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04号 密着、魔導大臣 上

 ごーん、ごーん、ごーん……


 王都の大鐘が正午を知らせる。俺はそれを聞いていた。


 ……クロイツェン城の、牢で。


 中は石の壁に鉄の格子で、体を横に出来る広さはある。また手が届く位置に格子窓がひとつ、ガラスは無く空気が入る。明かりは正午になったばかりでかなり暗く、そして少し肌寒い。

 普段使いの外套は、昨日キマイラの口を覆ってそのまま持って行かれた。間抜けである。


 何故こんなところにいるか、それは今日の午前に遡る。



  ⎯⎯ギルド⎯⎯


「おはようございます、ライト様。夕べはおつかれさまでした。本日はいかがいたしましょう?」

「おはよう、お姉さん。あの事件を俺なりに記事にしてみたんだけど、どうかな?」

「かしこまりました、こちらの記事については広報()と相談させたいいただきます」

 キマイラ事件の翌日の事、俺はそれを早速記事にしてみた。


 本来なら清書を進めなくてはいけないのだが、やらなければと頭で分かっている時ほど、不思議と身体は別のことをしだしてしまう。これは夜と早朝の時間を使い書き上げたものだ。なので内容は薄いかも知れない。


「それで、今日……というか、数日は依頼を見送るよ。お姉さんの言うとおり焦ってたみたいだし、リフレッシュ期間を取ろうかと」

「私が……? 言いましたか……?」

「え、うん。少し急ぎすぎではって」

「そう、でしたか……?」

(なんか微妙に噛み合わないぞ……?)


「まあだから、宿に籠るよりこっちで清書進めるのも悪くないかなって。お姉さんもいるしさ」

「……お戯れを。ですが、そう言う事であればごゆっくりどうぞ。何か注文があれば申し付け下さい」

「ありがとう、奥借りるよ」

 そう言って奥に席を取り、洋紙を出すと清書作業に入……りたかったのだが、邪魔をされる。


“気付いてる?„

(何を?)

“受付さん„

(……ああ、なんかあるよなあの人。日によって人格違うし、時々話し噛み合わないし)

 そう考えるとさっきも、ドライな割には満更じゃなかったような……気がした。


(二重人格にしては弱いし、別人だとしたって理由がわからん、本人に聞きづらい、証拠もな……)

「ライト様、お茶はいかがですか?」

「うわっととと……あ、ありがとうもらおうかな」

(びっくりしたあ……。注文してないのに持ってくるとか、不意討ちすぎるだろ)


「どうぞ。……清書、捗りそうですか?」

「んっ、ああうん、いい感じだ」

「はい。失礼します」

 そう言うとお姉さんは礼をし下がっていった。


“ね„

(ね?)

“はあ„

(はあ??)

“わからないならいい„

(???)


 わからないのは何よりもこのペンのことなのだがと言いたかったが、本人から聞ければ世話はない。

 かつて人ではあったと聞けたくらいだが、どの道それも確証がない。


 そんなやりとりのあと俺は清書を書き始めることが出来た。



 ⎯⎯それから黙々と書き続け、ここで書くことは正解だったと知る。

 宿の個室と違い、緩く人が入れ換わるので孤独感が少ない。それでいてうるさすぎることもないので、集中が乱されることもなかった。


(そして、少し行き詰まって顔上げれば美人が見える……と)

“……最低„

(あっこれ清書っ!? はあ……もう)


(……?)

“どうかした?„

(いや、なんでもない)


 なんか今、ペンが女っぽかったような気がしたのだが、悟られたくないので黙った。また最低だのと言うのだろうと。

 尚、お姉さんは始めに一度来たきりである。そうほいほいと持ち場は離れられないだろう。

 やがてお昼が近づくと身体に強ばりを覚えたので、今日はここまでにした。リフレッシュ期間なのに課題作業で疲労を貯めては本末転倒である。 

 

 書き上げた清書数枚を提出する。

「もうお帰りですか? ……もっとゆっくりしても構わないのですが」

(いやいや、給士が引き留めるってどうなのよ……)

「あー、ずっと座ってたから疲れちゃって。今日は切り上げて明日にするよ」

「明日……ですか。かしこまりました、お疲れ様でした」

「ご馳走さま。また」

(この含み方、明日は『難い日』だと確定か…?)



