黒いフードの男
二部目です。どうぞお楽しみください
走りながら考えた。
何故人がいないんだ。
殺されたら黒いフードの男に、喰われてしまうのではないか。
メールが来た。
『言い忘れていましたが、黒いフードを来た男は死んだ人間を三人以上食べると、次は生きている人間も食べ始めます。』
メールを見ていると、携帯の画面が反射し自分の後ろが見えた。
後ろには、硫酸をかけようと構えている女がいた。参加者だ。
間一髪でかわす。
包丁を突き立てた。
しかし女は、猟銃を構え引き金に手をかけ・・・撃った。
僕は撃たれた・・・・・・はずなのに傷みはない状況を確認しようと、周りをみると女の上半身が食いちぎられていた。
そこには、上半身をくわえている黒いフードの男が、こちらをじっと見ている。
先ほどちょうど三人目を、食べ終えたばかりのようだ。
ヤバい逃げないと、そう思った時には走っていた。足から、血がどくどく出る。
痛みは感じない、黒いフードの男が追いかけてきた。獣みたいな走り方で指先は潰れて肉がでている。かなり速いあっと言う間に追い付かれた。腕に噛みついてきた。
蹴り飛ばしまた走るこのままじゃ死ぬ、俺は左手を切り落とし遠くへ投げた。
うまくひっかかり黒いフードの男は、投げた方へ走っていった。俺は隠れて、休んだ。
あまりの激痛で気絶した。
目を覚ますと、空は変わらず青く綺麗だ。
昨日まで普通に暮らしていたのに、たった一通のメールで人生がここまで変わってしまうなんて思っていなかった。
そんなことを考えていたら血が付いたオノを持った参加者がいた。