初日
これは自分が編集者(なんなら作家)になる為において編集練習として使う為に書き留めておくだけの駄文に過ぎないことを読者各位には肝に銘じて読んんでいてほしい。尚、編集者を目指すとは言いながらも執筆時点では作者が一介の高校生であることも覚えておいてほしい。そしてネーミングセンスの無さが露見するタイトルですね。
添削批評どんと来い!(※木綿豆腐メンタル)
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とりあえずここでこの物語の主人公とでもすえべき私の紹介をしよう。
地方在住、そこそこ程度の中高一貫校の私立高校3年生。
家族には両親と弟が2人、父親とは進路に対する見解から不仲である。
一人称として「私」「俺」「自分」を使う。なんとまぁこだわりのないこと、使い分けしている深い意味は無い。なんとなくである。
交友関係は広く浅く。親友なんて居なかった。彼女なんて言うまでもないことである。
自分で書き連ねて悲しくなるくらい平凡。この日本を探せばごまんと同じようなプロフィールを持つ人間が出てきそうだ、性別の差はあろうとも。
とまぁ、こんな感じに書いてはみたものの文体がうざったい。書いていて思うが自分が読者なら「なんだこいつ、書き方ウザいわ」って読むのを止めている事だろう。読む手をやめたくのも分かるけど我慢して。書いていくにつれて頑張って慣れるんでどうぞよろしく。
さてさてそろそろ小説本文を始めようと思う。他の登場人物についてはその都度紹介を上手く挟めたらなーなんて思ってますので。
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俺、いや私、ん?自分?、俺でいいや、俺が編集者(もしくは作家)になりたいと思ったのはついこの間高校3年生の4月のことである。それまで理系だった俺(獣医になりたかった)は180°の見事なパラレルターンを決める事を迫られた(自分の選択のせいなんだけど)。そのパラレルターンは10月末現在になっても決まらないままである。ちょっとやばいね。編集者になりたいって何勉強してりゃいいのっていうのが本音。とりあえず文学部行っとけばいいのかな…ぐらいにしか考えてないです、はい。そしてその頃何を血迷ったか俺は小説を書き始める(とはいえ小説なんて呼べる代物なんかじゃない、ただただ文を書き連ねただけの自己満足文、小説の書き方なんて知らないしね!)。ここで過去に純文学なんて読まずにラノベばっか読んできた自分を恨む。だがしかし純文学ってなんか堅苦しいイメージがあって読み疲れそうでなかなか手を出せないよね。そんなことは置いておいてだ、とりあえず創作の練習をする事にした俺は陰キャから陽キャにジョブチェンジすべくこれから頑張っていく。乞うご期待、完。
こんな感じで〆ます。無理です綺麗に続きません。
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「……ふぅ、なんだこの文。」
俺はパソコンのワープロソフトに打ち込んだ文を眺める。なんと酷い事だろうか、創作がこんなに難しかったなんて。
「やっぱり教本かなにかから読んでみて書き始めるべきなのかなあ……。ぶっつけ本番で小説創作なんてプロでもなかなかやらないよね。」
そう、なにを隠そうプロットなんてもんも一切立てることなく書き始めていったものだから纏まりがなくダラダラと意味もない事が並んでいるだけなのだろう。
「とりあえず投稿してみよう。」
俺が今使っているのは無料のネット小説投稿サイト。ここに投稿すると例え素人の作品であろうと不特定多数の人が閲覧する機会を得ることが出来るわけだ、ネット技術の発展万歳。俺みたいに小説創作をやりたいなんて素人にはオススメの場所だと思う。
「……ふむ、小説情報設定か。まぁ適当に私小説っていうジャンルにしておいて……。」
諸々の設定を終えた俺は遂に投稿ボタンをクリックする。
カチッ。
「ふぅ、これで俺の駄文が衆目に触れるようになったわけだ。感想(期待値ほぼゼロ)が付くことを期待して今日はもう寝よう。」
時計に目をやるともう0時を回っていた。ベッドに向かい掛け布団を被る。こうして俺の小説創作開始一日目は終わった。
……三日坊主にならなきゃいいがな。