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左した右  作者: シアン
4/4

文化祭.2

「一緒に写真撮らない?」

と平塚が僕に恥ずかしそうに聞く。

「え、いいの?」

「いいにきまってるでしょ!」

「おれもいれろよ。 お前二人だけでずるいぞ」

「わたしもいれてよ!」

僕はツーショットを期待していたが隣に平塚さんがいていい匂いがした。

それだけで僕は満足だった。


準備期間は1週間。

初日、最高気温は達していた。

僕と益子と染田は買い出しに選ばれていた。

「スーパーはどこにあるの?」

「校門から1km進んで左に500m真っすぐに、、、、」

「わかった。わかった。暑くて頭に入ってこねぇよ。とりあえず

染田についていくぜ。」

という割には益子は染田を追い越すように自転車をこいでいた。

「※※※みろよ。カラス! カラス大量にとんでるぞ。」

「おい!ちゃんと前見ろ!!!」

「あっ」


カラスが一斉に飛ぶ。僕には飛ぶ音さえ自分の呼吸音さえ聞こえなかった。

僕には文字や建物、人がすべてモザイクがかかっていた。



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