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4.森の獣

 4.森の獣


 王都キュレイノス。

 王国の首都にして国内最大の都市。


 その歴史は古く、現在の支配者であるランデルセン王国が開かれる前からこの都市は存在していた。

 ランデルセン王国の始まりは200年ほど前、主筋に当たる圧政王バートルへの反逆から始まっており、建国の歴史は血と謀略で彩られている。


 建国から十数年は不安定な時代が続いたが、何人かの賢王、名君に恵まれた王国は繁栄を遂げ、現在のランデルセン王国を脅かすような国は存在しない。

 世界には他にもいくつもの国があるが、ここ数十年は各国との関係は悪くなく、安定した平和がもたらされていた。


 現在の国王はエリック・ヴァート・ランデルセン。

 50歳と老境に差し掛かった国王はここのところ健康を損なっており、長男のディルス王子が国王の名代を務める事が多い。

 あと何年かすれば、ディルス・ヴァート・ランデルセンが国王の名になることは周知の事実だった。


 キュレイノスの中心にはキュレイノス城があり、城の内側には王宮がある。

 城を囲むように内壁が築かれ、さらに3つの外壁が都市を囲んでいた。

 内壁の内側は貴族や大商人の館が並び、その区域に住める者は富を持っている者に限られている。

 内壁の外側でも、中心地に近いほど富を抱えている者が多い。


 街の外側に住居を新設し、そのたびに外壁を拡張してきたので、内側ほど歴史ある建物が軒を連ねている。

 現在では3つめの外壁の外側にも人々の生活が広がっており、いずれ4つめの外壁が築かれることは疑いなかった。


 キュレイノスの北側には海が、南側には豊かな森林地帯が広がっている。

 海側は天然の良港である白金湾を抱え、世界有数の商業港として毎日多数の交易船が行き来していた。

 その光景は死ぬまでに見たい10の景色に数えられ、特に夏の夕刻が絶景として知られている。

 交易船からもたらされる豊富な物資はキュレイノスの財そのものだった。


 高価な宝石、美しい織物、珍しい魔術道具、香辛料や塩、砂糖から果物、肉、魚などありとあらゆるものが集まっている。

 それらを守るために精強な海軍が組織され、海路の安全を保障していた。

 海賊など交易船を脅かす事態が発生した場合には、ランデルセン海軍が討伐に向かう。

 商人たちは安全を金で買っており、金を払う事に不満はなかった。今では王国の重要な資金源の一つとなっている。


 森側はエルセリア大森林と呼ばれ、豊かな自然が広がっている。

 キュレイノスを支える食糧を確保する為、森林を開墾し農地化する政策が進められているが、かなり広大な農地を確保しているとは言え、森の入り口を開墾できているにすぎない。

