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ボツ集  作者: 横瀬 旭
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夢の

明晰夢 1

 ここ二週間毎日夢を見ている。夢の内容は様々だが、仕事の夢を見ることが多い。他には、学生時代に戻って学校にいる夢、炒飯を作る夢、料理の上に大きな蜘蛛を乗せるのが流行っている夢などだ。


 私は虫は嫌いだが、蜘蛛は何故か平気だ。しかし、食べ物の上に乗っていると気味が悪い。その日、私は起きてから朝食を食べる気にはなれなかった。


学校に居る夢では、自席で本を読んでいた。


教室に居た男の子に「何を読んでいるの?」と聞かれたため、表紙を確認して、森見登美彦の「夜行」を読んでいると答えた。


すると男の子は「そうか、僕は漫画を読んでいるんだ」と返した。


しかし、彼が持っている本のサイズはどう見ても文庫本だった。


何を読んでいるのかしっかり聞こうと思ったが、そこで目が覚めてしまった。


仕事をしている夢を見てしまった場合は最悪だ。寝てる間に仕事をして、目が覚めてからも職場で仕事をする。


夢の中ではあまり馬が合わない人間と仕事ができている。しかし、現実では一緒に仕事を続けられる気がしない。


 夢の中が非現実的で文字で書くのは難しいが、夢の中は薄暗く、私の視界だけが明るい。


強いて言えば、夜の定時制高校のような感じだ。窓の外は真っ暗で、視界だけ明かりがどこからか灯っているような。


 夢から発想を得ることもある。この手記もそうだし、今日の朝食は冷凍炒飯にした。


家具の隙間に居る小さい蜘蛛を乗せたら何かが見出せるかと思ったが、やめておいた。

次回部分に続きます。


ちょっと長すぎました。

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