表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/8

伯爵家の息子、冤罪で追放され封印が解かれる

 転生してからかなり時間がたっています。

 無事?転生した男リヒト・マクシミリアンは17才になり追放の危機に陥っていた。

 本人は既に諦めているのだが、途中まで上手く立ち回っていたこの男は絆の勇者の職業を持つセントシャインの出現により上手くいかなくなった。

 全ては彼の父親であるブライアン・マクシミリアン伯爵の亡くなった親友の娘である今年16才になるリヒトの義妹ミリア・マクシミリアンが勇者セントシャインの虜になった為である。

 何より親友の忘れ形見であるミリアを大切にしているマクシミリアン伯爵はこの事により勇者が現れるまではリヒトとミリアを結婚させて伯爵家の一員となって貰おうとしていた計画を改めて、ミリアが伯爵家の遠縁であることから彼女を養女として迎え入れ、勇者セントシャインにマクシミリアン伯爵家を継がせようと画策していた。

 そのためにマクシミリアン伯爵はリヒトを廃嫡するために無理難題を押しつけ続けた。

 もっとも、世間の荒波に揉まれたにリヒトにとっては難易度が高くとも解決する事は可能であり、逆に評価を上げる結果となった。

 その事にマクシミリアン伯爵は優秀な息子に対する喜びと事態を上手くコントロールできない苛立ちを感じていた。

 だが、最も苛立ちを感じていたのは勇者セントシャインだった。

 この男は天使達が立てた英雄化計画のA案とB案ならリヒトの当て馬として他国へ転生させるはずだった転生者である。

 だが、計画がC案となり、まず、リヒトをマクシミリアン伯爵家から理不尽な理由で追放させる必要に迫られた天使達はこの男に白羽の矢を立てた。

 ただ、天使達がやったことは女好きであまり物事を深く考えないこの男を上手く誘導して『魅了』のスキルを選択させ、先に転生したリヒトのいるマクシミリアン伯爵領に転生させたぐらいだろう。

 後は全て天使達の思惑通りにこの男は行動した。

 近隣のどの領よりも作物が実り、ミスリル鉱山もあるマクシミリアン伯爵領を手に入れるために『魅了』のスキルで勇者セントシャインがミリアを虜にし、この国エグゼリア王国の第一王子であるリカルドを後ろ立てとしたことも、そして、リヒトがマクシミリアン伯爵から無理難題を押しつけられることも天使達の思惑通りだった。

 ただ、転生する際にリヒトは確かにそこそこの実りが約束された土地を希望していた。

 だが、マクシミリアン伯爵領はかなり豊かな土地である。

 この誤差は神がミスをして豊かな土地に転生させたのではなく、天使達が余計なことをしたわけでもない。

 神とリヒトは気がつくことがなく、天使達が気がついていたリヒトの職業の固有スキルが関係している。

 『ラストジェネシス』にはプレイヤーキャラが選択することができる様々な職業がある。

 職業は大きく分けて下級職、上級職、覚醒者に分かれる。

 下級職が『戦士』『狩人』『格闘家』『盗賊』『魔法使い』『僧侶』『風水師』『道士』『呪術師』『使徒』の十種類あり自由に選ぶことができる。

 そして、上級職は下級職のように自由に選ぶことができず、下級職二種類の熟練度が上限値まで達した時に選択することができる。

 例として挙げるならば、『戦士』と『使徒』ならば『勇者』を選択することができ、『戦士』と『狩人』ならば『武士』を選択することができる。

 ただし、上級職を一度選択すると他の職へ変更することができなくなるのでゲームでは下級職全ての熟練度を最大値まで上げ、下級職全てのスキルを入手してから上級職になるのがセオリーになっていた。

 無論、リヒトも下級職のスキルは全て持っているが、マクシミリアン伯爵領をここまで繁栄させるモノではない。

 彼が選択した上級職のスキルがここまでマクシミリアン伯爵領を繁栄させた。

 『風水師』と『道士』から発生する『仙人』が彼の選択した上級職だった。

 『仙人』はプレイヤーとの対戦の時によほどの実力さがない限り大量の消費アイテムが必要になる。

 そのためか、消費アイテムを生産するための素材を他の職種と違い割高に入手するためのスキル『採取増加』を持っている。

 この『採取増加』はモンスターとの戦闘後のドロップ率・量の上昇、ダンジョン内の採取・採掘エリアでの量の増加、拠点にある菜園の素材入手量の増加がある。

 更に『仙人』のスキルに『地脈活性』というものがある。

 ゲーム内では部隊による戦闘の際、『仙人』の仙術はフィールド内のマナを消費させるモノが多くあり、その消費されたマナの回復量を増加させるものなのだが、転生の際に全てのスキルがフローバーテキスト通りの効果を発揮するようになり、マナだけでなく地力そのモノまで回復させるようスキルになってしまいリヒトが領主に連なる者である限り肥料などの土地のケアをしなくても作物の生産が可能になった。