 切り出された木材も特産品になっており、財政を潤していた。

 森では狩りや採取が頻繁に行われ、王都の食卓を彩っており、特に夏から秋にかけては獲物が豊富だ。

 今、キュレイノスでは秋の収穫を喜び、神に感謝する収穫祭に向けて人々の熱気が高まりつつあった。




 いつもの採取と違って、随分と賑やかだ。

 今日はミリアの提案で収穫祭に出す料理の材料を採りに来ている。

 去年はミリアとマルティナの3人だったけど、今年はマルティナ、ミリア、ゼルス、ゼナ、ボーマンの5人も同行者がいた。


 1年の頃、僕は人付き合いが下手で友達がいなかった。

 そんな僕を見かねて、マルティナが誘ってくれなければ、ミリアと仲良くなることもなかっただろう。

 森に入ってキノコや果物を採っているうちに緊張せずに話せるようになったのを覚えている。


「去年はこの辺りに生えていたんだけど・・・もう少し奥へ行ってみよう」


 キノコは毎年同じ場所に生えるとは限らない。

 日当たりや水はけの具合で生息地が変わってしまう。

 今回、僕たちが狙っているキノコはトゥーマの木の根元に生えるので、トゥーマを探すことが先決だ。

 この森ではそれほど珍しい木ではないので、少し歩けば見つかる。


「ね~アスウェル~これは拾わないの~?」

「イーガの実は落ちてる奴は虫が食ってるから木に生ってるヤツを取ったほうが良いよ」


 イーガの実は固い殻を割ると、中に食べられる実が入っている。

 食べるときは取り出した実を茹でて食べる。

 生で食べる人もいるが、独特の渋い味があり、茹でる事でそれが消えるので僕は茹でる派だ。

 あの固い殻をどうやって虫が食い破っているのか知らないけれど、木から落ちた身には幼虫が入っていることがある。


「え~そうなんだ~」


 ミリアは大量に落ちているイーガの実を名残惜しそうに見ている。

 その隣ではボーマンが背伸びをして頭上にあるイーガに手を伸ばしていた。

 ボーマンは体が小さく童顔で、おさまりの悪い髪をいつもくしゃくしゃにしている。

 ミリアからは弟分のような扱いを受けているけど僕と同じぐらい森には詳しい。


「去年も言った気がするけど。あとそのキッカは渋いヤツだから食べるのは止めときな」

「ミリアさん。細長いキッカは渋いので、食べるなら丸いのにした方がいいですよ」


 イーガの木に混じって黄色い果実をつけているのはキッカの木だ。

 植物なのに雄と雌があり、夫婦円満の象徴として庭に植える貴族も多い。

 手ごろな位置の実をむしり取ったミリアは大きな口でかぶりついている。

 ミリアの隣ではマルティナも大きめの実をもぎ取っていた。


 去年、一緒に来た時に採ってあげたのを覚えていたのだろう。

 イーガの事は覚えてないのに、こういう事は覚えている。

 ただ、果実の形までは記憶してなかったようで、二人が手にしているのは渋みの強い苦キッカだった。

 甘いキッカの実はゼナさんの言う通り丸い形をしている。


「さ~き~に言ってよ~。も~」

「ほらほら、行くわよ。秋の味覚を採りに行こうって言ったの、ミリアでしょ」


 うぇぇと口に入れたものを吐き出すミリア。

 よほど渋かったようで、慌てて革袋の水で口をゆすいでいる。

 その様子を見て、手にした細長いキッカをなかったもののように放り出しマルティナは歩き出した。


「珍しいな。ケシータだ。食べられるキノコだよ」


 茶色い大きな傘が特徴のキノコで、この辺りでは珍しい。

 スープに入れたり焼いて食べると美味しい。


「ゼルス様、それは毒があるので食べられませんよ」


 ここにもあるぞ、とケシータに似たキノコを採ろうとしたゼルスにゼナさんが声をかけている。

 傘の頂点にうっすら星のような模様があるものはウルカというものですよ、と説明していた。

 他の特徴としては傘の裏側が襞になっていないので、見分けるときはそのあたりを参考にする。

 ちゃんと処理すれば胃の薬になるのだけれど、誤って食べて命を落とす人もいる。

 注意が必要なキノコの代表だ。


「む、そうか。よく知っているな」

「田舎暮らしが長かったもので」


 どんな毒なんだ、とゼルスは指先を気にしながら聞いてきた。毒といっても色々なものがある。

 触れただけで皮膚がかぶれてしまうようなものも、森の中には存在する。

 ただ、ウルカは触っただけでは害はない。


「ウルカを食べると三日三晩腹痛が続き、運が悪いと命を落とします。乾燥させてほんの僅かの量を薬として使う事もありますけど」


 僕がそう答えようとするより先にゼナさんが詳しい解説をしていた。


「なるほどな。これからはケシータを食べるときは気を付けよう」

「ゼルス様のお食事には注意を払っていますので、大丈夫ですよ」


 どうやらこの辺りにはウルカとケシータが混在しているようだ。


「ケシータ採るときは傘の裏がツルツルなのは採っちゃだめだよ。ウルカという毒キノコだから」


 マルティナやミリアが間違って採らないように注意したほうが良いだろう、と僕はは大きな声を上げた。

