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毎日

作者: 有無

朝、目を覚ます。

一人暮らしをする僕の部屋。

相変わらず散らかっている。

次の休みにでも片付けないと。


朝、目を覚ます。

一人暮らしをする僕の部屋。

そういえば、今日何日だっけ?何曜日だっけ?

こうも私生活が忙しいと曜日感覚すらなくなってしまうなぁ。


朝、目を覚ます。

一人暮らしをする僕の部屋。

弁当の食べた後がテーブルの上に散乱している。

だけど、昨日弁当なんて食べたっけか?

なんにせよ、片付ける時間もないし帰ってからで良いかな。


朝、目を覚ます。

一人暮らしをする僕の部屋。

デスクワークなんてのは慣れても体は慣れない。

肩もこるし、目も疲れる。

こんなのももう何回味わった事か。

これからも常に悩みの種になるんだろうなぁ。


朝、目を覚ます。

一人暮らしをする僕の部屋。

準備の最中に僕の携帯にメッセージが来ている事に気がついた。

おめでとう?ってなんの話をしているんだろうか。

とにもかくにも仕事に向かわなければ。


目を覚ます。

一人暮らしをする僕の部屋ではなかった。

真っ白な空間で僕専用に用意されたかのようなベッド。

真っ白なベッドに寝転んでいたスーツではない僕。

思わず起き上がる。

体にはどこにも異常はない。

体にどこにも異常がないなら仕事に行かなければ。


朝、目を覚ます。

一人暮らしをする僕の部屋。

さっきのは夢だったんだろうか。

僕は病院に行かなければいけない様な病にはかかっていない。

それより早く準備しなくては。

一日のサイクルはもう決まっているから安心して毎日を過ごせる。

毎日同じ。

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