宿題忘れた…
夏休み終了のお知らせ。
いやぁ、濃い夏休みでした。東京行ったりおばあちゃん家いったりで忙しかったなァ。そのおかげで。
「はい……すんません……すんません……」
「ゲームばかりだからもしやと思ったが……」
「すんません、すんません……」
宿題をやり忘れた。
もう一度いう。宿題をやり忘れた。いやぁ、毎日ゲーム三昧で夏休みが無限に続くとさえ思っていた。暑い真夏日が延々と続く無限地獄だとばかり勘違いしていた。が、違ったのだ。
形あるものはいずれ壊れるように、始まりがあれば終わりがあるということ。
この世で終わらないものなんてない。人間だっていずれ終わるのだ。
「終わんねぇ……」
「帰宅部でよかったな吉備津」
「よくないですけど!?」
「なに、頭はいいんだからすぐ終わるだろ。吉備津にとっては簡単な問題だろ?」
「書くのに手間取るんですけど! なんなんすか数学! なんでグラフなんてもん用意するんすか!」
「それは数学の山下先生に言え」
くそ、高校程度の問題なら余裕でわかる。が、解いて書くとなると面倒になる。急いで書いてるから字はぐちゃぐちゃだし、シャーペンの芯が時折折れて芯をまた入れなくちゃいけないしで時間がかかる。学力はあっての書くのが面倒なんですけど。
「もういっそ退学してVに専念したろかな……」
「親御さんとの約束で高校は卒業することといわれているだろう? その気になれば有名な大学すらいけるという頭脳を持つのにもったいない」
「だけどぉ……。書くのだるいんだよぉ……。ノートだっていつもとってないしぃ」
「それでよくテスト高得点取れるな……」
「授業の内容フル暗記してれば余裕だしぃ……。そもそもなんで男の木山先生なんすか。若い女の先生いるっしょ。チェンジ」
「お前ってやつは……。だが残念。ほかの先生は今部活動中だ。俺の担当する部活は今日休みでな。悪かったな」
「くそ……。運が悪いぜ」
私は宿題の答えを書いていく。
学歴が大事なのはわかるけどぉ……。Vってそういうのあんまりいらないんだよねぇ。バカを売りにしてる人もいるしぃ。
まぁ……。武器は大いに越したことはないんだけどさぁ。
私は嫌々答えを書き綴っていると。
「おろ、きっつん何してんの?」
「宿題やり忘れたからやらされてんの。拷問に近い」
「せんせー。体罰はいけないと思いまーす」
「暴力は振るってないし触れてもないだろ。春風、部活は?」
「今外雨降ってきたしぃ。夏のマラソン大会で優勝したから休みだしぃ」
「そうか」
「きっつんだいじょぶ?」
「無理。胸揉ませろ……。最近、私は女要素が足りないんだよ。もっとエロスを寄越せ……」
「自分ので堪能すりゃいいのに」
「自家発電ぐらいしかすることない」
「男の俺の前でよくそんな話出来るな」
もう疲れたぁ~! むりぃ。
「あんたおっぱいでけえんだから少しぐらい揉ませろォ!」
私は立ち上がり胸をわしづかみしてもみほぐす。
ああ、この感触。実にいい。柔らかくて……。ああ、この感触は素晴らしきかな……。
この女体を感じれる感覚は素晴らしいぜ。
「同性じゃなかったら普通に殴ってる……」
「同性でも殴るだろ……」
「きっつんってホント女の子好きだよね。そういう系?」
「うん。恋愛対象そっち」
「えぇ……」
男なんて恋愛対象としてみれるか!