 その声に反応するように、ミリアとマルティナがこちらに向いた。


 次の瞬間、彼女たちの後ろの茂みが突然ガサガサと音を立てる。

 鹿か兎かな?と思ったが、突然茂みから大きな影が飛び出し、野太い唸り声があたりに響いた。

 いきなりの事に驚いた二人の悲鳴が上がる。


「え・・・?なに?」

「ボアホーン・・・?」


 巨大な双角を持った獣は唸り声をあげながら立ちすくむミリアとマルティナを威嚇している。

 興奮しているのか、前脚で土を蹴っていた。

 かなりの巨体だった。

 額から生えた巨大な双角が生きてきた歳月をうかがわせる。

 森での狩りでは獲物として上物に数えられるボアホーンだけど、ここまで大きいのは聞いたことがない。


 マルティナとボアホーンの距離を見て僕は背中に冷たい汗が流れた。

 雑食性のボアホーンは人を襲う事は少ないが、巨大な角が腹に刺さって亡くなった猟師もいる。

 そもそも、野生の動物は人を襲うよりも逃げていくことの方が多い。

 襲ってくるのは獣の方も驚いて恐慌をきたしているときだ。

 そういう時、獣は必死になって暴れる。


 こちらを威嚇しているという事は危険な状態という事だ。

 マルティナやミリアにあの角が当たったらただでは済まない。


「こんな場所にボアホーン?危ない、逃げて!」


 恐怖で動けない2人に向かって、僕は叫んだ。

 今の季節は冬に向けて餌を食べ貯めている時期で、こんな森の浅い場所に出てくることはないはずなのに・・・。

 僕は自分の足が震えていて立っているのがやっとなのを自覚していた。

 生きているボアホーンをこんなに間近で見るのは初めてだ。

 僕の声に弾かれたようにマルティナとミリアが走り出す。

 急に動いた2人に驚いたのだろう、ボアホーンがぐっと姿勢を低くした。


「土の精霊を使うぞ!」


 ゼルスの声が響く。

 飛び出したボアホーンを見た瞬間から、召喚を開始していたようだ。

 ゼルスが冷静なのは騎士の訓練を積んでいるからだろうか。

 こういう時、僕は気ばかり焦ってしまう。

 僕は震える足を抑え込みながら、ようやくマルティナたちと合流した。

 ゼナさんは召喚の呪文を唱えているゼルスを守る為、剣を引き抜いてボアホーンの正面で対峙している。

 気迫に押されたのか、ボアホーンはまた土を掻きながら警戒の態勢をとっていた。


「契約に基づき我は汝を召喚する!」


 詠唱が終わると、ゼルスの目の前で地面がぐぐっと盛り上がり、一体の土人形が形成される。

 ゴツゴツとした土人形の大きさは人間ぐらいで動きはあまり早くない。

 力仕事が得意な精霊だ。


「"大地の精霊"、ヤツを足止めしろ!」


 召喚士の熟練度が高いと、簡単な命令でも術者の思い通りに動いてくれる。

 契約したばかりの精霊の場合、細かく指示をしないと思った通りには動いてくれない。

 僕はゼルスが毎日精霊を呼び出して訓練していると言っていたのを思い出した。

 精霊を呼び出すのはそれなりに魔力を使うので、訓練をする場合でも普通は3日に1回程度だ。

 用もないのに精霊を呼び出した場合、精霊に愛想をつかされて契約解除されることだってある。


 "大地の精霊"は命令を受けるとボアホーンに向かって突進した。

 棍棒のような太さの腕で鼻面を殴られたボアホーンは怒りを向けて"大地の精霊"に双角を打ち付ける。

 殴られた衝撃は毛皮に受け止められてしまったのだろうか、怯む様子がない。


 角を受けた部分がボロボロと崩れていく。

 "大地の精霊"にも痛みを感じる様子はなく、双角を払いのけ続けざまに腕を振り下ろす。

 振り下ろした腕からもボロボロと土くれが剥がれていった。

 痛みを感じない者同士の殴り合い。

 どう見ても"大地の精霊"が劣勢だった。

 このままだとすぐに"大地の精霊"は崩れてしまうだろう。


「水の精霊よ。契約に従い現界せよ」


 マルティナが半分腰が抜けたような態勢で詠唱している。

 水の精霊は癒しの力を持つ精霊だ。前衛が土、回復役に水でバランスは良くなる。

 他の精霊は攻撃が得意なのは火、支援がが得意なのが風だとされている。

 水の塊がマルティナの眼前に現れたかと思うと、次第に姿を変えて、僕の半分程度の大きさの少女の姿を取った。


「"清水の乙女"、癒しの力を"大地の精霊"に」


 "清水の乙女"は命令を受けると、両腕を"大地の精霊"に向かって突き出す。

 両手から柔らかい光が放たれ、傷ついていた"大地の精霊"の体躯が修復されていくのが見えた。

 "大地の精霊"がボアホーンに腕を叩きつけて、"清水の乙女"が癒しの力を使う。

 ボアホーンは殴られても怯まないので、あまり有効な打撃が与えられていないようだ。

 火の精霊が使えれば良いんだけど。


「ミリアやボーマンは召喚できる?」

「ミリアはまだ無理~。契約終わってない~」


 僕の言葉にミリアは泣き出しそうな顔をしている。

 精霊に指示をだすゼルスとマルティナ、それを守るように剣を構えるゼナさん。

