会話だけの日
少しの空き時間に書いていたものです
読まなくても本編に関わりはないので大丈夫です。
フレイア→フ ルイード→ル リコ→リ
白愛→白 麗麟→麗 ウンディーネ→ウ
ノト→ノ『』 ノア→ノ
フレイ→フ2
リ「今日は喋りましょう!」
ル「は?リコ?いきなりなんだよ?」
フ「リコはいつでもいきなりね」
リ「けどけど、最近毎日クエしてたじゃないですか!たまには良くないですか?」
白「私はさんせー!主上、たまにはそうして過ごしましょー?」
麗「私も賛成です。主上、最近お疲れじゃないですか?」
フ「え?別に違うけれど…そうね、たまにはそれもいいかもね」
リ「では、ガールズトークということで、恋バナでもしますかっ!」
フ・ル「ブッ!ゴホゴホッ…」
麗「ど、どうしたんですか?!主上?!」
フレイア「何でもないわ……どうして恋バナ?」
リ「え?ダメですか?」
ル「恋バナ…それよりも、ガールズトークって、それなら、俺は不参加ってこと……」
全員「何言ってるの?参加に決まっているでしょ?」
ル「……………ですよね〜…」
フ「んー、けど、話す事って、あまりないわねぇ」
リ「ありますよっ!……フレイアさんはルイードさんのこーー」
ル「黙れバカ」
フ「?何?」
白・麗「気にしなくていいですよ、主上」
ウ「ふぁ……ん?なんだ、みんな集まって?今日はクエストしないのか?」
フ「あ、おはよう。なんか、今日はお喋りの日らしくて…」
ウ「お喋りの日?…リコが言い出しっぺか」
リ「何故ばれているんですか…」
ル「行動予測が簡単なやつなんだな」
フ「リコくらい予測が簡単な人もいないわよ。ウンディーネ、とりあえず、座ったら?」
ウ「ああ、そうしようか……ん?ノアとノトはどうした?」
フ「朝から元気に遊びに行ったわよ。今頃、裏の森じゃないかしら?」
ウ「ははっ!猫猫は本当に元気だな。けど、あいつらを放っておいてこれをしていると、あとで苦情を言われるんじゃないか?呼んでくるよ」
フ「あら、それもそうね。お願いするわ」
白「私も師匠を迎えて行く〜!行ってきていいですか?」
フ「もちろん、ノトは手がかかるからね」
ウ「助かるよ。ノトは少し苦手なんだ」
麗「では、白愛がいない間、私がしっかり主上の警護をしないといけないですね」
フ「それはいいけれど、そんなに強く抱き締められると苦しいわ…」
ル「本当にお前らは仲良いな」
リ「では、私たちも仲良く……」
ル「断る」
フ「………」
麗「あぅ…主上、魔力の漏れが激しいです…怒りを鎮めないと、暴発しますよ?」
フ「ん、それは不味いわね……んー、難しい…」
ル「暴発……俺の家っていつでも壊滅の危機に瀕しているよな…」
リ「基本的にそれに晒しているのはフレイアさんだけですが…あ、いや、ノアさんとノトさんもですね」
ノ『失礼にゃね。そこの神や姫と違って魔力操作くらいしてるにゃ』
フ・ノ「ん?喧嘩売ってるの?」
ル「…なんで買う気満々なんだよ…」
白「主上、お手伝いできませんっ!師匠側なので…」
フ「えー…じゃあ、前衛はノアに任せるわ」
ノ「ええっ!?フレイアちゃん?!それは無理なご相談にゃ!!ノトと近接戦闘とか、自殺行為にゃ!」
ノ『はっはっはー!そんなに震えるにゃ、姫。厳しく近接戦闘の指導をしてやるよ』
ノ「いっつも厳しいにゃ!!これ以上されたら、本当に死んじゃうにゃん!」
フ「さて、どこまで話したかしら?」
