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いきる、なう  作者: ねこうさぎ
再会と別れ
65/157

会話だけの日

少しの空き時間に書いていたものです

読まなくても本編に関わりはないので大丈夫です。

フレイア→フ ルイード→ル リコ→リ

白愛→白 麗麟→麗 ウンディーネ→ウ

ノト→ノ『』 ノア→ノ

フレイ→フ2


リ「今日は喋りましょう!」

ル「は?リコ?いきなりなんだよ?」

フ「リコはいつでもいきなりね」

リ「けどけど、最近毎日クエしてたじゃないですか!たまには良くないですか?」

白「私はさんせー!主上、たまにはそうして過ごしましょー?」

麗「私も賛成です。主上、最近お疲れじゃないですか?」

フ「え?別に違うけれど…そうね、たまにはそれもいいかもね」

リ「では、ガールズトークということで、恋バナでもしますかっ!」

フ・ル「ブッ!ゴホゴホッ…」

麗「ど、どうしたんですか?!主上?!」

フレイア「何でもないわ……どうして恋バナ?」

リ「え?ダメですか?」

ル「恋バナ…それよりも、ガールズトークって、それなら、俺は不参加ってこと……」

全員「何言ってるの?参加に決まっているでしょ?」

ル「……………ですよね〜…」

フ「んー、けど、話す事って、あまりないわねぇ」

リ「ありますよっ!……フレイアさんはルイードさんのこーー」

ル「黙れバカ」

フ「?何?」

白・麗「気にしなくていいですよ、主上」

ウ「ふぁ……ん?なんだ、みんな集まって?今日はクエストしないのか?」

フ「あ、おはよう。なんか、今日はお喋りの日らしくて…」

ウ「お喋りの日?…リコが言い出しっぺか」

リ「何故ばれているんですか…」

ル「行動予測が簡単なやつなんだな」

フ「リコくらい予測が簡単な人もいないわよ。ウンディーネ、とりあえず、座ったら?」

ウ「ああ、そうしようか……ん?ノアとノトはどうした?」

フ「朝から元気に遊びに行ったわよ。今頃、裏の森じゃないかしら?」

ウ「ははっ!猫猫は本当に元気だな。けど、あいつらを放っておいてこれをしていると、あとで苦情を言われるんじゃないか?呼んでくるよ」

フ「あら、それもそうね。お願いするわ」

白「私も師匠を迎えて行く〜!行ってきていいですか?」

フ「もちろん、ノトは手がかかるからね」

ウ「助かるよ。ノトは少し苦手なんだ」

麗「では、白愛がいない間、私がしっかり主上の警護をしないといけないですね」

フ「それはいいけれど、そんなに強く抱き締められると苦しいわ…」

ル「本当にお前らは仲良いな」

リ「では、私たちも仲良く……」

ル「断る」

フ「………」

麗「あぅ…主上、魔力の漏れが激しいです…怒りを鎮めないと、暴発しますよ?」

フ「ん、それは不味いわね……んー、難しい…」

ル「暴発……俺の家っていつでも壊滅の危機に瀕しているよな…」

リ「基本的にそれに晒しているのはフレイアさんだけですが…あ、いや、ノアさんとノトさんもですね」

ノ『失礼にゃね。そこの神や姫と違って魔力操作くらいしてるにゃ』

フ・ノ「ん?喧嘩売ってるの?」

ル「…なんで買う気満々なんだよ…」

白「主上、お手伝いできませんっ!師匠側なので…」

フ「えー…じゃあ、前衛はノアに任せるわ」

ノ「ええっ!?フレイアちゃん?!それは無理なご相談にゃ!!ノトと近接戦闘とか、自殺行為にゃ!」

ノ『はっはっはー!そんなに震えるにゃ、姫。厳しく近接戦闘の指導をしてやるよ』

ノ「いっつも厳しいにゃ!!これ以上されたら、本当に死んじゃうにゃん!」

フ「さて、どこまで話したかしら?」

