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左した右  作者: シアン
3/4

文化祭.1

「高野、いつまで寝ているんだよ。 次は移動教室だよ。」

彼が僕を起こし、化学室に向かって走っていった。 彼が去った時、益子が僕に近ずいてきて、

「※※※と仲良くするのはやめろよ。」

彼と益子の間に何があったか、皆目見当がつかないが僕は浅くうなずき、化学室に向かう。


49分後、ホームルームが始まった。

「明日は、文化祭です。 一週間準備期間があります。 みなさんで決めたお化け屋敷を力合わせて

 成功させましょう! 学年委員長染田くん 一言お願いします。」

 

彼の肌にあわが生じる。 クラス中は染田を見てクスクス聞こえてくる。


「明日は人生二度目の文化祭です。 みんなで力を合わせて楽しんでいきましょう!」


染田は何事にも真摯に向き合い真面目過ぎたせいか、染田の仲いい友達はいない。


「高野、高野! 明日楽しめだな」


彼と益子が同時に僕に呼びかける。 彼と益子は互いに目をあわせ、時が止まったような感じだった。

僕は気まずくなり、帰りの準備を始めた。  


染田と平塚、皐が明日からの文化祭のことを話していた。

「段ボールが必要になるから、クラスラインでみんなに呼びかけよう!」

「わかったわ。私が連絡しておくよ。」「私もそう思う」

「怖がらせるためには、どうしたらよいだろう?」

と、ひたむきに思案していた。 

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