不死の女神×2
長くお休みしてしまい、申し訳ありませんでした!
リアルの方が取り敢えず落ち着きましたのでまた毎日更新を頑張りたいと思います!
よろしかったらお付き合いくださいっ!
「イズンちゃん。私の話、わかってもらえたかしら?」
にっこりと微笑む母性愛の神。
「はははいっ!わわわわかってますぅ!!ごめんなさいでしたっっ!」
涙目でそう叫ぶ常若の神。
幼女の前に正座する少女という光景は中々異常な光景だった。
というか、まあ、それは見た目だけの話なのだけれど。
実際には怒っている側のフリッグは数万年を生きているらしいし、怒られ涙目の方のイズンはたった124年しか生きていないらしい。
まあ、立場に差は出るよな。
あれから、イズンはフリッグに数時間に及ぶ説教を頂いていた。俺とリコはそれを見守っていたわけだが、彼女の聖獣達も動かなかったのは意外だった。普通、主を弁護したりするもんじゃねぇのか?
「ふふふ。たまにはこってり怒られてしまえばいいのです、歌姫」
眼鏡男子がとなりで悪い笑みを浮かべている。全然忠誠心とかねぇな?
「……ま、まあ、自業自得…なのでしょうね」
そのさらにとなりでは角の生えた美女が引きつった笑を浮かべていた。
少しイズンを気の毒に思ったのは秘密である。
「んにゃあ…全然今後の話とやらができにゃいにゃ…」
三人は説教の間に目を覚ましていた。そして、事態の説明もとっくに済ませて、現在は神々の話待ちなのだ。
「大体ね、あなたは横暴なところがあるわ。主要神だからって偉そばっていちゃダメなのよ。全ての者に加護を与える気持ちでいなさい」
「けどけど!フリッグ大先輩の加護持ちは現在一人もいないじゃないですか!」
「口答えしないの!そう言うあなただって数える程しかいないじゃない!」
「それでもゼロじゃないですもん!」
何故か口喧嘩が始まってしまった。もういい、放っておこう。
「ルイードさん、実は、ルシウスに連絡を取っていたのですが、」
退室していたリコが入ってきた。ルシウス?
ああ、愚王か。
「うん?なんて連絡したんだ?」
えっと、とリコは視線を少し上にして頤に指を当てる。
ーーうーん、なんて言いますか…
『あ、通信成功ですね?ルシウス?』
『ああ。何の用だ?俺は今、それなりに忙しーー』
『あなたの都合は聞いていません。実は、私たちのパーティーメンバーのうち2人が襲われ、2人が死ぬ騒動となりました。襲われた2人は未だ狙わらる存在です。そこで、保護してください』
『…は?えっと…狙われるってんなら、まあ、王として保護はしてやりたいが…俺が直接ってのは少し問題が…』
『保護してください』
『いや、わかってる。だから、部下に言って対応させーー』
『ルシウス。私はあなたに言っています。信頼できるのはあなただけなのです。合言葉として、何か言ってください』
『ああ、俺の都合は御構い無しなんだな…』
『最初にそう言いましたが?』
『いや、お前に常識を求めた俺が間違っていたよ』
『失礼ですね?狙われているのはフレイアさんですよ。フレイアさんに、ルシウスが保護を渋っていたと報告してもいいのですよ』
『それはやめてくれ。彼女は、正直怖いんだ』
『賢明なご判断です』
『ただし、こちらにも色々と事情はある。それは俺の都合じゃなくて、国の都合だ。これには配慮して欲しい』
『仕方が無いですね…では、合言葉は?』
『では、猫姫で』
『…猫姫?参考までに問いますが、なぜです?』
『ちょうど、今目の前に資料があるからだ』