 しかも、リヒトは上級職が条件を満たすことにより上位の力を得ることができる覚醒を行った『覚醒者』である。

 覚醒したことにより『採取増加』と『地脈活性』共に『仙人』だった時よりも効果が増大している。

 もっとも、そのためにリヒトを勘当しようものならマクシミリアン伯爵領はそこそこの実りが約束された土地に戻ってしまう。

 だが、神のかけた偽装によって偽りのステータスが記されており、そんな事情を知らないセントシャインは嫡男であり続けるリヒトをマクシミリアン伯爵家より追放するために冤罪をでっち上げることにした。

 セントシャインは自分の『魅了』のスキルで堕した複数の女性を使い強姦をでっち上げた。

 もっとも、この男は行き当たりばったり行動をとったのでリヒトが他の領地へ交渉に行ってマクシミリアン領にいない時に行動した結果、アリバイは完璧であり、交渉にしていたラスカス子爵の証言さへ取れば無罪は立証されたのだが、ここで動いた者がいた。

 ミリアの夫にマクシミリアン伯爵家を継いで欲しいと思っているマクシミリアン伯爵と何かと苦言を言うリヒトを邪魔に感じていた第一王子であるリカルドだった。

 この二人が動いた結果、リヒトは強姦魔にされたあげく、冤罪により追放の危機に陥っていた。

 もっとも、リヒト本人はこの時には父親と義妹の周りの者達の普段の塩対応により伯爵家自体はどうでもよくなっており、母と自分に忠誠を誓ってくれている二人の忠臣には悪かったが追放なら受け入れる気になっていた。

 ただし、死罪や投獄などの場合は死を偽装するつもりなのだが。

 そして、偽りの罪の断罪の場に登場人物が揃うことになった。

 本人を含めて追放されることに都合の良い者達が。



リヒトside


 転生して十七年が過ぎ、私は父親であるマクシミリアン伯爵の執務室に呼び出されていた。

 なぜ、呼び出された理由も知っている。

 父親の命令で老練な子爵の元に交渉に赴いている時にこの領で強姦をしたという馬鹿馬鹿しい理由で裁くために父親は私を呼び出した。

 まったく、あのアホ勇者にもっと上手くやれと言いたい。

 嫌、もっと上手くやられていたら私が大変目に遭っていたかと思いなおす。

 だいたい、父親の情報操作のせいで評判の悪い領内ならともかく領外では割りと評判の良い私にこんな冤罪をかけたらお互いにどんな噂を流されるかわかったものではない。

 冤罪をかけてきた奴らのことまで知らないが、母親のことまで考えると憂鬱な気分になり、このような事態になるまで現状維持していた自分に嫌になる。

 こんなことならば、さっさと出ていけばよかったと思った。

 憂鬱な気分なためかハァ~~~と大きな溜め息をはいた。

 私自身、封印を守ることを諦めており、この伯爵家に未練もなくなっていたが、母親がどうなるかなどの心配事は完全には無くなる事はなかったが、こんな事を心配していると母親に知られれば、あのあほ《父親》のことならいざ知らず、私の心配するとは生意気なと思われるだろうなと考えて思わず笑みが出てしまった。

 後の二人は心配する必要など皆無であり、この星に人が住めなくなったとしてもあの二人なら死なないように思われてしまう。

 再び、笑みがこぼれてしまい、今度は偶然通りかかった二人のメイドに見られてしまい、小声で陰口をたたかれてしまう。

 普段ならすでに何も感じなくなっていたのだが、今は今日で最後なんだなぁと感慨深く感じてしまった。

 そして、私は父親の執務室の扉の前につき、ついにこの家と縁が切れるときがやってきた。

 私が訪問を知らせるためにノックしようとした瞬間、私の頭の中に声が響いた。


 (状況が満たされたことによりスキル『ラストジェネシス』の封印が解除されました。また、偽装も解除されました)


 その声を聞き、私は慌ててノックしようとした手を止めて『盗賊』のスキル『偽装』を使用し自身のステータスを彼らが知る状態に偽る。

 実力の差に開きがない場合と一部の上級職が持つ『心眼』や『仙眼』などの看破系スキルが無ければ破ることができないこのスキルを使用したが、心配なこともある。

 この執務室は魔法の結界によって守られているようだが、私の持つスキル『千里眼』を防ぐには実力が足りないようなので中を確認すると父親の黒髪を後方でまとめた中肉中背男であるブライアン・マクシミリアン伯爵、義妹で女性らしい丸みの帯びた茶髪の髪をストレートの伸ばした奇麗な女性であるミリア・マクシミリアン、幼馴染みで金髪を短髪にしたスレンダーな女性であるミランダ・ハイマット、この国の第一王子である貴公子然とした金髪の美形であるリカルド・アルハンドラ、茶髪の見るからに乱暴そうな筋肉質な男であるマクシミリアン伯爵家に仕える騎士ゴルド・バルトレックスの五人は問題ない。

