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復讐者-8 『VSロボット兵器』

遠くから水のレーザーを間合いの外から放ち続ける金属狼に、血の刃を飛ばし続けるが、金属狼は持ち前のスピードで躱し続ける。

此処で、称号『アン・ボニー』の効果が切れ、私の物理攻撃力が元の数値に戻る。

それを待っていたとばかり、間合いの外にいた金属狼がメカニックな音を立て、鋼鉄の虎人へと姿を変え、小型振動刃と一体化した両爪で斬りかかる。


閑話休題

巧の武器は、魔力を込めて起動する為、魔法攻撃ではなく物理攻撃としてカウントされています。その為、称号『メアリ・リード』で展開されている『魔法発動無効化領域』の影響を受けない。


私がそれを野太刀で受け止めると、尻尾の先に取り付けられた銃口が此方に向けられ、弾丸を、首を曲げて避ける。

この世界にないはずの銃弾が私の頬を掠める。

物理攻撃力が下がったとはいえ、本来の私の物理攻撃力はそれなりに高い(はず)

私は必死に野太刀で突きを繰り出そうとする。

虎人は野太刀の背を斜めに叩くことで、起動をずらす。

それによって、バランスが崩れた私の首に目掛けて、回転チェーンソーになった右足の薙ぎ払いが繰り出される。

私は、称号『エリザベート・バートリ』で自身の首に血液を凝縮させ、硬化させる。

首皮が切れるがその下にある血管がチェーンソーの刃を防ぐ。


「・・このチート野郎が」


虎人のその発言に、私は心の中で、現代武器だけでなく、SF武器を平然と使うお前が言うなとツッコム。

そのツッコミに答えたのか知らないが、私に凄まじい力が沸き上がる。


「ガァァァァァァ!!」


本能的に雄たけびを上げ、その雄たけびに警戒するように虎人が狼に形態を変え、後方へと逃げる。

また、遠距離からチマチマ攻撃する気か!!

私の予想通り、狼が水のレーザーを放つ。

だが、それはもう攻略済みよ。

私はレーザーによってできた傷口から血を取り出し、血を発生させる。

さらに、其処に水魔法、氷結魔法を発動し、血霧に混ぜ合わせる。

赤い雹が混じった大量の血水が私の周りを囲む。

ふふ、驚いているわね。

これが私の編み出した称号『エリザベート・バートリ』の能力と魔法の力を合わせた戦法。

『エリザベート・バートリ』の能力は視認もしくは自身の血を操る。だけど、自分の血を使いすぎるとSPが一気に低下する。だから、私は血を水に混ぜることで、大量血液を作り出し、そのまま操作することにした。其処に微量の雹を加えることで、殺傷力を上げるという寸法だ。

津波となって襲い掛かる血液。

点や線の攻撃が効かないなら、部屋全体を押しつぶす範囲攻撃で仕留める。

狼も逃げられないと悟ったのか、自身の形態を二足歩行の亀に変化させ、大型の盾を構える。

さぁ、どうやって防ぐのかしら?

私の問いかけに答えるように、血の津波は機械亀を飲み込んだ。


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