…ルシウスの声は少しうんざりとしていましたね…ありのままを話すのはためらわれます……
「保護を求めてみたのです。無事に了承させたので、私たちは央都へ向かいましょう」
「断る」
「はい、そうで……はい?」
俺の即答に、絶対に肯定されると思っていた様子のリコは目を見開いてこちらを向いた。なので、もう一度言う。
「断る。俺は央都には行かない」
「ど、どうしてですか!?」
リコが叫び、喧嘩中の神を含め全員がこちらを向いた。それにも気づかずにリコは続ける。
「保護してもらったら当然ですが安全性が増します!絶対にしてもらうべきなんですよ!?」
「嫌だ!何があっても央都には行かない!お前らだけで行ってくれ!」
「私たちだけにゃら保護してもらう必要はにゃいにゃ」
『だが、これ以上姫を危険には晒せにゃい。私とノアはどっちみち央都へ行かにゃければにゃらにゃいにゃ。お前らもついて来い』
反対を続ける俺に猫猫達も意見して来た。もちろん、ここにいるよりも安全性が増すのは重々承知なのだが……
「なんだ、向こうに会いたくないやつでもいるのか」
ウンディーネが冷静にそう判断して言ってきた。その声は何処と無く楽しげだ。
「ああ、まあな。あそこには会いたくない奴らが五万といる」
「ご、五万?!」
「比喩表現だぞ?」
そんなバカな会話も交わしつつ、俺は央都行きを否定し続けていた。しかし、
「それなら、君だけここにいるといいよ。私たちが言いにきた今後のことなんだけどね?君とアクアちゃんには別行動をしてもらいたいんだよ」
正座をしているイズンがからかうような顔をでそう言ってきた。
「…な、何でだよ?」
取り敢えず、俺たちは神の意見を聞くことにしたのだ。
イズンとルイードがバカな言い合いをしていた頃、塔の最上階の端のあたりに置かれた一隻の船の前に問題の2人がいた。
「……」
「……」
碧と碧の瞳が交差するが、お互いに何も言わないと言う、なかなか居心地の悪い空気が出来上がっていた。
(……ヤバイなぁ)
金の髪をした方、不死の女神フレイアが困ったような表情で目の前の少女、アクアを見る。アクアはフレイアを見ているようで、その瞳には何も映していなかった。
「…初めまして、私。夢では度々会っているよね?」
「…そうですね…」
「……」
「……」
「えっと…今回の件、どう思ってる?」
「……」
問うと、ピクリと肩を動かした。そして、焦点があっていなかった瞳が動き、フレイアの姿を捉える。
「…私が……」
「……」
「…死ねばよかったんです…」
「……」
気づかれないようにそっとため息を漏らした。
(…やっぱりか)
薄々、フレイアにはわかっていた。アクアがそう感じているであろうことも、何を考えているかも。
「自分が捕まっておけば、みんな無事だったって思ってる?」
「……」
アクアは困ったように視線を揺らす。フレイアはにっこりと微笑みかけて言う。
「それは、間違いだよね?あいつはそんなに優しくないから、あなたが簡単に捕まれば、今度はあなた用のおもちゃとして残りのメンバーを捕まえてたよ。同じこと、だと私は思うけれど」
「…それは、違うと思う。同じにはなんないよ」
「…どうして?」
フレイアは、しゃがんで、アクアと視線を合わせて問う。もちろん、微笑みは絶やさない。
「…私が大人しく捕まっておけば、少なくともルイードに目をつけられることはなかった。白愛が快調なら、勝てなくとも死んでしまうことはなかった。私が魔法を使えたら一時的に夜にも出来たし、浄化の光だって使えた。全員が快調なら、勝てたのかもしれない」
