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これからのこと

作者: Soraきた

ななめ前を歩く僕は

それが必然的であることに不安を感じていた


サクラ咲く

気がつけば僕はずっと上を向いたまま

遠くから見ると鮮やかなピンク色なのに

間近で見ると

どうして、こんなに白いんだろうと

疑問に思いながら

いつもよりもゆっくりと歩いてく

キミが声をかけてきたことに

いつ気づいたんだろう


あたりまえの存在を

忘れてはいけない

キミのその声も

少し低い声に聞こえたのは

たぶん、ココロのどこかで

これからのこと、予感していたこと


やさしさは

キミには届かない

これ以上、本当にダメと思っても

どこかで大丈夫と言い聞かせてきた

きっとキミのほうも


どちらかが

もう少し、待っていたら

何かが変わってたのかもしれない

どちらかが

もう少し、落ち着いていれば

たぶん、変わっていたんだろう

「もう少し」がいちばん難しいと

お互い、気づいていたけど




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