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はじめに〜できれば読んでほしい作者の話〜

こんにちは。星明です。私は今、初恋が終わった、つまり初失恋した所です。

別に告白してふられたとか、そういうのじゃないんです。自分からあきらめてしまっただけ。逃げてきただけ……。

8年間も好きだった、大事な大事な幼馴染みでした。もちろん今も大事なことに変わりはありませんが、恋愛対象からははずれました。

今思うと、本当は好きなんかじゃなかったのかもしれない。「幼馴染み」という関係がうれしくて、ずっといっしょにいられる気がしただけなのかもしれない。


8年という年数……「1ヶ月前に会ったのに、今は結婚したいくらい好き」なんていう恋もあれば、「10年、20年前からずっと一途に想っている」っていうとてつもないスケールの恋もある。

でも、私はどちらでもない。8年…ハンパな年月だ。それに、「一途にずっと」というわけでもなかった。

少しの間キライになったり、別の人が気になったり。それでも“アイツ”に戻ってしまうんだ。

だから「8年」は正確な数字ではない。もちろん、好きになったときは迷いもなく大好きだった。

他の人なんて考えられなかった。一目惚れで、一緒にいるうちに、「これからもいっしょにいたい」と思った。

今では全てが過去形になってしまう。もう終わった片思い。

きっと、これは幸せへの道にある、小さな段差に過ぎないだろう。ここでつまずくわけにはいかないんだ。これからもっと荒れた道に出合うから。人間の汚いところに直面するだろう。

完全に身の上話になってしまい、申し訳ない。



人生には、誰も気づかないようなドラマが至る所に隠されている。

それは、何よりも自分を教えてくれるもの。

これから始まるのは、そんな人生の小さなドラマを引っ張り出して、おおげさっぽく書いてみたもの。

「この話があなたの人生のヒントになれば……。」「この話であなたの心のおもりをひとつでも私のもとへ落とすことができたら」「あなたの人生に少しでも笑顔がふえれば」

『私の想いがあなたに届いたら……。』そんなコトを考えながら書く短編集。どうか楽しんで、涙してください。


私はあなたの「大切なひと」になりたい。


                                 H20.04 星明

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