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collarsora  作者: ソラ
2/7

第二話 ピンクsora

   -次の日-

   ふぁー 全然眠れなかった・・・  今何時・・・?

   ・・・っわ・・・ もう6時50分!? 遅刻だー

   ・・・やばい・・・ とにかく急がないと・・・

   っ痛 そっか昨日怪我したから

   こんなに急いでるときに・・・

   とりあえず、朝練にはもう間に合わないから蒼に電話して事情を説明

   しなきゃ・・・


   ルルルルルー  ルルルルルー  ピッ


「もしもし、カノン!? 今どこに居んの?!」


カノン

「ご、ごめん・・・。 まだ家なんだ(汗)」


「っはぁ?! じゃあ部活行けないじゃん!」


カノン

「ごめんって、それがさ昨日いろいろあって、あと2週間部活できないんだよね・・・。」


「いろいろって・・・カノンまさか怪我でもしたの?」


カノン

「うっうん・・・昨日帰り道で輝に会って、一緒に野球してたんだけど・・・。

 私が石につまずいてこけちゃってさ(汗) そんで捻挫しました・・・。」


「そうだったんだ・・・大丈夫・・・じゃないか(汗) とにかく今日はゆっくり

 学校来なよ! 待ってるから!  じゃ、また学校で☆」


カノン

「うん。 いろいろと迷惑掛けてごめんね。 また学校で。」


   ブチッ  これでよし。  さて着がえるか・・・。


   -30分後-  着がえんのに30分か・・・結構時間かかるな(汗)

   しょうがないか・・・。 さっさとご飯食べて行こっと。


   -40分後-  学校到着☆


   はぁー 教室行くの嫌だな(泣) 皆になんか言われるかな(汗)

   それに私の席の後ろは輝だし・・・。  はぁー


   ッガラガラ


カノン

「おはよー」


女子みんな

「おっはよー」


男子みんな

「おーすっ」


   よしっ、みんな気づいてない☆ 後は、輝にばれないように・・・。


「よっ!」


   ドキッ


カノン

「ひ、輝  おっおはよ」


「どうしたんだよ!? 後、その右手!!」


   やっぱりバレたか・・・。


カノン

「な、なんでもない」


「そんなわけねーだろ! 顔も赤いし! 熱でもあんのか?」


カノン

「えっ!? だ、大丈夫だよ」


「ちゃんとこっち向けよ!!」


   ドキッ


カノン

「だ、大丈夫だから」


「んなわけねーよ! ちょっとこっち来い」


   ドキッ


カノン

「・・・な、なに?・・・?!?!」


   ドキッ  顔近いっ!!  おでこあたってるし・・・(照)


「熱はなさそうだけど、ますます顔赤くなってね?!」


クラスのみんな

(お前のせいだろ、お前の!!)


カノン

「・・・・。」


   バタッ・・・・・。


「おいっ、大丈夫か!? おい、しかりしろよ! おいっ・・・」



   あれっ?・・・ここは・・・


カノン

「・・・ここは・・・」


「保健室!」


カノン

「まさか、輝がここまで運んでくれたの・・・?」


「もちろん、俺が運んだ」


カノン

「ですよねー・・・あはは・・・(汗)」


『他の奴に運ばせるの嫌だったし』


カノン

「何か言った?」


「別に」


カノン

「そっか」


「・・・明日の土曜日・・・」


カノン

「明日の土曜日??」


「・・・いろいろやっちまったから、おわびにプラネタリウム見に行かね?」


カノン

「プラネタリウム?!  私プラネタリウム大好きなんだ☆」


「じゃあ行こうぜ☆」


カノン

「うん☆  行くー☆」


「明日1時に○×公園の、噴水前に集合!」


カノン

「了解☆」


「じゃ今から授業始まるから、また放課後お前の鞄持って来てやるよ」


   シャッ ・・・・。


   やったー☆ プラネタリウムー☆ 楽しみー  しかも、輝と一緒☆

   ?あれ・・・ 私もしかして・・・ 輝のこと好き?!


   -そのころの輝-

   やったぜー  これも、桜井さんのおかげだな!


   10分前のこと、五十嵐を保健室に運んだ俺は、五十嵐が目を覚ますのを

   待っていた・・・。

   桜井さんは五十嵐が心配だったらしく、保健室に来た。


「何しに来たんだよ」


「カノンが心配で来ただけよ」


「俺がいるから、大丈夫!」


「あんただから、余計心配・・・。」


「何だよそれー」


「ほんとの事じゃん さっきだって教室で・・・。 やっぱり、何でもない。」


「何だよ途中まで言っといてさ」


「ごめんごめん・・・。 おわびにいい事教えてあげる。」


「いい事って何だよ!?」


「それは・・・カノンと出かけるんだったら、プラネタリウムがいいよ」


「・・・っは!?」


「何だ・・・私はてっきり糸川はカノンが好きなんだと思った」


「バ、バカ言うなよ・・・俺は、こいつの事なんて・・・。」


「好きなくせに」


「うるっせい」


「はいはい、後は頑張って」


「大きなお世話だよ」



   これであいつが喜ぶんだったら、まあいいか。



   -放課後-

   輝は約束どうり鞄を持って来てくれた。


「ほらよ、鞄・・・。」


カノン

「ありがとう」


「・・・っと渡したいところだけど、右手怪我してるから没収!」


カノン

「えっ! 重いからいいよ」


「何言ってんの、重いから男の俺が持つんじゃん」


カノン

「ごめん・・・ ありがとう」


「・・・送ってくよ、家多分近いだろ?」


カノン

「多分ね・・・。」


「とりあえず、昨日野球してたからこっちの道か・・・家近くになったら、教えろよ」


カノン

「分かった」


   ザッ ザッ 聞こえるのは足音ぐらい・・・

   とっても静か・・・

   輝と話してなくても、なんだかドキドキする・・・

   ねえ、輝。 輝にはこの私の鼓動が聞こえていますか?


   あっという間に家・・・


カノン

「輝、今日はいろいろありがとう。  おかげで助かったよー」


「いえいえ。 じゃあ明日、忘れるなよ! じゃあな」


カノン

「大丈夫! 忘れないよ!  またね」



   あー 明日が楽しみ☆

   明日早く準備しなきゃ。 遅れたら大変だし、服も早く着なきゃ。

   ・・・ってか 服どーしよー・・・

   やっぱりスカート? ワンピ?  それとも、ジーパンとか

   ズボン系かな? うーまよう・・・。

   でも、遊園地みたいに外じゃないし・・・。

   ワンピで行くか☆ かわいいしね

   輝かわいいって思ってくれるかな・・・?


まだまだ続くので、読んでもらえたら嬉しいです。

今回は、カノンと輝の中を一気にちじめてみました。

二人の会話や動作が私のお気に入りです。

皆さんも、collarsoraの中でお気に入りの場面ができたら、

すごく嬉しいです。

これからも、頑張りますのでよろしくお願いします。

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