 ギルドから出て伸びをすると、街を散策するか今日の昼食をどうするか考えていた時である。

 王族専用の門がゆっくり開くと、その後馬車や馬がけたたましく俺の側を通行していく。


 王族の使う馬車は一般の馬車と違い、魔動石の補助を受けて走る為、一般のそれよりも馬の負担が少なく、長距離の移動が出来る。

 変わりに使用される魔動石は、純度も大きさも規格外なので、平民はおろか貴族ですら有したという話は聞いたことがない。少なくとも自分は。


 馬は数頭、馬車は二台。

 先を走っていた一台は荷馬車で、それの大きさに近い巨大な木の箱が載っていた。

 後を走るもう一台は、人を乗せる王族特有の意匠が施された箱型だ。


 滅多に見れない王族の馬車に目を奪われていると、ふと中に乗っていた人と目が合ってしまった。その瞬間である。


 俺は平衝感覚がなくなり、地面がぐるぐると回る。


(な、んだ……これ……)

 俺は倒れるのを寸前で堪えると感覚は戻り、中に人を乗せていた馬車は俺から数メートルのところで止まった。

 何ごとかと、馬に乗っていたほうも馬車へと寄った。


 やがて中から人が降りてくる。

 一人は豪華な装飾がされた長衣と目深にフードを被っている。それは遠目に見ても、先に目を合わせた人物だった。

 他は鎧を着た者が二人、それは騎士を思わせた。簡素な装備の兵士とは違うからである。


 馬に乗っていた兵も降りると、それらはこちらに向かって近づいてくる。


 この辺に王室御用達とかでもあるのかと、辺りの店屋をゆっくり見回す。丁度それから背中を見せていると、後から良く通る女性の声とそれに続く男の声がした。


「……この者だ」

「はっ!」

「……しばし頼む、確認がしたい」

 あまりに近い距離で声が届いたので振り返る。


「うわッ!?」

 五メートルもない距離で兵達は俺を囲んでいた。

 一方で長衣の人物は、馬車が入って来た門へと歩いていった。


「えーっと、何かご用でしょうか?」

 緊張でそう言うのが精一杯だったのだが。

「………………」

 兵達は無言だった。抵抗すると立場を悪くするだけだと悟った。


 しばし沈黙が続く。長衣の人物は門の兵と言葉を交わしているのが見える。その兵が敬礼をしたので話が済んだ事や、位の高い人だと予想できた。


 その間ずっと兵達とにらめっこをする。と言っても兜で相手の目はおろか、顔も良く見えない。

(作り笑顔限界っ……! は、早く戻ってきてくれ~)


 やっと長衣の人物が戻る。すると、驚くべき事を言った。


「この者を城へ連行しろ。罪状は……『証拠の捏造』だ」


 な、な、な


「何いぃぃ~~!?」


 破顔したので、にらめっこは俺の負けだ……。



 そして現在、牢。


(初めての入城がこんなかたちで迎えることになるとは…)

 連行された時は手枷こそ付けられたが、牢に入ったら外してくれた。

 他に取り押さえられた際、懐の万能ナイフだけ没収された。その時を思いだして少し苛立つ。


 (何が「この者、凶器を隠し持っています!」だ! じゃあ何か? 隠してなければ良かったのか? 柄だけなら良かったのか!?)

 どちらも駄目である。実はずっとこんな調子で精神衛生は最悪だ。言い掛かりの過ぎる兵に俺は憤っていた。


 だが、牢に入れられた事自体にはそれほどではない。……何故なら俺は『証拠の捏造』に自覚があるからだ。


 それは昨日、キマイラのたてがみから、テレサの髪飾り取り出して見せた時。

 そもそも、たてがみに髪飾りなど無かったのだ。あらかじめ髪飾りを回収しておいた俺は、盗賊達が「逃げ」を打った時の保険として持っており、奴等は大方予想通りの立ち回りしたので、あの場面で詰めるに至った。

 もしそのまま連行されてくれたのなら、機を見て返せばいいだけだ。また髪飾りが見つからなければ、盗賊達を捕まえるなどとは考えずに引き返していた。


(見つかったのは幸運……? いや、でもこうして牢に入れられちゃったし……。まあ、テレサに無事返ったんだから良いだろう)


 俺は、それを看破した長衣の人物こそが話に聞いていた『魔導大臣』ではないかと思っている。


(証拠がいくら捏造とは言え、盗賊行為が事実とわかれば実刑まではない……よな?)


 これでも品行方正の冒険者だったので、犯罪者(こっち)の世界には疎い。


 退屈してきたので、ペンを出してみる。僅かな明かりしかないが他にしのぐ手段がない。


 するとペンは石床にカリカリと掘って行く……!?


(やめろーーッ!?)

