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儚げに……

作者:夜燐
あぁ……また、今年もやってきたんだねって思った。
葉の無い茶色の枝だけの木にちらほら白のような白桃色の蕾が見えたから。

すぐに終わってしまう儚げな桜の時期がやってきたんだ。

蕾達は明日もしくは明後日には一斉に咲き誇ることだろう。

夢を抱え大きく成長し世の中へ旅立つ新社会人を祝うように……

大きな希望を育て、育むために初めての集団生活へ踏み込む幼い子供達を励ますように……

いつかまたこの桜の下で夢を叶えて必ずと誓い別れた初々しい少年少女を見守るように……

それらを見届ければ風に吹かれ早々に散り行く花。
風に巻き上げられ多くの花びらが空を舞い明るい未来を見据えるものに降りゆく……

2日後……
やはり桜は満開に咲き誇る。月を背負ってより妖艶に美しく咲き誇る。
満開の桜がはらりはらりと花びらを落とす様子はなんて美しくて儚くて……
1年に1度の晴れ舞台。

まるで人の人生のようだ。

自らが晴れ舞台の中心に立っていられるのはほんのひと握りの人達を除いて短い期間だけ。

有能な人に自分は落とされその立場から散っていく……

チャンスなんて下積みをどれだけしなくてはいけないのだろうかという長い期間を要する。

桜と同じだ。
でも、桜ほど咲き誇って潔く散れない……

満月を背負った満開の桜を自分と重ねて絶望に陥る。
足掻くことも散ることにすらも根性がない自分は情けない……

桜を見ていた目をそっと塞ぐ手があった。

いいんだよ、君は桜ではないし人なのだから。
いいんだよ、情けないのが人間の証拠なのだから……
この時期が来る度に気にすることではない。

その手に縋って僕は声を押し殺し泣く。

しばらく経てばその手が、その存在が無いことに気がつく。
目の前の桜は全ての花びらを散らせ葉桜へ変わろうとしていた……
ん〜……なんか思いついたのにしっくりこない……。

地味に更新かけながら完成させます(笑)

たまには覗いてくださいな!

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