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04


 ムリアーノさんのお許しが出た途端、


 そのお胸にダッシュで飛び込んだチミコさん。



 良く手入れされているけど明らかにサイズが合っていない革鎧、


 そのキツキツの胸元に、


 ぐりぐりぐりりと潜り込みましたよ。



 しばらくもぞもぞしていたら、


 ぴょこりと顔を出してご満悦の表情。




『3K!』


 ちょっとチミコさん、いきなりわけ分からんこと言ってないで、


 せめてお礼とかお詫びを先に。



『高隠蔽力・好感触・高得点、つまり3K!』


 ほほう、それほどまでの高得点とな。


 ちなみに100点満点中、おいくら満点です?



『K点超えの120点!』


 そりゃ凄い、マジで超えちゃいましたか。



『4つ目のKは"香り"のK!』

『ムリやり押し込まれてムレムレな、香り高い聖地!』


 うむ、合点!


 冒険者の聖地オリベラに相応しいご立派な聖地である、と。


 まさに出会いは一期一会。


 本当に良かったですね、チミコさん。




「流石にこれは通報案件でしょうか、ムリアーノさん」



「大丈夫ですよ、奥さま」

「オリベラギルドのサポーターは、妖精さんのおイタくらいで挫けたりしません」

「もっとも、殿方からの狼藉なら、貴族やトップランカーでも絶対に許しませんが」



 妖精乙女って、ズルくね……



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