復讐者-10 『血降って、地固まる』
喪中やら試験勉強など、色々あって休んでしまいました。
今やっと落ち着いたので、気晴らしに投稿しました。
短めですが許してください
「うっ……」
強烈な痛みと痺れからくる倦怠感で目覚めた私の視界に、岩肌の天井が見える。
起き上がろうとするが、体が動かず、私は顔だけ動かし、自分の体を見ると
「これは・・・・」
手足と胴体が細いワイヤーと黒鉄製の手錠で拘束されていた。
「・・・・・また暴れられたから困るからな。カーボンワイヤーと鋼鉄の手錠で拘束させてもらったぞ」
私に声のした方向に顔を向ける。
「にしても流石は、チートモンスター『真租』。魔石———心臓が無事とはいえ、顔面を吹っ飛ばされて生きているだけでなく、一日で自動回復するとは流石だな」
「・・・何やってるの?アンタ」
「見てわかるだろ」
私を半殺し―――いや、普通なら即死していただろう攻撃だったから、殺害でいいか。
私を殺したロボットは、鏡を使って、自身の顔面にはんだごてのようなものを当てていた。
「見てわからないから、言ってるのよ」
「改造だ。お前の愛刀・・・・『罪刀紅桜』の刃を少し溶かして、魔石が入っている頭部、心臓部、右肩をコーテングしている」
「人の刀に何してくれんのよ」
「問答無用でクラスメイトに襲われて死にかけたんだ。これくらい慰謝料として寄こせ」
「クラスメイト?」
クラスメイト、その言葉に私は疑問を浮かべる。
「あぁ、この姿じゃわからないか。俺だ。犬井巧だ」
「え・・・・」
その言葉に私は驚く。
「えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「ま、色々あったんだよ。それで、お前の方こそ、何があったんだよ」
その質問・・・・いや、殺されたと思っていた犬井くんとの再会に、私はこれまでの経緯を思い出し、気持ちが重くなる。
だからなのか、私は無意識に気持ちを楽にさせる為に、これまでの経緯について話し始めた。
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