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14.第11章
「彼女」に対する想いは日増しに
強くなっていった。
そう日を追うごとに。
それと同時に「妄想」も膨らんだ。
「ちょっと大変」「シングルマザー」
「彼女」と「子供」と「僕」の
「3人で手を繋いで歩いている姿」
幸せそうな「家族」だった。
母は専業主婦だったが、
父は事業が忙しく、家を空けがちだった。
だから「妄想」の産物には、違いない。
でも「成長」をとげた、
僕なら「叶う」と信じた。
ネットで恋人を、いつでも探せる気がしてた
あのころのように。
最後に見た、目尻の「光」は
何だったんだろうか?
「涙」?。僕は泣いた記憶が無い。
幼いころは、手のかからない子供と言われた。
両親が他界した時も泣かなかった。
「光」は、なんだったんだろうか?
嬉しいって言ってたのに「悲しそう」な「彼女」
「ありがとう」言ってくれた「彼女」
「泣かない僕は、繋がれないのか?」
「淡々」と自身を見つめる
「冷酷な」「影」に身震いした。




