俺は(私は)転生した
「フレイヤ様!神は私達を助けてくれますか!」
「どうか...母上の病気を治してくれませんか...?」
「フレイヤ様!!」
「フレイヤ様!!」
「どうか...」
「どうか...」
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「将来の夢は、皆を笑顔にするようなお仕事に着きたいです!!」
小学生の頃、将来の夢を発表を授業参観でやった。母や友達の親から、
「しっかりしてるね。」
って言われたり。
先生からは、
「夢が叶うといいね。優成君はいい子だし、期待しちゃうよ。」
と言われたり。その時がいちばん輝いていた。当時の俺は本当にそのような職に着きたかったし、人を笑顔にさせるのは大好きだった。
でも、俺は歳をとる度に現実を思い知らされた。
高校でいじめを受けた。いじめを受けた俺は、顔もブサイクだったから誰も味方してくんなかった。でも、いじめた張本人は顔立ちもよく、先生からも友達からも厚い信頼を持っていたから、俺はただただ苦しいだけだった。
「夢が叶うといいね。優成君はいい子だし、期待しちゃうよ。」
先生の言葉が時々脳裏をよぎったが、俺はその夢をまるで自分で育てた花を枯らすように諦めていた。
「先生、ごめん。」
先生の笑顔が俺の胸を苦しめた。
人はクソだ。そう言ってる俺もクソだ。すぐ人に流されて偏見と、聞いた話だけで人を判断し、気に入らなければすぐ蹴落とす。人とはもう関わりたくない。
園井優成遊園地の清掃員。45歳。小太りの顔面には月のようなクレーターニキビ。朝起き、出勤、働き、夕飯を食べ、ダラダラしながら寝落ちするまで待って寝る。両親は俺がこの生活をしてる間に、他界した。
「今は彼女もいて、いい仕事に着いて人を笑顔にしているよ!」
正直話さなかった。両親に
世界は広いはずなのに、鳥籠の中にずっといるような退屈で、、、、、、、、、、、。
ふと呼んだライトノベル。
「ブスが転生して、ハーレムセックスってか。」
俺もやり直せるものならやり直したい。だらしない腹をさすって叩いた。
「母ちゃん、、父ちゃん、、、もう疲れたよ俺、、、もういいや。」
昨日ドラッグストアで買った、睡眠薬。1日2錠まで。
「今行くわ。」
錠剤をありったけ飲んだ。
俺はスマホを開いた。写真アプリの1番上。つまり、1番古い写真から見て行こうとした。
初めて家族で遊園地行った時。
入学式。
卒業式。
だんだんと目頭が熱くなる。
文化祭。
体育祭。
「母ちゃん.....!!」涙が頬を撫で始める。
ソファに座ってるだけの写真。
ブレた何が何だか分からない写真。父ちゃんが変顔していた。
「父ぢゃんん.......!!」声を荒らげ始める。
母の日。
誕生日。
「戻りたいよ……!グスっ帰りたいよ!!!」
そして、母のごはんの写真。
「うあああああああああああああ!!なんで!!??こんなに俺は頑張ってるのに!誰も近づこうとしない!何も悪いことしてないのに!!なんでこんな人生に!!!??!」
だんだんと呼吸がしにくくなってきた。走馬灯が流れ出し死を悟った。
写真のスクロールは死ぬ間際まで絶対に止めなかった。
心地いい鳥の声。春風に揺れるいい花の匂い。肌を優しく包むような風。
なんだここ天国か??
心で声を漏らした。俺は草原の上に横たわっていた。すると横から声がした。
「フレイヤ様!!?どこですか!!??フレイヤ・
ヴァルキュリア様!!?」