 今は時間を稼いでいるだけで、ボアホーンを倒せそうにない。

 僕は戦力にならないことが悔しかった。


「召喚までもうちょっと時間がかかる」


 ボーマンのたどたどしい詠唱が聞こえる。

 まだ召喚できるまでまだ時間がかかりそうだ。


「ゼルス様。もう少し下がってください。危険です」


 精霊に指示を出しているうちに知らず知らずボアホーンに近づいてしまったゼルスをゼナさんが引き留める。

 精霊は距離が離れすぎると術者の傍に戻ってくるので精霊の近くで指示を出すのが基本だ。

 かといって、近づけば強くなるという事はないので接近戦ができるほど近づく必要はない。

 見えている範囲で十分だ。

 精霊の攻撃に慣れてきたのか、ボアホーンの攻撃が強くなってきた。

 "大地の精霊"には攻撃させるに任せて、同じ個所に何度も角をぶつけている。


「そろそろ"足止め"(スネア)の効果がが切れる。注意しろ!」


 先ほどから、ボアホーンの後ろ脚が土に埋まっていたのは"大地の精霊"の力だったようだ。

 足止めの効果が切れると、ボアホーンは勢いよく後ろ脚を蹴り上げた。

 土くれが剥がれ、後ろ脚が自由になる。

 自由になった後ろ脚で体重を支え、ボアホーンは双角を大きく振り上げて力いっぱい"大地の精霊"に叩きつける。

 衝撃が走るたびに"大地の精霊"の体から土くれが剥がれていった。

 胴体の亀裂が深くなっている。


「"清水の乙女"、癒しの力を」


 "清水の乙女"は立て続けに癒しの光を放っているが、"大地の精霊"の体躯は修復されるよりも多く亀裂が入っていく。

 このままでは長くはもたないだろう。

 2体の精霊だけでは劣勢を覆せない。

 ゼナさんがゼルスから離れ、ボアホーンの側面に回った。


「私が前に出ます。ゼルス様、お下がりを!」


 万が一、ボアホーンの攻撃がゼナさんに向かえば、怪我ではすまない。

 場所が悪ければ最悪の事態も想定できる。

 だけど、精霊だけではボアホーンを抑えられないのは明白だった。

 手にした剣を突き刺す構えをとって、ゼナさんは機会をうかがっている。

 暴れるボアホーンの動きが激しすぎて狙いが定まらないのだろう。

 一撃で仕留めないと危険だ。

 仕留め切れなければ角で反撃されるだろうし、蹴り上げられたり食いつかれて腕や足を持っていかれる事も考えられる。

 ボアホーンはただ暴れるだけで僕たちに致命傷を負わせるだけの大きさをしていた。

 もしゼナさんが動けなくなれば、残りの者がボアホーンに対抗する手段はない。


 "大地の精霊"に攻撃を続けるボアホーン、回復を続ける"清水の乙女"、一撃の機会を窺うゼナさん。

 短い時間だったけど、攻撃と回復の均衡が崩れ、次第に"大地の精霊"の体に亀裂が大きく入り始める。

 "大地の精霊"が痛みを感じる事はないけれど、力が入りずらくなるようで苦しそうだった。


「もうもたんぞ」


 ゼルスには精霊が受けているダメージがわかるのだろう。

 焦った声で叫んだ。

 言われるまでもなく、"大地の精霊"は既に限界なのは見ればわかる。

 僕とミリアはどうしていいかわからないまま、じっとボアホーンと精霊を見つめていた。


「"大地の精霊"よ。ボアホーンをブン殴れ!」


 回復と破損のバランスが崩れ、ゼルスの"大地の精霊"が倒れようとする寸前、ボーマンの召喚した"大地の精霊"がボアホーンの横面に強烈な拳を叩きこんだ。

 突然現れた新手の敵に思い切り殴られたボアホーンは、バランスを崩している。

 よろめく獣の首をゼルスの精霊が抱え込んだ。

 暴れるボアホーンと力づくで抑え込む"大地の精霊"の力比べ。

 ボーマンの精霊もボアホーンを押さえつけるのに参加している。

 2体の"大地の精霊"に体の自由を奪われて、ボアホーンは悲鳴のような声を上げていた。


「ボーマン、助かった!」


 ゼルスの声には安堵の響きがあった。これ以上、精霊が耐えられないない事は術者であるゼルスが一番理解していただろう。

 "大地の精霊"が倒れてしまえば、ボアホーンを抑える事が出来なくなる事を理解していたのもゼルスだ。


「ゼナ!今だ!」

「お任せ・・・ください!!」


 押さえつけられ、動きの止まったボアホーンの横腹にゼナさんが突進する。

 突き出したた剣の切っ先が深く入ったのが見えた。

 叫び声を上げながらのたうち回るボアホーンを2体の"大地の精霊"が抑え込んでいる。

 あまりの暴れように精霊が弾き飛ばされそうになっている。


 ゼナさんは剣を放すと素早く後ろへ跳んだ。

 暴れるボアホーンの下敷きにでもなれば大怪我をしていただろう。

 剣がボアホーンを貫いてから、それほど時間はかからなかったはずだけど、僕にはやたらと長く感じられた。

 ボアホーンが最後の咆哮を上げて動かなくなったのを見て、僕の体はやっと呼吸をすることを思いだしたようだった。


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