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バード王子の独立記  作者: 市境前12アール
第一章・出会いと日常の回想
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5.側付女中メディーナ 下

2017.12.24 三点リーダーを修正。

 最初、イーロゥ先生の授業内容を聞いた時はびっくりした。だって、「もう走れなんじゃないかと思うくらい走った」「休憩してもいつまでも心臓がバクバクいってた」とかって。シゴキか! とか思ったわ。


 確かにイーロゥ先生の担当は実戦訓練に近い教科よ。でも、それは建前で、求められているのは体力作りを主とした運動教師でしょ!? イーロゥ先生もそれを納得した上でお願いした話じゃないの?


 だまっちゃいられない! 文句いってくる! と思ったところで、バード君の次の言葉が耳に入る。


「でも何でか、頑張らなきゃって思うんだ」


 バード君が、授業を、頑張る? これは授業の内容を聞いたときよりも驚いた。


 バード君は、勉強が嫌いじゃない。けど、授業は嫌う。先生に心を開かないから。


 バード君は私が側付きになるまで、「側付き女中」の役に徹した人と過ごしてきた。バード君と仲を深めようとしない人と。バード君が近づいた分距離を置くような人と。


 今はバード君も、私がお母さんと仲良しだからこんな風に仲良くできると理解している。前の人は仲良くなってはいけなかったことも。でも、感情はついていかない。これから色んな人を知って、変わっていくと思うけど、今は無理。


 その結果、多分無意識にだろうけど、自分から近づこうとしない人に対し、バード君は壁をつくる。


 教科書のきまった箇所を読み聞かせ、終わる間際に問題を出し、答え合わせをする。ちゃんと聞いてるか確認しないし、間違ってることだけ指摘して授業を終わる。ここの教師はみんなそんな作業みたいな教え方をする。


 そんな教えたかをする人に、バード君は質問しない。空いた時間、私に聞いてくる。ちゃんと説明すれば理解するし、質問もしてくる。でも、それは私だから。バード君は私を信用してくれているから。


 バード君は自分に深入りしない人に敏感で。そんな人を決して信用しない。作業みたいな教え方をする人なんか信用しない。だから、バード君は授業を嫌う。


 そんなバード君が、「頑張る」と口にした。ほんとにびっくり。落ち着こう。もう少しだけ、話を聞いてみよう。文句はその後で。


「よくそんなに走ったね。途中でやめようとか思わなかった?」

「……そういえば。なんで思わなかったんだろう」

「先生怖いからやめれなかったとか?」

「ちがうよ。イーロゥ先生、見た目は怖いけど、たぶん怖くない人だよ」

「……じゃあ、なんで?」

「……多分、だけど。授業中、横で同じ運動をしながら、『大丈夫か』とか『こうした方がいい』とか、話しかけてくるんだ。で、『もう少しだ』とかも言ってたから、その気になったのかな?」


 つまり、口先だけでその気にさせて、動けなくなるくらい運動させた、と。


 バード君を!?


「バード君、君、そんな我慢強くないでしょ」

「えっ?」

「だって、単語を覚えるために、書き取りとかするの嫌がるじゃない。計算問題も、問題が多くなると嫌がる。復習もそう。繰り返しとか、もう一回同じことをするの、嫌いでしょ」

「ちゃんとやってるよ! 急になんでそんなこ……

「イーロゥ先生の授業も似てるはずなのよ。ずっと走る。繰り返し同じ動きをする。そういう授業のはずなの」

「だから! それは、隣で話しかけてくれたから!」

「そのくらいで、バード君がそこまで頑張るとは思えな……

「もういい!」


 バード君が怒鳴る。びっくりして言葉をとめる。


「今日はもういい。下がって。」


 バード君はそのまま立ち上がると、寝室のほうに向かう。


 私は、とっさになにもできず、固まってしまう。そのまま、バード君が寝室に行き、扉を閉まるのを、ただ見てた。


 しまった。やっちゃったよ……



 扉の向こうのバード君に「ごめんなさい。あとは控えの間にいるから」と声をかけて、控えの間にいく。バード君は一度こうなると、時間をおかないとどうにもならない。今日のは私が悪い。おとなしく退散して、おちついたときにきちっと謝ろう。


 けんかしたとき、会いたく無いとき、お互いに応接間ですごさないのが暗黙のルール。そんな時は、バード君は寝室、私は控えの間で過ごす。


 控えの間で、先ほどのことを少し考える。怒った理由。反復が嫌いなのは、ちょくちょく指摘してる。からかい半分だけど。でも、本人も嫌いってわかってることを指摘したくらいでは、あそこまで怒らない。となると……


 ……くどくどと思い起こさなくたって、本当はわかってる。たぶん、バード君は、イーロゥ先生の授業が楽しかったんだ。なのに、私は、退屈なものと決めつけて、嫌々やったと言って、バカにするようなことまで言ったから。


「そうね。悩んでても始まらないわ」


 しょうもないことを考えてたけど、それでも少し、落ち着いた。一回、イーロゥ先生と話をしよう。考えるのはその後!



