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時と間の異世界軸物語り。  作者: 冷凍いちご。
〔 第一章 〕多忙な幕開け
3/14

1-3 【豪勢の頂。】

第3話の始まり

ー王宮すげぇ編ー

「きっ気持ち悪っ…」


俺は今、訳あってお姫様の馬車に乗っているのだが、、



なにせ乗り心地が悪い!

ダメだこら!ってくらい悪い

きっと姫様用だからいくらか

いい馬車だとは思うが…

それでもちょっと車に

乗ってるだけで酔う

俺には少々、いや

かなりきつい乗り物のようだ



「あら、お客様大丈夫ですか?

かなり顔色が悪く見えるのですが…」


「あー大丈夫!大丈夫!このどす黒い

顔色は生まれつきなんで!」


いや、素直に気持ち悪いって家よ

俺、、



「そうなのですか?さっきの方がもっと

生きてる顔してましたが…」


と死にかけた直後に俺たちはどうやら

この国の王宮についたみたいだ


「どうぞこちらへ。」


「はっはい……。」


どーやら俺はこっちの世界では移動するだけでも

命の取引レベルに発展するようだ。


恐るべし異世界…。



「うわぁ…すげぇー」


思わず声に出るほど豪華なシャンデリアがお出迎え

さらにメイドやらなんやらが大勢でお出迎え


「おかえりなさいませ、マイナ姫」


おおすげぇー、なんか俺まで出迎えてもらったみたいじゃねーか!


ってそんなことより気持ち悪くてぶっ倒れそう…


「あっあのーお手洗いはどこですかね?」


「姫様このお方は?」


「あーこの人は未知の素材を提供してくれる

えーっと名前は…」


「榊原有斗です!」


「おぉーそうだった!

クニアこの方をお手洗いに案内した後

接客室に案内してやれ。」


「承知いたしました、マイナ姫様」


「有斗殿こちらです。」


「あーはい、」


「申し遅れました、私、この宮殿のメイド長を

やっております、クニア サルアーゼと申します。

気軽にクニアとお呼びください。」


「あーどうもじゃあ、クニアさん

この王宮って広すぎじゃありません!?

トイレ遠くないですか!?」


「そうでか?他の国と比べるとまだ小さなほうですよ」


こえーな異世界、トイレ行くだけでも場合によっては

膀胱の運命を左右するとは。


「そっそーなんですか…」


「こちらがお手洗いとなります、

私はここで待っていますので。」


「ありがとう、なんか気使わせて

すみません。」


「いえ、メイドの務めです」


そんな会話の後俺はトイレのドアを

開けた、、!?


「こっこれトイレ!?豪華すぎじゃね!?」

思わず声が出るほど豪華なトイレ

金やら宝石やらがふんだんに使用されてる

トイレは圧巻の一言


「なんかこれじゃあ用をたすのも

気が滅入るなぁー。」


恐るべし異世界。

あれ俺はこの言葉何回思えば気がすむんだ?





「失礼いたします。


お姫様がお呼びです」


「あっはい」


そう言ってまた長〜い廊下を

歩くこと3分…


「こちらになります、」


ガチャ……



「うおぉー!」


そこは大きな食堂で、これまたこれでもかって

くらいの豪華さ。


さすがはこの国の宮殿豪華すぎる

庶民の俺にはただひたすらに

すごい

なんも言えねぇ


「アリトさんその服もお似合いですよ」


「どーも、でもなんかこれで町にでるの恥ずく

ないです?」


「そうですか?一番ベターな服

がいいと言ってたので」


あーそっか異世界だもんな、

これが普通なのか

こんな服厨二病くらいしか

着ないもんな俺の元いた世界では


「今日のディナーは

ロブスターのマリネ

わりふ産ステーキ

でございます。」


うわぁーめっちゃ美味そ

そしてこれ高そう…


それはそれはもう超を

軽く超過する旨さで

ステーキとかもう

口の中でとろけ出したよ…


あー生きててよかった


「食後のデザートは

キリの実のゼリーで

ございます。」


これは…見た目的には

ぶどう…?なのか…

味は、、うん、ぶどうだ


「このキリの実っていうのはこっちでも

よく取れるんですか?」


「いえ、このキリの実は限られた環境

でしか育たないのでとても

貴重な果実なんですよ」


へぇーこっちじゃ貴重かー

そんなもんもあるのね


「あのー俺はこの後どうすればいいんですかね?」


「今、幾ら持っているのですか?」


「えっと無一文です!」



王宮すげぇ編まだまだ続きます。

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