 だが、勇者であるセントシャインがいることは問題だ。

 ヤツは頭が痛い男だが、腐っても勇者だ。

 そして、『ラストジェネシス』の上級職である『勇者』は攻守共に揃ったバランスの良い戦闘職だった。

 直接的な戦闘力だけならば、下手をしたら『仙人』を凌駕し、現在の私の職業である最上級職に当たる覚醒者の『神仙』さえも上回るだろう。

 もっとも、『勇者』はスキルの構成や魔法の種類から搦め手である状態異常などに対して時間経過やアイテムでの対処法しかない搦め手に弱いクラスだと言える。

 これは勇者だけの話ではないのだが、戦闘職はステータスかなり高く、スキルも戦闘に役立つモノが多い反面、生産性低い。

 それに今問題になるのは直接的なステータスなので関係はない。

 自身のステータスと他者のステータスを比較していない状態で一か八かの賭けをしたくはないのだが、仕方ないかと覚悟を決めた瞬間、私の手にカードが現れた。

 そのカードを見るとスキル強化と日本語で書かれたカードだった。


(最近は使ってなかったが、これがスキル強化なら確か今使用しているスキルの効力を上昇させるはずだったな。これがそうなら『勇者』は破ることができなくなる。もっとも、これが課金アイテムであり使用法がわかればの話なんだが・・・・・)


 使用法がわからず、私が思わずカードを握り締めるとカードは砕けちり、光の粒子となり、私に纏わりついて消えさった。

 私は使用されたか確認する術がないのでノックした。


「火急の用件と聞き、参りました」


「入れ」


マクシミリアン伯爵の命令で執務室に入った。


「遅かったな」


 事前に『千里眼』で確認していたが、無表情でこちらを見ている父親、嫌悪の表情を向ける義妹、我関せぬとただそこに居るだけ幼馴染み、優越感をにじませ、こちらを馬鹿にした顔をした三人の男共がいた。

 

「お前がこの様なことをするとは!失望したぞ!」


 そうリカルド王子が怒鳴ってきたが、こちらが把握しているだけでも王家の権力をかさにきて強姦より非道な行いをしてるのをこちらは把握していたので鼻で笑ってやったが、王子はおろか誰も気がつかなかった。

 

「何が何のことですかだ!証拠は挙がってんだ!見苦しいぞ!」


 私は何でも力で解決できると思っている悪い脳筋なところが痛々しいと思ってますよ。

 貴男の祖父(バケモノ)と亡くなったお父さんは脳筋ですが、話はわかる人だったのを覚えています。

 

「本当に汚らわしい!義父の本当血の繋がった息子がこんなやつなんて!義父が可哀想だわ!」


 私からしたらこんな父親の息子として生まれたことが、結構不幸なんですよ、義妹よ。

 それに変な男に捕まった貴女の方が親不孝だと思うんですが。

 

「ヘェヘェヘェ、ばれてねぇと思ってるんなら言ってやるよ!」


 どうやら『偽装』によって勝手に話が進んでいっている事に気がついた私はこんな茶番につきあう気のなくなり、何もないところから椅子を取り出し勝手に座る。

 そして、私は寸劇をする者達を尻目に初めて私に与えられたスキル『ラストジェネシス』を発動する。

 すると懐かしいコマンドメニューが立体画像で現れた。


(取りあえず、今使用することができるコマンドはと・・・・・・・・。だめだ、拠点となる場所がないからステータスと所有アイテムの確認にショップしか使えない。まぁ、仕方ない。ステータスの確認と他人との比較だけでもするか)


 取りあえず、自分のステータスを確認すると私は目を見開いた。


(あり得ない、あり得ない。なんでレベルが1なのに何でこんなにステータスが高いんだ。あり得ないこんなこと)


 私のステータスはラストジェネシスから考えても異様に高かった。

 全部のステータス値が二千を超えていた。

 そこでこの世界では普通なのではと思い、スキル『仙眼』でこの中で一番高いであろうセントシャインのステータスを確認すると最も高い力が何とか千に届く程度しかなかった。

 しかも、レベルは三十もあり、どう考えても私のステータスが以上であることが証明されてしまった。

 そこで思い浮かんだことは私が転生する際に神に言われた修正が入るという言葉だった。


(これってもしかしなくても上昇修正されてやがる。クッ、あの時の状況を考えればはめられたと見るべきですね)


