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ひとりでできるもん!

作者: 誰か

でっきるかな、でっきるかな、はてはてほほー♪


「今日も暑いね、おみやげ買ってきたよ。」


「おじさん、いらっしゃい。」


「はい、おみやげ、ひとりで持てる?」


「だいじょうぶ。」


「落としちゃダメだからね。」


後ろ姿に声をかける。


「おう、来たか。」


「やあ兄さん、久しぶり。」


しばし言葉を交わしてから、促されてリビングに腰を落ち着けると、キッチンの方から元気な声が聞こえてくる。


「お母さん、くだものナイフどこー?」


「えっ?」


思わず聞きとがめ、母子の会話に聞き耳を立てる。


「果物ナイフをどうするの?」


「おじさんのおみやげの皮をむくの。」


「なんだって!」


つい声をあげてしまう。


「大丈夫さ、家内も一緒なんだ。あの子最近練習してるんだよ。」


「いや、いくらなんでも・・・」


言いかけたものの、キッチンから伝わる楽し気な雰囲気に言いよどんでしまい、やがてひときわ弾む声が聞こえてきた。


「お母さん、みてみてー。」


「うん、上手にむけたわね。」


「うそ!」


「な、ほらな。」


兄は誇らしげだが・・・


「おみやげ、スイカだよ?」








そこで何があったのか・・・。

すごいかも?


感想を貰えると狂喜乱舞します。

かまってください・・・。



追伸

『みどりの竜』(連作ショートショートコメディー、各一話完結です)も見てくださいね。


あらすじ

この物語は、緑竜ドラゴンさんとの平凡な日常を淡々と描く物です。過度な期待はしないでください。

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― 新着の感想 ―
[一言] まさにほのぼの路線。こういう日常に寄り添った作風、嫌いじゃありません。 ちょっとサザエさんっぽいというか。 「そこで何があったのか・・・。」 まだこの作品しか読んでいませんがこういう感じで…
2017/06/14 02:12 退会済み
管理
[良い点] 笑いました! ほのぼのとした雰囲気もいいですね。 笑いつつ暖かい気持ちになれる作品でした。
[一言] スイカをいったいどうやって…?? いくら考えてみてもわかりません、謎です…
感想一覧
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