「……」
それは、正論だが、あくまでもしもの話だった。それに、捕まればきっと魔法は使わせてくれないし、白愛も遅いか早いかの違いだっただろう。ロキは仮にも主要神だ。白虎と麒麟の危険性を知らないはずがない。それを放っておくほど、あの男は無能ではなかったはずだ。だから、やはりおもちゃにされるか、殺されるか。この2択だったと思う。
(けれど、それを説明しても、今のこの子じゃ、理解できないかな)
虚ろな目をして頭をあまり使えていない、幼い子にする話にしては難しすぎる気がした。
「あまり、自分を責めちゃダメだよ?2人も悲しむよ?きっと」
「……」
アクアの視線が隣の船の中に向けられた。
船には白愛と麗麟が寝かされている。
この世界での葬儀とは、船に乗せて海へ流すことを言う。その船で冥界へ行くのだ。だから、船に手を出すものはいない。冥界の王に嫌われたくないし、それに乗っているのは遺体だと知っているからだ。
「…そうかもしれない。守ってもらった命を無駄には出来ない…ね」
「うん!そうだよ」
その台詞を聞いて、フレイアは安堵の表情を浮かべる。そしてそっとアクアの小さな身体を抱きしめた。
「あなたは、私の二の舞になっちゃいけないわ…」
細くて、華奢で、壊れてしまいそうな身体だが、確かな温かみがある。生きている何よりの証拠だった。フレイアはそれを噛みしめるように抱きしめ続け、頭を撫で続けた。
「どういう意味、ですか?」
やがて、少し首を傾げてアクアが問う。
「話してあげる。二千年前の、私の失敗。私は今回は成功しに来たの。だから、あなたを守って見せる」
「……」
「とりあえず、あなたの安全が確保されてからね」
「…うん」
耳元で、その返事を聞きながら、フレイアは
ああ、生きているんだな、私も、なんて思っていた。
「君がアクアちゃんをさらうからでしょ?」
「はぁ?だから、さらわねぇって」
「君にその意思があっても、ロキが操作をすればどうしようもないんだよ。それとも、抵抗できる自信があるの?」
「……」
神二人の話しは、正しかった。故に、何も言えない。
2人の言い分は、俺がロキに使われてアクアをさらうというもの。それに、もし仮に俺が抵抗できると言ったところで、2人はまた別のことを指摘するだけだろう。
俺の視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触感、全ての感覚情報及びその記憶をロキは全て把握しているのだ。アクアの現在地を教えるのは確かに危険極まりない。これを指摘されれば、俺は何も言い返せない。
今話していた央都に行く話だって、ロキはすでに掴んでいるのだから。
「君自身、狙われているんだけどね?君の場合、自分で向かわせることが出来るから、自分で来させるついでにアクアちゃんを連れて来させるつもりだと思うんだよね」
イズンは確信を持ったような顔で言う。
初めにこいつが言っていたように、俺は今、アクアを助けるどころか危機に晒すことしかできないようだ。
悔しいどころの騒ぎじゃない。俺の心境は今、大荒れもいいとこだった。
「あなたもちゃんと守るわ。神の護衛は付けておく。けれど、難しいと思うのよ。何せ、相手は仮にも主要神だからね。普通の神なら楽だったんだけど」
「……」
俺が黙っていると、パーティーメンバーから気遣わしげな目を向けられた。
