言葉の海と鳥と空気と
半年間お話していないお友達に伝えたいことがあって書きました。
(もうお友達じゃないかもしれない)
(お友達から連絡ありました! ありがとうございました♪)
多義性の海に揺蕩い
右往左往する鳥を
繋ぐ言葉がブイなのだろう
共感覚の香りに目を細め
潮の光に噎せるとき
支えるものが埠頭だろう
先の言葉がいつも正しい
水平線のない海に育ち
眺めるものは島か陸
埠頭からブイに飛び
船を伝って遊んでみても
重くなった身体は波に落ちる
喉に突き刺す塩の味
おうちに帰っておいでよ
海と空の境界線には
数え切れない水分子
飛び立つ水と留まる水と
どこから空気なのかきっと
定かではないのだろう
青はいつでも残酷な色
詩への次元は遠過ぎる
鵃の飛翔は高が知れている