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15.第12章
「彼女」と幸せなるには、
どうしたらいいだろうか?
僕は考えた。
このサイトで、
通い続ければもっと仲良くなれるのか?
画面越しの「お客さま」でしかないのだろうか?
いや違う!きっと違う!「彼女」は
僕に「助けを」求めたんだと!
この偶然の出会いは必然!
僕なら「彼女」を幸せにする、資格がある!
あの時、感じた「影」を打ち消すため、
そう自分、言い聞かせた。
「邪な」想いではない。
「彼女」幸せを願っている。
「愛」を実現ため、行動を起こす。
「勇気」を彼女はくれた。
僕の「名前を呼んでくれる」「唯一の女性」
「ありがとう」の言葉で。
「おまえに資格があるのか?」
「見てるだけのおまえに!」
「彼女を養えるか?」
「家族を幸せできるのか!」
無数の「淡々した自分」が問いただす。
僕を責める。
自身の作り出した、無限の「影」
僕の「決意」を阻む、
「答えの無い」問いに苦しんだ。
この苦しみを「彼女」に
分かち合って欲しかった。