 

“……あの声、忘れもしない……あの女……„

 と、更に不穏な言葉が彫られている。

(なんで石床彫れるんだよ……、どうすんだこれ……)

 まるで牢に入れられた者が恨みを連ねたような文言だ。


 すぐに書き損じた紙を出してやる。するとペンはこう続けた。


“私の……身体を燃焼(もや)したあの女……ようやく……„


 前言撤回。『ような』ではなく、本当に恨みを連ねていた。



 時刻は正午の鐘から一~二時間は過ぎたのだろう、僅かに傾いた日が窓から射し込む。

 ペンはひとしきり洋紙に恨み辛みを吐き出した。


(……誰と名指しはしなくとも、これ見つかったら不敬罪確定だろ……。持っていたくないぞ……)

 不穏な言葉に不安を覚えた俺は、先ほどから嫌な汗が止まらない。


 どうにか出来ないかと牢を見回すと窓が目に入った。


 俺はその紙を千切る。それはもう親の敵のように細かく。そして、窓から捨てた。

 ほっ、と一息つくと同時にそれは聞こえた。

「……何をしている」


(ぎッく)


「……まあいい。出ろ、ワース卿がお会いになる。聞きたいことがあるんだと」


 出ろ? ワース卿? 聞きたいこと? と疑問の塊をぶつけてくる兵士だったが、さっきの事を深く聞いてこなかったことに安堵した。

 私についてこい、と兵士は促したのでその通りにする。


 城の中は装飾こそあるが派手さ華美さなどは感じない。調度品は少し点在している。ただこれが普通か豪華かの話になると、そもそも初入城なので判断材料がないのも事実なのだが。

 

 兵士の後につきながら城内を眺めつつ、先の発言を整理する。


 俺は最初の魔導大臣の名が『イズン═ワース』だと知っている。なら末裔だろうと思っていた。

 なので他の二つを兵士に質問してみる。


「出してくれたって事は、無罪と受け取っていいのか?」

「……それも含めて卿がお話しになるだろう。私にはわからんよ」

(ということは、もう一つを聞いても無駄ってことね……)

 その言葉に少し緊張した俺は、ひとまず最悪の事態を想定しておこうと思った。

 

 階段を登り、廊をしばらく歩くと扉の前に着く。キズのない綺麗な木の扉に磨かれた鉄札。そこには『執務室』と彫られていた。


 兵士が扉を三つノックする。中から、いいぞと声が届くと扉開ける。すると


「!?」

 室内には少し(もや)がかかり思わず火事を連想させたが、兵士は事もなげに入室するので遅れずに俺も入る。

 中に入ると焦げ臭いなどということはなく、寧ろ良い香りがする。甘いような酸っぱいような、それでいて清涼感のある香りだ。


 少し呆れたように兵士が口を開く。

「ワース卿……()()ですか……」

(ん?また?茶飯事なの?)


「よいであろう、こちらは半休中なのだ」


 そう言葉を返したのは、特徴的な装飾の長衣の女性で紛れもなくあの時見た者。

 今はフードを外し濃紺の長い髪に長く尖った耳が確認出来る

 (魔法……使い……!)


 高級そうな椅子に座り、いかにもな書き物机の上で手を組ませて続けた。また、離れた所では侍女が待機していた。


「それよりも報告だ」

「はっ、連行した男を連れて参りました」

「ご苦労、下がって良いぞ」

「はっ? はぁ……」

「別にこの者は何もせぬよ。それとも…仮に襲われたなどすれば遅れを取ると、そなたは考えているのか?」

「いいえ! 滅相もありません! 失礼します!」

「うむ、素直な心掛けだ」


 兵は部屋から出ていった。


「さて……」

 と、女性は一呼吸置く。しかしこちらは気が休まるどころか一層緊張が高まる。

「そなたを呼んだ件なのだがな……」

 そこまで話したところで俺の緊張が限界に到達した。


「俺は『証拠の捏造』を認める。けどターレスの冒険者や男達は捏造を知らないし一切関わっていない。俺一人で考えて実行した。だからそいつらは無関係だ」

 これが俺の想定していた『最悪』だったのだが…。


「んんん? ……くっくっく……はーッはっはっは……」

 女性は組んだ手を解き顔を押さえて笑いだした。

(えぇ……?)

 突然爆笑され事態が飲み込めない。

 

「はぁあ、いやすまない。君があまりに的外れな事を答えたものでね。はぁ……うむ、盗賊の件についてはそうだな、本人達から事実だと判明している。あの新人達には約束通り、褒賞金を支払おう」 

(う、そうなのか……なら……)

 一度整理しようとするが、その前に女性が話を続ける。

 