 少し抜け出して、イーロゥ先生と話をすべく、まずは女中長のところへ。そこから、女中長の伝手を経て、教育の担当者さんに彼の部屋を聞く。兵舎に赴き彼の部屋をノックするが不在。訓練中かな?


 仕方ない。今日のところは諦めて、また伺おう。


 少しのつもりが良い時間になってしまった。帰り間際、厨房に寄って、昼ごはんを持って、部屋に戻る。


 すでにバード君が応接室に出てきていた。


「朝はごめんなさい。少し言い過ぎたわ」


 まずは謝る。普段だと、ちょっとそっぽをむきながら「うん」とか返してきて。少しだけ気まずい空気を我慢すれば仲直り完了。


「いいよ。ぼくもちょっと変だったから。ごめんなさい」


 ……いつもと違うわね。まあいいわ。


「とりあえず、昼ごはんにしようか」



 始めはすこし気まずかった。食べ終わるころには修復してた。ただ、お互い、イーロゥ先生のことは口に出さなかった。


 そのまま、幾日か経ったけど、イーロゥ先生のことを話題にするのはためらわれたまま。まあ、しょうがないよね。


 暇を見て、イーロゥ先生の部屋を訪ねるけど、いつも不在だった。時間がかみあわないみたい。


 ただ、イーロゥ先生の授業風景は見ておくことにした。結構きついよ、あれ。運動量だけ見れば完全にシゴキだよ。ただ、バード君の表情が明るかったのは印象的。


 イーロゥ先生、バード君のことをよく見てる。バード君が動くたび、声をかけてるみたい。そのたびに、バード君は少し考えて。動いて。声をかけられて。お、嬉しそう。きっとうまくできたんだね、うん。


 そうね、もう少し様子を見ようと思う。



 そんなある日、バード君が、再びイーロゥ先生のことを話題にあげてきた。そのとき、言ってはいけないことを口にしたけど。それは置いといて。


 朝、体を鍛えるためにランニングをしたい、そのために朝起こしてほしいと。わぁお。バード君、キャラ変わった?


 でも、なんとなくわかる。本気だよ、バード君。


 バード君、きみ、朝起こさなくたって、勝手に起きて走ると思うよ。


 それでも、少しだけ、口を出させてもらう。ずっと続ける気はあるの? 言われるままにやろうとしてるだけじゃないよね? 少しだけイーロゥ先生の名前を使わせてもらって、やる気を確認する。


 その答えは、自分の意志に満ちた、やる気のある言葉だった。



 今日ばかりは、なんとしてもイーロゥ先生を捕まえる。時間が合わないとか先延ばししない。そんな決意をして、兵舎を訪れる。と、兵舎の前でばったり出会う。うん。会える時はこんなものよね。


「バード様の側付き女中のメディーナと言います。バード様の教育方針について確認させていただきたいのですが、宜しいでしょうか」

「大丈夫です。私の部屋でも構いませんか?」


 大丈夫と伝え、彼の部屋に案内される。勧められた椅子にすわると、彼が少しの間だけ席を外す。そして、驚くべきことにお茶がでてくる。


「今沸かされたのですか? ほとんど時間が経っていませんが」

「魔法を習得しています。お湯を沸かすのには重宝します」


 ……魔法って便利ね。でも、そんな使い方、聞いたことないよ。厨房とか、お風呂とか、みんな薪なんだけど。


 話す前に一口だけ頂く。あっつ!!


 そうよね、さめる時間なんかなかったから、熱湯よね。


 いけない。本題に入らなきゃ。



「では、バード様の授業についてお尋ねします。基本的に体力をつけることを重点に置いていたと思いますが」

「うむ。バード殿下の年齢だと体が出来ていない。ゆえに実戦を想定した訓練、例えば模擬戦や行軍訓練は成長に悪影響を及ぼす。ゆえに前段階として、基礎体力をつけるための訓練を中心におこなってる」


 いきなりズレた答えが返ってきたわね……


「当然のことだが、体力作りといえ、過負荷をかければ、やはり悪影響を及ぼす。殿下の年齢だと、重いものを持ち上げたり、振り回したりすると、腰、肘、肩などを痛めやすく、成長に悪影響を及す。また、一度痛めると癖になることもある。このような訓練はさけるべきだ」


