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collarsora  作者: ソラ
7/7

第七話 茜sora


カノン

「さあ、皆3年生が引退したからっていつまでもくよくよしないの!!」


「そうだよ! 3年生の先輩は全国大会で優勝したんだから!」


みどり

「そうそう これから気合入れてこ!」


美成

「ところで、キャプテンと副キャプ誰になったかな??」


夏海

「さあ・・・でも、コーチ今日発表するって言ってたじゃん☆」


あい

「もうちょっとでコーチ来るんじゃない?」


のぞみ

「コーチ来たよ!」


   私達女子テニス部は3年生8人が引退して

   2年生7人 1年生10人で活動している!

   先輩が居ないのは、ちょっと寂しいけど・・・

   これからは、私達2年生がひぱって行かなきゃ!

   先輩と約束したんだから!


女テニコーチ

「集合!」


女テニ全員

「はーい」


女テニコーチ

「3年生が引退いして寂しいのは分かりますが、いつまでもくよくよしてないで

 これから頑張っていきましょう!」


女テニ全員

「はいっ!」


女テニコーチ

「さてと・・・まず、おまちかねのキャプテンと副キャプの発表しようかな<ニヤッ>」


   誰が選ばれるんだろう・・・ うわぁー、ドキドキするー


女テニコーチ

「じゃあまずは、副キャプから・・・ 新副キャプテンは・・・・・伊藤 夏海!

 これからよろしくね☆」


   パチパチパチパチパチパチパチ


夏海

「頑張ります! 皆よろしくね☆」


女テニ(夏海以外)

「夏海(先輩)! よろしくお願いします!!」


女テニコーチ

「さてお次は、キャプテンね☆ この、サクラ学園 女子テニス部の新キャプテンは・・・

 五十嵐 カノン! カノンキャプテンとしてこれからよろしくね☆」


   パチパチパチパチパチパチパチ


カノン

「えっ!? 私ですか???」


女テニコーチ

「そうよ☆ よろしくね☆」


女テニ(カノン以外)

「カノン(先輩)! よろしくお願いします!!!」


カノン

「皆ありがとう! 頑張る☆ よろしくね!」


女テニコーチ

「じゃあ、新キャプテンと副キャプテンが決まったところで、

 練習☆ 練習☆」


女テニ全員

「はいっ!」


女テニコーチ

「あっそうだ! カノン! 夏海! ちょっと来て!

 後の皆は、ペアでランダしててね!」


女テニ(カノンと夏海以外)

「はいっ!」


みどり

「コーチ!」


女テニコーチ

「どうしたの?」


みどり

「私のペアが、夏海なんですけど・・・

 どうしたらいいですか?」


女テニコーチ

「あっそっか・・・じゃあのぞみとランダしてて!」


みどり

「はいっ! わかりました!」


カノン

「それで・・・」


夏海

「用件は何ですか?」


女テニコーチ

「もうすぐ新人戦だから、その組み合わせを教えとくから☆

 はい! オーダー用紙!」



   第××回全国中学生テニストーナメント

       団体戦オーダー用紙


〔本 戦〕   2回戦

   〔学校名〕   サクラ学園中等部

   〔引率教諭名〕 清水 桃花

   〔性別〕    女子

   〔対戦相手名〕 千代風中


   ダブルスNo2   上村 美成 (2年)

            北村 あい (2年)


   ダブルスNo1   伊藤 夏海  (2年)

            田島 みどり  (2年)


   シングルスNo3  鈴本 のぞみ (2年)


   シングルスNo2  桜井 蒼   (2年)


   シングルスNo1  五十嵐 カノン (2年)


カノン

「了解です☆」


夏海

「私も了解しました☆」


女テニコーチ

「じゃあ、夏海は皆と練習しといてね」


夏海

「はいっ! 分かりました!」


女テニコーチ

「カノンはオーダー用紙を私の机に置いて来て、ジャッジペーパーを持って来て!

 4コート分ね☆ 1年生にも試合させるから☆」


カノン

「はいっ! わかりました☆」


   職員室☆ 職員室☆

   シングルスか・・・頑張らなくちゃ!

   とにかく職員室~♪

   ルンルンルン~♪

   ~♪  あれ? あの人、怪我してる?


カノン

「あの・・・ 怪我してません?」


「えっ!・・・別に、怪我なんてしてないし・・・」


カノン

「うそ! 絶対大怪我してる!」


「・・・お前誰?」


カノン

「私は女テニのキャプテン☆ 五十嵐 カノン♪」


『女テニか・・・』


カノン

「なんか言った?」


「いや・・・別に・・・」


カノン

「まあいいから、早く怪我の手当てしないと、今保健室の鍵持ってくるから!

 今日にかぎって、保健の吉田先生居ないんだから・・・

 怪我したら自分で手当てしなさいなんて、難しいよね~(汗)・・・・」


「まあな・・・ ってか怪我たいしたことないし・・・

 俺行くわ・・・」


カノン

「だーめ! ここで待ってて! 大怪我なんだから!」


「大丈夫だよ! それに俺は今から他の部活覗きに行くんだ!」


カノン

「ばっかじゃないの! そんな大怪我放置したらもう野球できなくなるじゃん!」


「うるせーな・・・何しようが俺の勝手だろ!」


カノン

「もう! 言うこと聞きなさいよ! この、わがまま野球バカ!」


「誰がわがままじゃ! 俺は、わがままじゃないわー! って、あれあいつ

 どこいったんだ?」


カノン

「ただいま☆ 鍵取って来たんだ☆」


「えっ! 早っ!」


カノン

「まあ、これでもテニス部だから♪」


   ガチャッ


カノン

「はいっ! 開いたよ☆ 早く手当てしよ!」


「あ、ああ・・・」


   -10分後-


カノン

「はいっ! これでよし☆ まあ、応急処置だから・・・

 後で、病院行ったほうが言いと思う☆」


   ドキッ  ドキッ?って俺どうしたんだよ!

「・・・・あ、ああ」


カノン

「じゃあ♪ 私は部活に戻るから☆」


「・・・・ああ・・・ありがとな・・・」


カノン

「どーいたしまして☆ あんまり無理すんなよ♪ またねっ!」


   今思い出した・・・・

   あの時の男子は輝だったんだ・・・


「俺は、あの時からお前が好きだった・・・」


カノン

「そうだったんだ・・・」


「・・・ああ・・・だから、今五十嵐と同じクラスになれてマジで嬉しい・・・」


カノン

「私も嬉しい・・・ ねえ、私のどこが好き?」


「えっ・・・わがままなところ・・・」


カノン

「うそつき・・・ ちゃんと言ってくれなきゃ泣いちゃうよ<ニヤッ>」


「ごめんごめん か、かわいいところ・・・」


カノン

「輝・・・」


「何だよ・・・」


カノン

「大好き♪」


   Cyu・・・。


「っな・・・不意打ちかよ・・・」


カノン

「えへへ(笑)」


「バーカ・・・」


カノン

「えへ(笑)」


   ガチャッ


カノン&輝

「えっ!?・・・」



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