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第5話「怪しい行動」

 ルミナスはある教師に呼び出されていた。

 名をロゼ=ブルーム。

 鮮血の髪色と瞳の眼鏡と白衣を身に着けた胡散臭い笑みを浮かべる男性だ。

 寝癖があっても分からない髪型で、整頓もされていない足の踏み場、座るところにも困る室内へ案内された。


「ブルーム先生用件はなんですか?」


「ちょっとねー。マナ先生の教えてる生徒、凄かったから、マナ先生はもっと凄いんじゃないかと思って」


 ロゼはくるくるとルミナスの周囲をまわってから、ルミナスが目を瞑りため息を吐いた瞬間、首に白い機械を取り付けた。

 ルミナスは魔力が急に消失していくのを感じた、その他に倦怠感と脱力感も感じる。


「何をする!」


 ルミナスは取り外す為に機械に手を掛けた。


「おっと、無理に外そうとすると爆発して、頭と身体が分断されますよ?まぁまぁ落ち着いて、魔力性質の解析が終わり次第はずしますから、ねぇ?」


「一般人なら魔力欠乏症で倒れてるぞ」


「へー、ますます興味がでてきたよ。自分で一般人じゃないって認めるんだ、どんな魔力波形が出るんだろう、楽しみだなぁ」


「奇妙な奴に目をつけられたか」


「褒め言葉だね、へー魔力の純度振り切れてるって、どんなぁぁああ!?」


 ロゼはそのまま気絶したので、ルミナスは諦め、首輪をつけたまま、部屋を出た。

 ルミナスはそのまま進級試験に取り掛かることになった。


 ルミナスの進級試験は簡単だ、用意した円の中から自分を時間内にクラスの誰か一人でも出すことができれば、全員合格というものだった。


「始め!」


 全員が一斉に魔術を実行した。

 演習場はほぼ壊滅になり、ルミナスも首輪の影響で重症の怪我を負うこととなった。


 結果、ルミナス敗北、皆進級確定となった。

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