 なるほど、十分考えてはいるのね。


「逆に、素早く動いたり、体をうまく使うためには、体に負荷をかけずとも、いろいろな動きをすることで養うことができる。例えば、ボールを追う、投げる、受けるとかの運動だ。運動をする過程でさまざまな姿勢を取ることになり、それにより体が少しずつ器用になっていく」


 ふむふむ……


「ただ、走ることと魔法杖の扱いは重点的に訓練して頂いている。まず、走ることは運動する上での基礎となる。体への負担はあるが、負担の少ない走り方を覚えることで軽くできる。また、走り方を覚えることは殿下にとっても良いことかと考えている」


 ……


「魔法杖の扱いについては、戦闘訓練の前倒しの意味合いが強い。ただ、魔法杖を扱うためには体を上手く使うことが必要となる。そのため、体をうまく使うための訓練も兼ねて取り組んでもらっている」

「概ね、このような考え方で、殿下に訓練をおこなっている。理解して頂けただろうか」


 はっ。うっかり聞き入ってしまったわ。初めて聞くことも多かったし。ちょっと興味がわいてきたよ。


「私は運動の知識をそこまで持っていないのでお聞きしたいのですが、今伺った考え方は一般的なものでしょうか?」


 尋ねたら、苦笑して、すこしだけ砕けた口調で話し始めた。


「実は私の家が道場のようなことをしています。そこでの考え方になります」

「子供も多く通っており、このような教え方をしていました。情けないことですが、他に教え方を知りません。なので、殿下にも同じ方法で教えることにしました」


 なるほど。


「教練兵にどのような教え方をしているのか聞きましたが、兵士訓練を軽くしたものが多いとのこと。ですが、私にはそれは出来そうにありません。ですので、自分の教えかたで教えております」


 一つ疑問。


「単に、走る速度を遅くする、疲れたらやめる、回数を少なくする、子供に向かない訓練はやらない、とかでもいいのではないのですか?」

「私には、そのさじ加減がわからないのです。その結果、後に良くない影響を与えるくらいなら、私流の方法で教えた方が良いと考えました」


 ふむ、ふむ。なるほど。では次の質問。


「一度授業を見させてもらいましたが、バード様は相当疲れているように見えました。過負荷ではないですか?」

「本来、子供というのは疲れ知らずです。個人差はありますが、本人が動けると感じるうちは動けるものです。殿下はこれまで疲れるまで体を動かした経験が少ないように見受けられます。疲れて動けないのではなく、疲れを感じて動くのをやめているのです」

「殿下は訓練を嫌がっていません。また、無理に体を動かしている様子もありません」

「好きなだけ遊んで体を壊すような子供はいません。なので、無理強いはしないように注意して、あとは先に言ったことに気を配れば過負荷にはなりません」


 ……なるほど。そうね、確かに私も遊びすぎた後遺症を引きずってる人は見たことないわ。


「ただ」


 納得してたら、まだ続きがあるのね……


「殿下は相当前向きに取り組んでおられます」


 そうね。がんばってるよね。


「正直、私はここまで前向きに訓練に取り組む子供を知りません」


 そうなんだ。


「王族の方は市井の子供とは違うと感じています」


 そうかなあ? バード君、結構、普通だと思うよ。


「普通であれば嫌なことも進んでやるような熱意を感じます」


 嘘だ! 誰それ! ねえ、誰のこと!?


「その熱意のあまり、過負荷とならないならないように注意する必要はあると考えています」


 ……まあ、注意してくれるならいいか。うん。


 せっかく納得できてたのに、急に不安になってきたよ……



 その後も話を続ける。訓練を前提としているのはアレだけど、納得できることも多かった。特に、やる気のある子に間違ったことを教えると、見ていないところでやりすぎて、変な癖をつけたり体を痛めたりすることもある、やりすぎないことを教えることも大事という話はためになった。


 朝のランニングについても尋ねてみた。体を動かすことが目的で、鍛えるほど走りこむ必要はないとのこと。バード君にもそう伝えてあるみたい。バード君、そこまでお姉さんに伝えてほしかったな。


 歩くくらいのゆっくりした走り方で、数十分走るような走り方もあるそうで。こちらの方法でも構わない、と。ふむふむ。余分な贅肉を落とすにはむしろこちらの方が適していると。なんですと! もっと詳しく!


 なるほど。要約すると、あまり筋肉はつかない。体全体の贅肉が落ちる。やめると元に戻りやすいと。ふむふむ。女性にとってどうなのかは、私ではわからない。姉に聞いてくれ、と言って、道場の場所を教えてもらう。


 これ、スラム街よね? 大丈夫かしら。というか、イーロゥさん、スラム出身!? 驚いたが、そこまで治安は悪くないらしい。


 教師を選ぶ際、調査とかしないの? 大丈夫かな?


