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時と間の異世界軸物語り。  作者: 冷凍いちご。
〔 第一章 〕多忙な幕開け
5/14

1-5 【構成される勇者と騎士。】

第5話

ー説明回ー

はぁ……ここどーこー

だれかー

くっそこのままでは

餓死しかねない

どーする俺!


永遠と続く森は

一向に終わりを見せることはない

それどこかもっと森が深くなってるような…


「とゆーか魔物とかモンスターとかって

でないのか?まだこっちきて一度も

出くわしてないけど」


もう2,3時間くらい経ったのだろうか

スマホはカバンだし腕時計は

今してないし…はぁ


そう、これをまさに【詰んだ】

という。


「しゃーないこの辺で休憩を

するか」


もう夜明けに近く、あたりがうっすら

明るくなってきてる


「よっしゃ、おやすみ」


その場で作った布団と毛布

に身を包み休憩をとった。



「んん…んーー」


朝だ完全に朝だ。

もう外は完全に明るくなってる


「やべっ寝すぎた!」


俺はゆっくり立ち上がった…




うぅっ!?

いつもの…じゃねぇ


「やっば…い尋常じゃない

あっ…はぁぁ、はぁぁ…」








「 」


……ん…?


「 ……か?」


だ、、れだ?誰かが呼んでる


「 ………ているのですか?」


あー何も聞こえねぇよ…



「アリトさん!」


あーこの声は姫さんか…

「アリトさん!」




「はっはい!

すみません、でなんでしょう?」


「まったくどっか頭が

お空の彼方にいましたよ?」


「すっすみませんっ

(いや、身体ごとどっかいってたけど)

ちょっと眠気が…」


「まったく、では最初からもう一度

簡潔に説明します!

よく聞いててください!」


「はっはい、…」



「無一文なら、勇者になりましょう。」


「えっと…はい?」


「ですから勇者ですよ」


「ほえ…?」


「まったく耳大丈夫ですか?」


「では、もう一度。」


「勇者になりましょう!!!」


「…………はいっっ!?!?

いやいや、待ってくださいよ!?

勇者って…いやー冒険者とかさ

騎士とか…もっとこうないの!?」


「はい、騎士はありますが…

ここでは一般的に勇者

になってから騎士になります。」


「はぁ…」

おいおい、待ってくれよ

俺が勇者とか一番無縁な関係だと

思ってたのに

異世界来て早速勇者になれと……

はぁ神様よ、もう少しどうにかできんもんかねー


「あのー」


「ナンデゴザイマショー姫様?」


「どうしたのですか?急に

言葉がカタコトですよ。」


「ダダダ、ダイジョウブー」


「っふふ…

やはりあなたは面白いですね、っふふふ…

ところで、貴方のその横に

かけてある、その剣は最初から持ってましたっけ?」


「へっ?」


なんのことだと思い腰の方に目をやると…

えっ?あれ!?さっきまでこんな

物騒なもん持ってなかったぞ!?

なんで腰に剣なんかさしてんだ

俺!!??


「あれーおっかしいなー

いつこんなの手に入れたっけ?」


「まぁいいです、剣を買うお金を

払わずに済みそうなので。

では、勇者になるにはまず

証明書をもらいに行くために

勇者専用ギルドに行きます。」


「あっあのー証明書って言うのは

これですかね?」

俺はこれまたワープする前までに

は入ってなかった証明書らしき物を

出した。


「そうそう!これですよ!

なんだ、アリトさんって

勇者だったんですか!

そうならそうって早く言ってくださいよ!」


あー最悪だぁ…勇者だとさ…

しかも証明書付き。

くそー!最初はもっと

穏やかに暮らそうって思ってたけど

この姫さんに出会ってから

なんか厄介な方向へ

どんどん向かってるよ!……


「あっ、しかもCランクじゃないですか!

アリトさんってそこそこ強かってんですね!」


へ?Cランク?うわーそれって上のランクは少なくとも

後3つ…つまり4番目に強いと…

どーすんの?俺戦ったことなんて一回もないぞ!?

ましてやモンスターや獣にすらあったことないぞ!?

そぉーだなぁーあったことあるっちゃ

動物園で熊とか、トラやライオンくらいか…?

あーそんなのと戦うってー思うだけで

やんなるぞ…てか死ぬわ!


「はぁ…Cランク…ですか…」


「えぇ!そうですよ

あれ、自分のランクも知らずにやっていたのですか?」


「いや、 まぁ…」


「おほん!

では勇者、騎士に仕組みについて紹介します!


まず勇者とは基本的に町の近くに住み着いた

ゴブリンや、魔物獣などを倒し

その死体の革などが報酬の主な元。

さらに、

工事の手伝い

魔法石の採取

珍しい植物の採取

鉱山の手伝い

などなど、勇者と言っても

仕事は盛りだくさんです


しかし、町に特定危険生物が

現われ、町民や村民が危険な場合は

町民や村民を守るという義務が

あります。」


「過去にそのー特定なんちゃらって

何回現れたことがあるんですか?」


「えーそうですね…

ワリフに現れた

特定危険大型生物は年に一回

現れたそうでないかくらいですかね?」


あっ結構くるのね…


「そしてランクです。


最初ギルドにて登録すると

まず試験を行います

そこでの試験に合格すると

晴れて勇者デビューを

することができます。


最初はランクEからで


ある程度仕事をこなせる様に

なるとランクがDに上がります


そこからC、B、A、S

とありランクCからはランク

を上げるテストを行い

合格者のみランクが上がって行きます。


A、Sランクの人には騎士への資格を

取ることができる様になります

ここでも試験はありますが。


そして騎士ですが

国家の安全を

守る事が仕事です。

なので大型生物との

戦いは日常茶飯事です

そのため基本的には集団で行動します。


ここまで来る人はなかなかいないですね


もっとも騎士になる人は違う方法でなっているのですが」


「その方法とは?」


「そうですね、長くなるのでまた今度って事で」


「はぁ…」


今のも十分長かった気がするが


「へー奥が深いんですね

勇者ってもんは」


「そう、感じるかもしれないですね」


「あのー話が全然違うのですが

漆黒の森とは…なんでしょう?」



「へ?今なんと?」


姫様だけでなくほぼ全員がこちらを向いた


「だからー漆黒の森ですよ!」


「漆黒の森という呼び方…

まさか貴方はあの場所にいったのですか?」


えっなんかやばい…かも?






騎士、勇者の詳細は、また違う時に書きたいと思いますー

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