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間章 『魔王から這い出た何か』

復讐者―5のオマケ感覚と考えて読んでください。

連続投稿なので、無茶苦茶短いです。

「上層に来て正解だったぞ。まさか人間・・・それも美少女を喰えるとは思わなかった」


波潤が瀬之口の下胴体を口に投げ込み、噛みしめる様にゆっくりと咀嚼する。

物足りなそうな表情を浮かべた波潤はその大きな体を起き上がらせ、大きく伸びをする。


「さてとこんな極上の獲物の後に、口を汚したくないがこれでは量が足りぬ」


『やはり残った下半身は残しておくべきだっただろうか』そんな後悔を抱きながら、波潤は自分が仕留めたサイクロプスとミノタウロスの遺骸を拾い上げる。



☆―――――――――――☆


「そろそろ、下層に戻るか」


このあたり一帯の怪物たちを食べ尽くした波潤の腹が()()()()()()()()()()()()


「なぜだ?」


瀬之口を食べてからというもの、いくら食べても満たされない空腹感に憤りを感じる波潤。

しかも、其処に拍車をかける様に、波潤は、自分の腹に妙な違和感を度々覚えていた。


「またか?」


痛みというものではなかったし、少しすればスグに落ち着いたので、捨て置いていた。

なので、今日も波潤は気にした様子もなく、立ち上がり、獲物を探すべく起き上がろうとしたその時、波潤の腹に激痛が走った。


「がっ!?」


波潤の顔が苦痛に染まり、思わず片膝を着く。

激痛の原因である腹を見ると、自分の腹の中で何かが暴れているかのように、腹が蠢いていた。


「な、なんだ。これは?」


自分の体の異変に戸惑う波潤を他所に、腹の中にいる何かが更に激しく暴れる。


「こ、この!!」


波潤は左手を構え、貫き手の要領で自身の腹ごと原因を突き殺そうとする。

腹を破った貫き手が腹で暴れる何かを仕留める。

その手ごたえに、波潤が笑みを浮かべたその時


「い、痛い!!!!」


腹に突き刺した左手、その指に激痛が走る。

慌てて、左手を腹から抜き出す波潤。

その拍子に左手中指に噛みついていた何かが、咀嚼しながら目の前に着地する。

血と胃液に塗れた何かこと・・・少女は、乱暴に口を拭い


「・・・・・胃液もそうだけど、指もまずいわ。子供の頃食べた石鹸よりも酷い味だわ」


波潤の肉を罵倒した。


評価もそうだけど、もっといろんな人に読んで欲しいな

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