そうか、俺が何されたか、こいつらはまだ知らないんだった。
今更、そんなことに気づくということは、やはり冷静ではなかったのだろう。
「…支配系の呪にかかったんだにゃ?……残念にゃがら、私にも解呪は無理みたいにゃ」
しかし、ノアは説明せずともすぐに状況を把握し、解析を行ってくれたらしい。しかし、無理のようだ。まあ、わかっていたさ、そこまでの気落ちはしない。
だから、耳と尻尾を力なく垂らすなよ、そんな姿を見る方が辛い。
『私が食ってやることもできないらしい。悪いな、小僧』
「いや、ありがとう、ノアさん、ノトさん」
聖獣への転変を行っている、闇属性魔力の塊みたいなノトは呪いや毒を食べることができる。しかし、これは食べれないらしい。
「…あら?気づかなかったけど、猫姫?」
その時、フリッグが首を傾げながらノアを見た。ノアも暫く考えて、目を見開いて答える。
「もしかして、フリッグさん!?えっ?若返ってませんか!?」
その反応にフリッグが苦笑してから答える。その説明によると、イズンが生み出すリンゴを食べて幼くなってしまったらしい。
ノアとフリッグがかつて戦ったとき、既に全盛期ではなかったが、現在はそれよりも幼い、と。それなら、ノアが驚くのも当然か。俺の心境的には、もはや神々が何をしても驚かないが。
「久しぶりね……まさか、あなたがいて負けてるなんて…」
フリッグの驚いたような台詞に今度はノアが苦笑する。
「残念にゃが、それは過大評価にゃ。実は、夢遊病を発動させるための詠唱中にやられたにゃ……チーム編成に問題があったことは、重々承知だったのだから、これは完全にゃる敗北にゃ…」
チーム編成…前衛が白愛しかいなかったことか。しかも、負傷していた。
富白と白愛は実力が似通っていたらしいから、もし、全力で相手できていたなら、と考えても仕方が無いか。
「…確かに、夢遊病を発動すれば、主要神に入ってておかしくない程の実力だけれど…あなたなら、近接戦闘もできたでしょう?それでも普通の神なら圧倒できたはずよ?」
フリッグが怪訝そうに言うが……
ノアさんって、そんな実力者なのか!?
「…あいつ相手に近接戦闘はしたくにゃいにゃ…なんか、触られたくないのよね」
え?え??ええ??
両腕で身体を抱くようにして本気で嫌そうな顔をしているけど、ノアさん、後半にゃを言うの忘れてるぞ?!キャラ作りだったのか?!
「…ああ、あなたなら狙われてもおかしくは…ないのかしら?」
フリッグも同意のようだ…って、ちょっと待て。
「あいつ、男色じゃないのか?」
俺の発言にまたもや皆の視線が集まる。神2人はあー、そうだねーと言った顔、パーティーメンバー達はえ?何されたらそう思うの?という顔。
地雷のようだ。
「あいつはバイなのよ。男でも、女でも、美しかったら何でもいいのよ。まあ、基本は女が好きかな」
「…お、女の方が好きなんだ……」
なら、リコに目をつけろよ、十分美しいだろうよ。
と、思った俺を誰が責められよう。
あれは、結構な恐怖体験だったんだぜ?
ーーなら、今度はもっと怖がらせてやろう。
不意に、そんな声が頭に響いてきた。
「っ?!」
一瞬確かに感じた、あいつの気配。しかし、現在は感じない。無視を決め込むべきだろうか…。
「まあ、触られたくにゃい以外に日光の影響もあったよにゃ。本当、色々にゃ要因が私たちに不利ににゃるように働いてたにゃ…」
「ああ、じゃあ、ロキも一応本気だったのね」
ノアの言葉にフリッグが納得顏をする。
どういうことだ?