ウ「さらっと話を変えるな、フレイア。恋バナか…前に、私を振ったやつはすでにこの世にいないからな…」
フ「ウンディーネ?それは恋バナじゃなくて本怖だわ」
ル「振られたぐらいで人殺すなよ…」
ウ「振られたくらいっ?お前、今、私に振られたくらいって言ったのか」
ル「……」
フ「……」
ウ「……」
ル「ごめんなさい!」
ウ「………仕方が無い、今回だけは見逃してやろう」
ル「あざーっす!」
フ「…ほっ。じゃあ、話を戻しましょ。好きな人の話をするの?」
ル「っ!フレイア、お前好きな人いるのか?!」
フ「残念だけれど、いないわ」
麗「私は主上がだーいすきですよ!」
白「あからさまにホッとした顔しないでよ、ルイード」
ル「……」
フ「ん?2人、何の話してるの?」
白「なーんでもないですよー!」
リ「…そう言えば、麗麟さんはどうしてそんなにフレイアさんが好きなんですか?」
麗「それは、もちろんあの時の主上がカッコよかったからです。あの、お怒りの表情の凛々しさと、私に手を差し伸べてくださった時の優しい笑顔……私は一生忘れません!」
フ「…どうしよう、記憶ないけど、めっちゃ恥ずかしいわ…」
ル「…どんな出会い方だったんだよ…」
リ「麗麟さんは予想外にハードな人生を歩んできたんですね?」
麗「いえ、そうでもありませんよ。私は幼い頃に主上に助けて頂いていたので、辛かったのは最初の数年だけです」
白「ちょっと待って?私、麗麟と主上がそんな出会い方してるって知らなかった!!」
麗「それはそうよ。話していないからね?」
リ「詳しく聞かせてくれたりとかは…」
フ2「やめてくれ、俺とフレイアの黒歴史なんだ…」
フ「あれ?お兄ちゃん…どうしたの?」
フ2「最近この近くで働いてるから、休憩」
ル「すごく自然な流れでフレイアを抱かないでくれるか?それと、急に入ってくるな、鍵どうした?」
フ2「俺の前に鍵なんてねえな」
フ「つまり、壊したってことよね?」
リ「そんなことより、黒歴史って、何があったんですか?」
麗「あ、あのあと、叱られてましたもんね。…けど、適当に受け流してたじゃないですか?」
フ2「あの後が大変だったんだよ。フレイアが泣いて泣いて…俺は慰めただけだけどさ」
ル「……慰めただけ?」
フ2「…フッ、ルイード、そんなことを詮索するんじゃねえよ」
フ3「何嘘ついてるの?私はフリッグに泣かされはしたけれど、お兄ちゃんとは何もしていないでしょう?」
ル「…だから、さらっと入ってくんなって…」
フ2.3「私・俺に常識を求めないでくれる?」
フ「やだ、この2人と同一視しないでよ、ルイード」
ル「…あ、う、うん。してないよ(棒読み)」
フ「……(ジト目)」
麗「主上、お久しぶりです」
白「主上、愛してます」
フ3「久しぶりね!麗麟、白愛」
ウ「あ、愛してるはスルーの方向なんだな」
フ「あら?そう言えば、麗麟と白愛は私と彼女、どっちが好きなの?」
白麗「……」
リ「白愛さんはどう言った部分で好きなんですか?」
白「えっ!?…わ、私の全てを受け入れてくれるところ…が好きなの。始めてあった時からずっと…」
フ2.3「ああ、黒歴史再び…」
フ「どうしてそんなに黒歴史の割合が高いのよ…ああ、思い出したくない…」
ル「…ああ、これ、どうやって落とすんだよ」
ノ「頑張れ!」
ノ『ドンマイ』
ル「おう、ありがと」
こうして、世界樹の休日は過ぎて行った…
気が向くか、リクがあったらまた書くかもです。