 …………


 大体、聞くべきことは聞けたと思う。すっかり冷めたお茶を頂き、お礼を言って退出する。


 驚きに満ちてたよ。スラム出身で、口調は丁寧で堅苦しく、運動に関する知識が豊富。ついでに筋肉隆々でスキンヘッド。うん。「スラム出身」てとこ、違和感凄いわ。言われなければ誰も気付けないわよね、これ。


 とりあえず、ありきたりではないけど信用できる人。私の中ではそう結論づける。


 そうね、明日から、私も走ろう。バード君一人だと無茶するかもしれないし。あと、イーロゥさんのことも知っておくべきよね。うん。


 早急に道場に伺って、イーロゥさんのお姉さんから、あらゆることを聞き出そう!



 後日、道場を伺ったんだけど、イーロゥさんのお姉さんもなかなかの人だった。あと、スラムについての話が面白かった。とても一言では言い尽くせない、強烈な体験だったよ……



 いろいろあった次の日、バード君とジョギング(ゆっくり走るやり方をこう言うらしい)を始める。始める前に聞き捨てならないことを聞いたけど。なによ! おばさんじゃないってどういう意味!? バード君、君、私のことを普段どう思ってるのかな!?


 まったく、背は伸びてきたけど、中身はまだまだよね。お姉さん、君の行く末が心配だよ。


 でも、走り回って、体動かして。イメージと違うなんて思ったけど、男の子なんだよね、やっぱり。いままで周りにヤンチャな子がいなかったから見えなかっただけで。普通とは違う形だけど、イーロゥさんのおかげで、思う存分、体を動かすことができるようになったんだと、そう思う。


 多分、バード君にとって、必要なことよね。でも、なんでだろう、ほんの少しだけ、寂しいかな?


 ふと、そんなことを思いつつ、バード君と並んで、ゆっくりと走り続ける。



 その後、イーロゥさん絡みでもう一回、動き回ることになった。王城書庫の使用許可を取るために。なによ、あの人。もしかして、運動のこと以外はダメな人? なんでそんな人が教師役になれたのかしら?


 バード君の教育で必要なこと、という建前でいけるかな? 女中長と少しだけ相談する。イーロゥさんの授業で必要というのは無理すぎるわね、と言われる。まあ、私も薄々思ったけど。


 で、バード君が授業で疑問に思ったことを書庫で調べたい。バード君はまだ幼いからイーロゥさんを監督役に据えるという話で押し切れるのではないか、と結論づける。監督役にイーロゥさんを推す理由は、バード君に最も言うことを聞かせられる人だから。バード君も希望してると言えば、通せるのではないか、と。


 あながち嘘でも無いけど、勉強熱心なバード君か。ま、建前よね、建前。


 以外とすんなり許可は下りた。


 そしたら、調べ足りないから来週も、とかバード君が言い始めて。もう一回許可をもらいに行くと、理由とか何も聞かれずに許可が下りた。え、いいの? 許可下りるか不安だったんだけど。


 表情にでてたんだろう。理由を説明してくれた。なんでもバード君とイーロゥさん、相当熱心に調べてたみたい。で、イーロゥさん、退室間際に書庫の管理者さんに話をしてくれてたみたい。


 ありがたいんだけど、書庫の管理者さん、「初めてお目にかかりましたが、バード殿下は本当に勉強熱心な方ですな」とか言ったらしい。建前だったんだけどなぁ。


 なぜか「イーロゥ殿でしたか。あれも専門外のことでしょうに、よく調べて、うまく教えているようでした。よい教師ですな」とも言ったらしい。ほんとに? 嘘じゃないよね?


 私、人を見る目ないのかな? 少し自信なくすよ。


 そんなこんなで、バード君は書庫に何度も行くようになり、今もそれは続いている。



 中庭を壁にそって走り続ける。となりにはバード君。会ったときは低かった身長もぐんぐん伸びて、もう頭一個分くらいしか差がなくなってる。もう少ししたら一気に伸びて、追い抜かれるかな、なんて思う。


 初めて会ったときはバード君は6才、今は11才。短いようで、5年もたっている。大きくなったよね、本当に。でも、まだ子供。大人になるまでもう少し。


 大丈夫。バード君ならきっと立派な人になれる。そんなことを考えながら、中庭をゆっくりと駆け続けた。


第一章はここまでとなります。



ここまで読んでいただきありがとうございます。この先を楽しみにしていただけたのなら、一つ星でもいいので気軽に星を付けていただけると、とても嬉しいです。励みにさせていただきます。

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