 私はままならない状況に頭を抱えるが、ばれなければいいと思い直しステータスの確認を続けるとラストジェネシスでは見覚えの無い、称号というモノを見つけた。

 私は嫌な予感に教われたが、確認しないことには始まらないので確認した。

 次の瞬間、私は叫んでいた。

 トラウマになっている言葉が出たからだ。


「やってくれたな!クソ爺!」


 不味いと思い慌てて口を押さえて辺りを見回すが誰も気がついた様子はなく、無でを撫で下ろした。

 ただし、心の中でひたすら神に対して呪詛を送る。

 なぜならば、私の称号のなかに私にとって忌まわしき《救世主》の称号があったからだ。

 しかも、なかなか優秀な効果までついていた。


《救世主》

 世界をいかなる理由でも救ったものに送られた称号。このスキルを持つ者は虐げられし者達の好感度が高くなる。また、導く存在が増えることによりステータスが上昇する。


《高位神×△□○◎の加護》

 高位次元存在である名を言葉に刷ることの出来ないモノの加護。この加護を持つ者はどのような存在も犯すことはできない。


《英雄の卵》

 純粋な者達の願いの結晶。かの者を英雄にすべく困難な道が約束される。これは善意である。


《太極に到達した者》

 太極に至り、『神仙』となりし者。自然を奉じる者達にとって神に等しき者である。また、対局に至った事により変革者となりし者。


 目眩がしてきた。

 私はどうやら呪われているらしい。

 千歩譲って前の二つは諦めよう実害は無さそうだから。

 最後は現状ではよくわからないので放置でいいが、だが、三つ目はなんだ!私には悪意しか感じられない!善意じゃねぇよこんなの!何考えてんだ!

 クソ、悪態を言ってる場合じゃねぇ。

 どうしたらいいのか、考えてているとどうやら目の前の寸劇も佳境に入り、まもなく終了するようだ。

 父親と義妹と幼馴染みならば、そんなことはないだろうが、後の三人ならば、私に追っ手ぐらい放ってくるだろう。

 取りあえず、今まで苦労させられたのだから、多少仕返しぐらいしてもいいだろうと思い仕返しのために『呪術師』のスキルである『呪詛』と『仙人』のスキル『魂魄砕き』を使用した。 

『呪詛』のスキルは相手のスキルを高確率で封印するというものだ。

 そして、『魂魄砕き』のスキルは自己再生系の能力を封じる力を持つ。

 二つのスキルを同時に使うことによりランダムで相手のスキルを破壊することができる。

 上手く何かのスキルを破壊した手応えを感じた私は更にセントシャイン本人に気がつかれることがないように更に『偽装』をかける。

 これは『ラストジェネシス』のプレイヤー同士の戦闘でよく使った戦闘を有利に運ぶための戦法の一つで相手に課金アイテムなどでスキルを復元させないようにするためによく使われる手法だ。

 本来なら勇者には使う場合、課金アイテムを使い『偽装』のスキルを強化してから使うのだが、私とセントシャイン実力差は歴然としているのでこれでばれる心配はないだろう。

 もっとも、スキルの自体が使えなくなるので違和感を感じて気がつくだろうが、これぐらいの仕返しぐらいお前が来てから領内で肩身の狭い思いをしたので許して欲しい。

 まぁ、これで会うこともないだろうと思われるから私のせいだとは思わないだろうが、これの戦闘では苦労してくれ。

 そう思いながら父親であるマクシミリアン伯爵が呼んだ兵が二人がかりで何かを連れて行くのを見ながら一緒に執務室より出た。

 その後、私は自室に戻り、私がコツコツ貯めた当面の資金となる金とリカルド王子と勇者セントシャインの不正の証拠をアイテムボックスの中に放り込み、旅装束に着替えて、『仙術』の一つ『隠行の法』を使用してから部屋を出た。

 これでここには戻ることは無いと感慨深く屋敷を見て回りながら屋敷を出てから街で一番高い建物の上に登りマグリファス街並みを見た後、門から出て行った。

 私は門を出て振り返ることなく、街道を歩いて行くと突然、後から声を掛けられた。

 

「どこへ行かれるのですか。リヒト様」


 そう言って後を振り向くと私が見知った人間が二人いた。

 一人は幼馴染みのミランダ。

 もう一人はその父親であるここにはいないはずの母親専属の執事であるアッペン・ハイマット。

 メイド服と執事服という旅装束からはほど遠い格好であったが旅支度を整えて立っていた。


 読んで頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