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時と間の異世界軸物語り。  作者: 冷凍いちご。
〔 第一章 〕多忙な幕開け
6/14

1-6 【残虐に縋った魔女。】

ごめんなさい、やっと6話です

 


 あっえっ…?

 なんだなんだ俺なんかやばいこといったけ?

 全員がこちらを向き尚且つこちらを睨んでるような表情を見せている


「すみません、あの漆黒の森ってなんかやばいんですか?」


「やばいも何もあそこには騎士ですら用事がない限り近づかない場所です

 一体なぜそのような場所に…そしてその漆黒の森って呼び方誰から聞いたんですか?」


「いや、あそこにいたらいきなり白髪の少女が現れて…あれなんだっけ…?

 そう!その子に場所尋ねたら漆黒の森とか言ってたけど…」


「白髪の少女!?まさかあの人にあったんですか!」


「えっはい…。」


「何もされませんでしたか!?」


「いえ、別に…でもどうしてそんなこと聞くんです?」


「あの人は史上最悪をもたらした魔女インデレンス・ブレーク

 の唯一の魔女の血を引くアルマ・ブレーク」


「…というと?」


「この世で一番卑怯で卑劣な女の血を引くこの世で唯一

 存在する魔女ってことです。」


「えっ魔女ってこの世界にその人しか今はいないんですか?」


「はい、今この世界にいるのはアルマ・ブレークただ一人です

 それもあの女の血を引く子です」


 それってそんなにやばいもんなのか?確かに異世界物って結構魔女とか

 出てくるけど、ここには一人それもなんか悪役みたいに言われてる

 とても俺にはあの子が悪いことなんてするようには見えなかったけど

 寧ろ俺には寂しさっていうか孤独さを感じた気がする…


「インデレンス・ブレークってそんなやばい人だったんですかね?」


「はい、あの人はたった一人でこの世界の住人半分を殺し

 ある人は奴隷にされ死ぬまで働かされてる、あの人は広場で斬首刑に

 される、ある人は実験体として死ぬまで実験をされ続ける

 そして…この世にいる魔女を自分の身内と血が繋がってる物以外

 全員を殺した史上最悪の魔女インデレンス・ブレーク

 通称死神ブレークと呼んでいます。

 ブレーク一族は最古から続く魔女として名を知れ渡らせてました

 しかしインデレンス・ブレークが魔女になってから世界は

 一転しました

 最期の宴とインデレンス自らが名付けたあの残虐な日は

 今では全国民が忘れることのない日でしょう。

 そしてそれが明日で300年を迎えようとしています」


 死神ブレークってこの世界の人って意外とネーミングセンスあるんじゃね?

 って思ったけど…



「そして300年後の今も尚ブレーク族は息を潜めながら

 生きていると言われています。」


「それが…?」


「はい、それがインデレンス・ブレークの血を引く唯一の魔女

 アルマ・ブレークです。」


「でも別に悪さをしていないしていないんだし何かいけないんですか?」


「貴方が言った漆黒の森と言う呼び方この世界の住人のはファルススの森

 と言われ恐れられている森です

 漆黒の森と言う呼び方は魔女がかつて使っていた呼び方で

 きっと未だにアルマ・ブレークがその呼び方で呼んでいるだけでしょう

 何故あの森が恐れられているのか…ただ暗いだけ?

 いえ、それはあそこに魔女が住み着いているそれもブレーク一族の血を継ぐ

 ………

 そしてあの場所を通った人は次の日に行方が分からなくなる」



「それって……」


「そう、アルマ・ブレークがあそこを通った通行人を




 ーーー次々殺しているのです。」



 くっ…俺は何を思ったのかバシン!と机を叩き立ち上がった

「そんなわけない!」

 バカな俺はつい衝動で口走ってしまった

「あっ、すみません…でも俺にはあいつがそんな事するようには見えなかったんです」

 また周りの人達に見られながら俺は椅子に腰をおろした


「すみません、少し気が動転してしまって…続けてください」


「気分が悪いのですか?なら早く横になった方が…」


「あーいえ、大丈夫ですので、」


「わかりましたでは続けます

 しかし、我々はまだその姿を魔女の姿を誰も見たことがないのです」

 そこでアリトさん、貴方に一つお願いがあるのですが…いいですか?」


「それは……」


「はい、アリトさんにもアルマ・ブレーク討伐の手助けを

 してもらいたいのです。」


 討伐だ!?何かの間違いじゃないのか?人を討伐って…それに姿形も見たこと

 ないのにか?それはおかしくないのか


「討伐ってなんです?それに来客にいきなりそんな話しますか?

 そんなこといきなり言われても俺にはわかりませんよ!」


「おい!客人!姫様になんて事を言う無礼だぞ!」


「いいのです。

 すみません、少し無礼が過ぎましたね

 今の話は忘れてもらっても結構です

 但し、あのファルススの森付近は決して近づかないようにしてください

 そしてもしまた魔女に会うことがあったのなら私に報告をしてください。」





 はぁ…俺は来客用の寝室のベットの上でため息をしていた

 というか訳わかんねぇ!なんだよ…討伐って…なんだよ魔女って…

 異世界来て初日にこれかよもうどうすりゃいいんだよ…

 アルマ・ブレーク、、、か…でもあいつめちゃくちゃ可愛かったよなぁ

 俺のタイプかも………。



 ・・・・・

 ーーいつの間にか俺は寝むってしまっていた_____。

ちょっと描き方変えました

まだまだ一章続きます

ヒロインはもーちょっと待ってね

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