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(仮)薬館の人間は攫われた結果として、毒と嘘を見抜くことになる。

作者:朝陽 澄
辺境の地でひっそりと薬館を営んでいた少女・レイ。毒草と薬草を見分け、死体の腐敗から死因を鑑定し、薬効を論理で説明する変わり者だった。
そんな彼女が、ある日“珍しい目の色”を理由に、後宮へと売られてしまう。目的は──妃候補の数合わせ。

香と化粧が混じる毒のような世界。嘘と虚飾にまみれた後宮で、レイは静かに観察を始める。

「この女官、吐血の原因は“持病”じゃない。洗濯布に残った成分、硝酸鉛。つまり、鉛中毒だよ」

誰も気づかなかった“毒”に気づいた彼女の眼差しが、やがて後宮の闇を暴き出す。

赤子の突然死、偽薬による中毒、誰もいない密室で起こった謎の発火事件──
それは“呪い”ではない。“論理”で解明できる。だが、真実を暴いたその先に待つのは──宮廷の怒り。

「別に、英雄になりたいわけじゃない。ただ──見逃せないだけ」

少女は毒と虚飾の後宮で、医学と推理を武器に、ただ静かに、正しさを貫く。
第8話:苦い茶と甘い罠
2025/07/21 23:19
第21話:毒草の在処
2025/07/25 10:52
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