次は勇者なのに生贄に選ばれずチッパイ認定されたリンの心の傷の分! 次はエルフたちを転送してる時に襲われたドロシーの苦労の分! 次は知らないうちにオレの血を与えてしまったフェイリンの谷間分! その次は──


 あれからクソ大天使(アーカンシェル)を何度も刺し貫いてもう何百回いや、もう四桁は優に越えていたな。


 次はお前たちの仲間だったおかげでドロシーにブラックホールの隕石を落とされた教国兵士の分、そしてその兵士を待っていた親御さんと嫁と子供とペットの犬の分まで思い知れ!


 あと別の兵士が帰郷してから結婚するはずだった婚約者とのフラグの分! それから毎月教会の子供たちへ寄付をしていたのに、一度に六千人も失くなって組織運営の苦労でハゲてしまう孤児院責任者の毛根の分だ!


 闇の聖女の衣服は胸元が割と大きく開いているが、さすがに何千回も同じモノを見せていたのでは効果が薄れてしまったりしないか? それならもうチョットだけブラの谷間を大きく広げてやってから、今度は亡くなった(今は生き返ってるけど)エルフ戦士たちの分へと進まねばなるまい。


 あとは平和に暮らしていたエルフの村人の分とその次は国一番の美女だと思っていたのに、天使の巨乳査定から外れてしまいチョッピリ自信を無くしているはずのユナとメイの分も忘れてはならない!


 それと村の仲間を守れなかったと後悔してるアルフィリオたちの分もあるし、いつも大事な時に自分だけ城にいると思い詰めてたベルムントの分も忘れてはいけないな。

 あとエルフじゃないけど、エルフだと勘違いしてウサギさんの姿で登場してしまったショコラの分もだ! 次は──


 気のせいか先ほどからクソ大天使(アーカンシェル)と、中に居るクズ人間の反応がいまいちになってきたな。もうここまで来たら布地の無い百パーセント生のアレをガン見させて……。


「ちょ、ま、待って下さい御方様! さすがに私でもこれ以上はダメです! いや、ダメじゃないのですが、そういう事はお城の寝室でゆっくりと時間を掛けて二人だけの時に行って頂きたいのです! それともう頭痛は治りましたので、少しあちらで休ませて頂きますからっ!」


 な、な、何と言う事だ……。


 やっとクソ大天使(アーカンシェル)のヤツと、その中に居るクズ野郎がディアーネのオッパイを見る度に、条件反射で激痛を思い出し恐怖を感じる所まで教化が進んだというのに、これから先のステップへ進む為には更なる刺激が必要なのだが、肝心要のディアーネに逃げられてしまう。


 そこで何か代わりに成るブツは無いかと周りを見渡してみれば、丁度オレの直ぐ近くに『そこそこ』立派なお胸を持つフェイリンが突っ立って居た。


 彼女のモノもそれなりに大きく形も極めて美しいのだが、そのサイズとなるとディアーネから見て一つか、いや二つは落ちてしまうだろうが、そうかと言ってディアーネと双璧を成すシンディを人型に戻して教材に用いてしまうと、先ほどのディアーネとほぼ同様のクオリティ(アメ役)は望めるが、それでは肝心の突き刺し役(ムチ役)が居なくなってしまう。


 それならショコラでもいいかと思っていたが、ダンジョンコアの彼女を城の外へ呼び出す事は出来ないし、もしそれが可能でもこちらへ呼び寄せてしまうと今も城で進めているはずのエルフたちを受け入れる準備が覚束ない。

 

(これは万事休すか?!)


 ここは仕方が無いので(消去法で)フェイリンの胸を借りるとして、次のステップからは回復魔法に快楽と催淫効果を混ぜながらリンとユナリア二人の美脚でも見せて教化してやろう。


 な、何だと! フェイリンとユナリアはオッケーだけど、リンがイヤだと言ってるのか?