「だが君については、捏造の罰則として厳重注意だ。それと褒賞金も減額させてもらう。そんなところだな」

 俺の扱いまで既に決まっていた。

「えっ、じゃあなんで……」

「いや、待て……」


 女性は俺の言葉を遮り立ち上がる、そして顎に手を当てて考える素振りしながらゆっくり机を回り込むと、こちらの側で口を開いた。


「ふぅ……すまん。私が、ちと急かしすぎたな。君も牢に入れられたり、出されたりで混乱しておるだろ」

 詫びを口にすると更に続ける。

「まずは茶と菓子だな、それで気を落ち着けたまえ」

 おい、すぐに用意しろ。と控えていた侍女に言うと、侍女は一礼をして部屋から出て行った。


 見送ると思い出したように続ける。

「おっと、名乗りもまだではないか…」

 女性は少し表情を崩しこう名乗った。


 「私は、魔導大臣を務めるイズン。イズン═ワースだ」

 魔導大臣、昔はもっと長たらしかったがね、と付け加える。


 俺はその言葉を疑った。何故なら

「なっなんで、初代と同じ姿と名前をしているんだ……? いくらなんでも……三百年だろう?」


 「ふふ……君は女性に歳を聞くのだな? ま構わん、博識な君に免じてやろう。単純な話さ、襲名制と姿の継承を行っている。そのほうが民は畏怖を抱くだろう? 私は9代目、となる」

 この姿は初代が最も美しかった頃だ、だそうだ。

(畏怖を通り越して恐怖になってやしないか……) 


「継承……。あ、俺はライトです。記者で、最近冒険者に出戻った」

「……ああ。立ち話もなんだ、まあ掛けたまえよ」


 そう言うとテラスに面したティーテーブルへ俺を促す。それは白く円い意匠の揃った二~三人用の物で、赤い花の一輪挿しが目を引いた。


 席に着くと、気分も少し落ち着いた俺は室内を見渡す。

 壁には動力が魔動石のランプ(おそらく)が複数、机の側には観葉植物、その奧の壁にはクロイツェンの国旗に本棚……。

 そして、お待たせ致しました、と侍女がカートを押して戻ってきた。


 侍女は手際良く茶を淹れ菓子を配膳していく。

「……この靄が気になったかね?」

「あ、いいえ。そうではなくて……ん、確かにこの靄は? 『また』と言われてましたが」

「これは香だよ。香組は数少ない私の趣味さ。だが少しばかり失敗か、香りは悪くないが煙が多くてはね。……以前にもっと酷い時があったよ、小火(ぼや)と騒がれてしまった」 

 苦笑いを浮かべながら話し、出された茶にありがとうと応えた。


「あ、えっと頂きます」

「うむ、こちらも作法など期待しておらん。好きにあがりなさい」

 見抜かれている……いやばればれなんだろうと、俺は茶を飲み菓子を頬張る。昼食を抜いた腹に染み渡るようだった。


「ところで例の盗賊達の魔獣、あれは本人達が連れ込んだのではないらしい」

「……違うのか?」

「ああ、そしてクロイツェン(こちら)へ来て一人確認の取れない魔獣使いがいるそうだ」

「なら、そいつから奪ったと?」

「いや、その線は薄い。彼らは他の犯罪に手を染めてはいたが、その中に魔獣使いは見えなかった。ただ洞窟に、アレが居た。アレの方はよく見えなかったが、飢餓や孤独が伝わってきた」

 イズンは目を細め、外を遠く見つめる。


「……それが、魔導大臣の魔法、ということですか」

「まあ、な。『潜心』と呼び伝えられている。今朝方、捜索隊が派遣されたよ」

 ここへ戻って報告を受けただけだがね、と付け加えた。

(俺が記事を書いていた時間だな)


「便利なんですね。王にでもなれるのでは?」

 皮肉を言ってみる。大臣の人間性を試してみたかった。


 「便利……、か。……誤解があるようだが、魔法は本来こういうものだと思っておるよ。人を傷つけたりするのではなく、社会性を高めるものだと。昔の王にも言われたらしい。そして、王にならんか? ともな」

「ならないんですか?」

「ならないな。権力と武力の集中など愚者のすることだ。今でさえ充分『事実上国の最高権力者』だと自覚している。ならば、最終判断くらいは王にしてもらわねばな。……さてそんなところだが、私の人間性は掴んでいただけたかな?」


 俺は苦笑いで応えるしかなかった。対称的に、そんな質問をしても表情をかたくしない大臣。

 

 俺達は茶を飲み交わしながら手頃な話題を話した。それが終わると彼女はお代わりを聞いてきたので頂く事にする。また、彼女もお代わりをもらうと侍女を部屋の外へ下がらせた。


(……本題か)

「その通りだ」

(!?)

「単刀直入に聞こう。……聖剣は、どこにある? 手に入れたのだろう?」


 その言葉は、俺の心を大きく揺さぶった。

※ギルドで働く情報専門家。あらすじの記事もここ発。冒険者ではないので戦う力や、国を越えての活動は基本ない。

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