「あいつのオリジナル魔法、絶対有利を使っていたんでしょう。様々な要因操作を自然に行う、ズル過ぎる魔法よ」
その効果は名前だけで非常によく伝わってきた。
そして、確信できたのだ。
あ、俺、あいつに捕まるわー……。
「…何の話…?」
そのとき、アクアがフレイアに手を引かれて入ってきた。
さっきよりは表情がある。人間らしい顔だ。俺はそれにホッとした。
「…あ、さっきの会議、覚えていないのね?あのね、アクア。ルイードくんはロキに見初められて、あなたと同じく、追われているんだよ」
「…み?見初め?」
フレイアの説明に、アクアは頤に手を添えて首を傾げた。
なんて説明してくれてんだ。見初められてねぇよ。目をつけられてんだよ。
「ルイードくん。悪いけど、央都へは一緒に行ってくれるかな?」
困惑するアクアを放置してフレイアが優雅に俺の方を向いて言った。
「えっ…なんでですか?」
「うん、実はね…」
言いながら俺の側に来て、皆から背を向ける。どうやら内緒話があるらしい。
「フレイアの精神状態があんまりよくないの。今のあの子を慰められるのは君だけじゃないかな?さっきまでの今にも自殺しそうな感じは、まあ、魔法との併用で何とか持ち直させたけれど、それも長くは持たないのよ」
「えっ?!フレイア、そんな状態だったんですか?!」
確かに放心してて、平常な精神状態ではないだろうとは思っていたが、そこまで深刻なのは予想外だった。
フレイアさんは苦笑しながら、教師が生徒に言うように語りかけてくる。
「あの子も幼いからね。思考能力や精神年齢は私との同化で大人になっているように見えるけれど、本当のところまでは変えられない。それとね、一緒に行って欲しいのには、君にも理由があるのよ」
「?なんですか?」
フレイアは、あまり気分の良くない話だと思うけれど、と前置きしてから、
「君はロキと繋がってるでしょ?多分、フリッグたちから散々言われていると思うけれど、それは、危険を齎すだけじゃないわ」
「…ああ、囮ですか?」
フレイアは我が意を得たり、と言った顔で微笑んだ。
「もちろん、君のことは全力で守る。ただ、アクアを襲われると、君を殺さなくちゃいけなくなるから、別で過ごしてもらうことになると思う。会うのも控えて欲しい」
「それなら、俺はこっちに残っても一緒ですよね?」
「いいえ。ここに残られると、神々にお願いするしかなくなる…つまり、私やお兄ちゃんが助けに来れなくなるの。流石にこの意味、わかるよね?」
俺は黙って頷いた。
フレイアやフレイが来れなくなる。それはつまり、戦力の大幅ダウンを意味する。主要神相手に普通の神じゃ、歯が立たないのだ。
「私一人でも、遅れをとらない自信はある。幸い、お兄ちゃんも少しの間はここに入れるみたいだし、あなたのことも気に入ってるみたいだし、お兄ちゃんにここをお願いするのもいいでしょう。だけど、お兄ちゃんは仕事を放ってここに来ているから、そんなに長くはいられないんだよ。そのときを狙われたら、守れないよ。幸いなことに、ここに1人、暇な元主要神がいるんだからさ、ここは私が駆けつけられる距離で過ごすのが懸命なんじゃないかな?」
暇なのかどうかは知らないが、フリッグやイズンたちの対応から見て、フレイアが少なくとも今は主要神じゃないのは本当なんだろう。それでも、それ並みの力があることは、よく知っている。
「…わかりました。央都に行きます…」
そう俺が言うのを見ると、フレイアは満足気に微笑んだ。
その後、麗麟と白愛の葬儀を行った。
フレイアは最後の最後まで涙を流さなかった。
フリッグは一度帰ると神々を引き連れて空へと向かい、イズン、フレイア、フレイが俺たちの護衛を担当してくれることになった。
そして、央都に向かうことになったのだが…
「聖獣の数が足りないわ…」
今いる聖獣は富白、麗麒、ノト、偉澤、ユニズの5人だ。
ノトは大きさ的にノアしか無理だし、偉澤は転変しても獣にはならないと言い出すし、富白も麗麒もユニズも、それぞれ2人が限界だという。
「しょうがねぇな。主人とフレイア2人乗せるよ!」
と、富白が提案し、
「君たち2人は私の背に乗りますか?」
と、俺とリコに言ってくれたから解決したと思ったのだが…
「待って、偉澤。あなた、男でしょう?」
「おい、ユニズ。こんな時まで男は乗せないとか、言うんじゃねえだろうな?」
「もう、さっさとしてよ…」
イズンのとこの三人はまだ遊んでいるようだった。
何はともあれ、俺たちは央都に向かって行った。
…こっちで章を終えた方が良さそうですね?
と、言うわけで次回からは新章央都編ですっ!
乞うご期待っ!
…なんちゃって、あんまり期待されると辛いかもww