 なら仕方が無い。少々勿体ない気はするが、ここはユナリアにガンバって貰って、あのクズたちに美脚の尊さと神々しさ、そして生命の神秘について懇々と教え込んでやらねばなるまい。


 これはお前たちに殺されたエルフのお父さんの帰りを待つ子供の分だ! そのお姉ちゃんは父親が帰って来るまでご飯の量も減ってしまって、足が細くキレイになってしまったんだぞ! その弟も父親から毎日稽古を付けて貰うのが日課で、毎日楽しく暮らしていたのにどうしてくれるんだの分! そして何より夫が帰らぬ人となれば、二人の子供を抱えた未亡人のエルフが身投げでもしたらどうしてくれるんだの分!


 ほら、フェイリンはもっと胸を内側へ寄せて強調して、このクズどもの大好物で彼らの視界をいっぱいにしてやってくれ! そしてシンディはこのクズどもが顔の表情筋を少しでも動かせば遠慮無く背後から突き刺すんだぞ!


 その次はユナリアの均整が取れた、まるで黄金率のように美しい至高の美脚を……業腹ではあるがこのクズどもに魅せてやってくれ。


 それとシンディ、あと少しだけ待ってくれ、そのタイミングはちょっと早い。今はまだ快楽を与えるタイミングだからな。


 それとプリンなら出来るよな? この中に居るクズの身体を治す時に、不死因子の中から麻痺毒を分解させればモルヒネに似た成分になるはずなんだ、そうそうそれで合ってる。


 この成分を与えるのは最初はホンの少しで良い、後から徐々に増やして行くからな。その見極めは確実に効果が薄れてきたと判ってからにしてくれ、そうじゃないと先に精神の方が壊れてしまうから。


 幸いこの拷問を受けるクズどもが不死身だったおかげで、いくらでも時間を掛けてやれるのがオレの精神にとっては救いだったと言える。


 何しろ拷問を行うオレたちは不死者(イモータル)で肉体的な疲労は感じ無いし、辺り一面がドロシーの魔法で何も無くなってる事もあって、誰に気兼ねする事無く延々とクズどもの苦しみ(いや、今ではご褒美か?)を続ける事が出来る。


「もうそろそろ頃合いかな? クズどもにオレの言う言葉を繰り返させろいいか?」


 この世は美脚こそ至高! 大きな胸だけが取り柄のどこかのアホ女神など、クソにも劣る存在だ。


 その女神も創世記の頃から存在してるなら、もう良い歳のはずだから美貌と胸が自慢出来たのは遥か古代までの話じゃないのか?


 それが今では重力の重みに逆らえなくなって、さぞ醜く垂れ下がってるだろう。最近どの教会にも姿を見せていないのは、自慢のパイオツだけじゃ無く、顔も尻も太もももみんな垂れて見せられないからだろ? だから聖女を天使どもに狙わせるのは、その身体と魂を乗っ取って若返りたいからじゃないのか?


 この世は美脚こそ至高! 子供を授かる大切な器官を守る下腹部こそ生物が敬うべき場所であり、そこから伸びる美しい二本の足とその爪先まで全てを含めて始めて『脚』と表現するんだ、それを決して忘れるんじゃないぞ?


 そもそも胸が重要視されるようになってきたのは人類が進化して二足歩行となった頃からで、より良い遺伝子を持つ異性を求めて自らの身体をアピールする為に進化した結果なんだ。


 だから胸が発達した女性を見れば多かれ少なかれ性的興奮を呼び起こすが、胸の大きな女性が必ずしも生物学的に見て優れているとは限らない。理由としては合ってるだろ?


 だからもっと心を込めて繰り返すんだ! やり直し! 声が小さい!!


 先ず最初に美脚とはパーツ単体としての足とは別の存在だから、決して混ぜくちゃにせず正しい認識を持つところから始めるんだ!


 美脚は一日にして成らず! 全ての道はローマへ繋がってるかも知れないが、その道は全て美脚が歩く為の日常空間なんだからな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