ウ「さらっと話を変えるな、フレイア。恋バナか…前に、私を振ったやつはすでにこの世にいないからな…」

フ「ウンディーネ?それは恋バナじゃなくて本怖だわ」

ル「振られたぐらいで人殺すなよ…」

ウ「振られたくらいっ?お前、今、私に振られたくらいって言ったのか」

ル「……」

フ「……」

ウ「……」

ル「ごめんなさい!」

ウ「………仕方が無い、今回だけは見逃してやろう」

ル「あざーっす!」

フ「…ほっ。じゃあ、話を戻しましょ。好きな人の話をするの?」

ル「っ!フレイア、お前好きな人いるのか?!」

フ「残念だけれど、いないわ」

麗「私は主上がだーいすきですよ!」

白「あからさまにホッとした顔しないでよ、ルイード」

ル「……」

フ「ん?2人、何の話してるの?」

白「なーんでもないですよー!」

リ「…そう言えば、麗麟さんはどうしてそんなにフレイアさんが好きなんですか?」

麗「それは、もちろんあの時の主上がカッコよかったからです。あの、お怒りの表情の凛々しさと、私に手を差し伸べてくださった時の優しい笑顔……私は一生忘れません!」

フ「…どうしよう、記憶ないけど、めっちゃ恥ずかしいわ…」

ル「…どんな出会い方だったんだよ…」

リ「麗麟さんは予想外にハードな人生を歩んできたんですね?」

麗「いえ、そうでもありませんよ。私は幼い頃に主上に助けて頂いていたので、辛かったのは最初の数年だけです」

白「ちょっと待って?私、麗麟と主上がそんな出会い方してるって知らなかった!!」

麗「それはそうよ。話していないからね?」

リ「詳しく聞かせてくれたりとかは…」

フ2「やめてくれ、俺とフレイアの黒歴史なんだ…」

フ「あれ?お兄ちゃん…どうしたの?」

フ2「最近この近くで働いてるから、休憩」

ル「すごく自然な流れでフレイアを抱かないでくれるか?それと、急に入ってくるな、鍵どうした?」

フ2「俺の前に鍵なんてねえな」

フ「つまり、壊したってことよね?」

リ「そんなことより、黒歴史って、何があったんですか?」

麗「あ、あのあと、叱られてましたもんね。…けど、適当に受け流してたじゃないですか?」

フ2「あの後が大変だったんだよ。フレイアが泣いて泣いて…俺は慰めただけだけどさ」

ル「……慰めただけ?」

フ2「…フッ、ルイード、そんなことを詮索するんじゃねえよ」

フ3「何嘘ついてるの?私はフリッグに泣かされはしたけれど、お兄ちゃんとは何もしていないでしょう?」

ル「…だから、さらっと入ってくんなって…」

フ2.3「私・俺に常識を求めないでくれる?」

フ「やだ、この2人と同一視しないでよ、ルイード」

ル「…あ、う、うん。してないよ(棒読み)」

フ「……(ジト目)」

麗「主上、お久しぶりです」

白「主上、愛してます」

フ3「久しぶりね!麗麟、白愛」

ウ「あ、愛してるはスルーの方向なんだな」

フ「あら?そう言えば、麗麟と白愛は私と彼女、どっちが好きなの?」

白麗「……」

リ「白愛さんはどう言った部分で好きなんですか?」

白「えっ!?…わ、私の全てを受け入れてくれるところ…が好きなの。始めてあった時からずっと…」

フ2.3「ああ、黒歴史再び…」

フ「どうしてそんなに黒歴史の割合が高いのよ…ああ、思い出したくない…」

ル「…ああ、これ、どうやって落とすんだよ」

ノ「頑張れ!」

ノ『ドンマイ』

ル「おう、ありがと」


こうして、世界樹(ユグドラシル)の休日は過ぎて行った…

気が向くか、リクがあったらまた書くかもです。


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