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武器マニア! ピーターの火器・兵器解説  作者: ピーター


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第13回 キティ・コーナー 猫ちゃん

キティ・コーナー


 お久しぶりの火器・兵器、普段は「武器マニア」のほうに注力しておりますので、そちらもよろしく。

 ほんとは、そっちに投稿するネタかと思っていたんですが、最近の事情を考えるとこっちが正解かなとおもいました。


 コーナー・ショットという用語がありますが、これは銃や狙撃手の姿を見せないようにする攻撃方法のこと。

 最近だとドローンだとか、熱センサーだとか、いろんなものがありますので、物陰に隠れていても障害物ごと敵を狙撃するとか、すごいことができるようになっていますね。


 銃の先端部分が曲げられるようになっていて、曲がり角から銃だけ出して銃口を90度まげて発射なんてこともできるんですよ。

 狙いはカメラで、手元のモニターでばっちり確認できますから、相手が気が付いて先に打ってきても、狙撃手の体に当たることはありません。


 無敵の必殺コーナー・ショット。

 最高ですよね。


 これを実現するためには銃器に様々な改造や、カメラなどの設備の追加をしなければなりません。

 技術も、手間も、時間も、費用も高くなるばかりか、量産には向かないものになってしまいます。実際、コーナー・ショットに特化した銃器は持ち運びや運用に難があるように見えてしまいます。


 それだけのデメリットがあっても、自分は安全を確保した状態からの攻撃というのは効果的なんです。


 完璧に作成して、完全に身を隠すのは確かに大変ですが。

 ちょっと劣化させて、低予算で手早く仕上げられるようにしたのがキティ・コーナーです。

 本当に低予算、やろうと思えば日本円で1000円程度で実現可能。


 銃の先端に猫ちゃんの着ぐるみを着せてしまうんです。

 ね、簡単でしょ?

 ハンドガンタイプではなくて、もうちょっと大きいのがいいですね。


 あ、もちろん町中で持っていたら、まるわかりですからね。

 使う場所はアパートやマンション、民家の窓で構えます。

 自分はカーテンの後ろにそっと隠れてね、銃の先端の猫ちゃんぬいぐるみだけ見せるんです。


 外からみれば、カーテンの隙間から窓枠に飛び乗って、外を眺めるかわいい猫ちゃんです。

 住宅街を散歩して、窓をよくみれば、1~2件は窓枠の猫さんを見つけることができるでしょう。庭を挟んだ家ならば違和感なんて全くありません。


 銃口も、狙い定めるスコープも、ぬいぐるみ猫さんのおめめとおくちに早変わりです。


「あ、猫がこっちみてるよ」

「あら、かわいいわね」


 なんて、気が付かれても、手を振ってくれるほど。

 ちょっと、銃を横に向けて降ろせば。


「あ、いなくなっちゃった」


 となるだけですので、こちらの姿はそうそう見られません。

 みんな猫ちゃんに視点が向きますからね。


 人通りが少ないところであれば、堂々とスコープのぞいてターゲットを狙いっぱなしにできます。

 銃口だけでなく、スコープまでばっちり機能ってすごいっすよね。


 いざ、ターゲットを発見したら遠慮なくぶっ放してやりましょう。

 可愛かった猫さんが、とんでもない牙をむいて音速に迫る勢いで襲い掛かってくれます。


 まぁ、ほんとに簡略につくると、銃の発生させる衝撃や熱で、ぬいぐるみはかわいそうなことになってしまうんですが……

 戦略的には場所を選ぶものの、結構ありなんじゃないかなと思ってしまいすね。


 猫のぬいぐるみから銃弾が発射されたと経験させれば。

 敵兵の皆様はぬいぐるみがあるだけで、警戒態勢をとって消耗してくれるでしょうからね。

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― 新着の感想 ―
これはずるい! 遠目からは猫のぬいぐるみを抱えているみたいですし、正面からは気づかれない。暗殺者にぴったりの銃ですね。しかも低予算で自作できるという……
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