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自分の意思とは無関係に上下する乗り物が怖い
タイトルだけ見ると何事かと思われそうですが、非常に一般的で身近なものの話です。
わたしの三大苦手なもののひとつが、ジェットコースターです(ちなみにあとふたつは地震と虫です)。下降するときの、フワッと浮かびそうになる感覚が大の苦手なんです。どうも昔からこの「自分の意思とは無関係に上下する」ものに弱いようで、じつは幼児のときはすべり台やブランコでさえ怖くてろくに遊べませんでした。今でもあまり得意ではないです。飛行機やエレベータはもちろん、他人に運転してもらっている自動車で坂を上り下りするときでさえ、緊張します。
ときどきジェットコースター嫌い=高所恐怖症と決めつけられることがあるのですが、高いところは特別苦手なほうではありません。高いけれど動かないものや、自発的に高いところに登るのは、得意ではないものの、普通の人と同程度かそれ以下の怖がり具合です。当たり前な人にとっては当たり前な話なんですが、怖くない人にとってはこの違いは理解しがたいもののようです。