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コンちゃんの旅情伝奇  作者: 四面楚歌
序章
4/52

第4話 見事な混乱っぷり

2話連続投稿ですのでご注意下さい。

まずは落ち着こう。そうだ深呼吸しようと思い、息を・・・口無いなぁーと愕然(かくぜん)となった。だがそれは序の口だった。

指ないじゃん・足ないじゃん・・・え?浮いてンじゃん・・

もはやキャラが崩壊する程に狼狽(うろた)える。

考えてみてほしい。

いきなり訳も分からず、見知らぬ場所に居て、自分のことが分からず、更に口や指・足が無く浮いている。

こんな状況・状態でキャラも何も無いだろうと。

もはや発狂レベルの案件では無かろうか?

自分でも何を言ってるかもわからない状態である。

・・・・少し落ち着いたので改めて状況と状態を整理しようと思う。

自分は多分元人間だろう。

何故なら自分の記憶が無いのに膨大な知識と一般常識(検証はできないが)がある。

それは科学や魔法を中心とした超技術。

(さら)に主婦の節約術やお得なレシピ集・異世界転生物の小説等々明らかに疑問符しかでない知識が目白押しである。

また「元」人間なのは、もはや前述(ぜんじゅつ)(さっ)しているかもしれないが自分はもう人間では無いということだろう。

・・・いやだって浮いているし、口無いし、更には眼もないので(しわ?眉毛(まゆげ)?ぽいのは感じるのだがまだ不明)指はないが手?(触手?)ぽいのは有るみたいだな。

体は白っぽい?のか、透けている感じがすることから幽霊?お化けの類いなのかと推察(すいさつ)する。

そこで眼がないのになんで周りが分かるのか?と思っている方もいよう。

その質問に答えるとしたら、私はこう言うだろう・・・・

「こっちが聞きたいわ」である。

考えてみてほしい。

気がついたら人間では無く・記憶も無く何処にいるかも分からず何も説明も無い。

そんな状態で何故周囲を感じることができるのかなんて分かるはず無いだろう。

そろそろ異世界転生物なら説明があってしかるべきだろうがその兆候(ちょうこう)すら無いなぁと思う今日この頃である。

次回は1話のみ投稿です。

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