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        2 計画立案

 側仕えを4人解雇した。対応した人事部職員の態度が悪く不敬罪を適応した。

          2  計画立案


 マリエールは暫く魔導書を読んだ過ごした。一つ一つ試していったら、出来ない物は無さそうだ。週末側仕えが戻って来た。スザンナを廃しようとするのでその側仕えの足元に魔法を放った。

「スザンナは私の忠実な側仕えです。そのスザンナを廃しようとするあなたは首です。ゴードンその女をこの部屋から摘み出しなさい。文官は解雇の手続きをしなさい。今日中に手続き出来ていなかったら、文官2人共に解雇です。判りましたか。本当はスザンナ以外全員解雇にしたいのを理解して頂いているかしら。文句があるなら早めに言って下さい。私はスザンナさえいれば不自由無いわ。」

ゴードンは女を摘み出した。文官は解雇の手続きに出掛けた。側近達は部屋を整え入浴や着替えの準備を始めた。私はスザンナに紙とペンを用意するように伝えた。

 翌日側近をもう一人解雇した。今迄マリエールが怒った所を見た事がない側仕え達はマリエールの変貌を目の当たりにして驚いた。しかもその翌日その側近の解雇の手続きがしてないのに怒り文官2人を解雇した。人事部に3人の解雇の手続きに行った所担当者がのらりくらりするのでマリエールはその担当者の肩に魔法を放った。

「この者を不敬罪で処罰する。こいつを牢屋まで連れて行け。」

護衛騎士は男を縛りあげ連れだそうとした。上司らしい人物がやって来た。マリエールは、

「邪魔立てしようとするのか、お前も同罪だな。」

魔法を撃つ構えをした。

「マリエール様の不敬をするつもりはございません。ただ貴重なマリエール様の護衛をお借りせずとも当方で牢屋まで運びます。君この男を牢屋まで運びなさい。それで本日はどのようなご用件でしょう。」

上司は3人の解雇の手続きをした。マリエールは最後に、

「時々見回りに来よう。城内であの者を見かけたら、お前も不敬罪で処分するぞ。」

計4人の側仕えを解雇し、人事部の職員も不敬罪にした。

 それから落ち着いて王城の上下水道工事の計画立案をした。王城に近い湖から、水を引き、簡易ろ過して城の高い位置に水を上げ、飲み水以外の用途に使う。飲み水に使う時は沸騰させてから使うという物だ。書き上げるとスザンナと側近に書き写させた。金曜日の夕食を王と家族で取る事になった。

 定時に会場に着くと、既に全員揃っていた。王、王妃、第2王子ピエールと第2王女シルビアとマリエールだ。第1王子は職務中、第1王女は嫁いでいる。王の挨拶とマリエールのご心配かけましたの挨拶と共に乾杯した。スザンナは王とピエールの側仕えに書類を渡し、マリエールは話し出した。

「王城の上下水道工事を考えました。近くの湖から水を引き、貯水池で簡易ろ過をして城の上に貯水タンクを置きトイレ、手洗い、洗面、洗濯、お風呂、厨房は掃除用、予定では飲食には沸騰させてからしか使わないです。飲食用にまでするには私の魔力が足りないです。下水はスライムに浄化させて海に流します。ご検討頂き、やる価値があると判断されるならピエール兄様と私にお任せ下さい。」

王、ピエール王子は書類を読んだ。王は、

「検討して連絡する。」

と応えた。王は、側仕え4人と人事部職員の事聞いたのでありのまま応えた。側仕えを離したのが不満かと聞かれたので一切それはありませんと応えた。

 城の上下水道の計画立案した。夕食時王とピエール王子に説明した。

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