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LOST HOUSE  作者: 多賀まりあ
4/5

新たな監禁者

エレベーターに男と2人で乗っていた、暫くして扉が開くそこには


新たな監禁者が待っていた


「そこで動くな、このビルは我々が占拠した」


扉の開いた先に居たのはサバイバルゲームのような格好だが、全て本物の軍用装備を身につけた兵士10人以上だった

為す術もなく拳銃を突きつけられ、男も顔面蒼白で今までと同一人物とは思えない程恐怖を感じた顔をしている


っとなるのが私の予想だった

しかし現実の男はどうだ?手を上げて投降する素振りを見せながらも微笑して余裕の笑みを浮かべている

そして次の瞬間だった、男は兵士の一人を蹴り倒しトレンチコートからオートマチックのハンドガンを取り出すと、抵抗の隙すら与えずに一人二人と倒していきあっという間に囲んでいた全員を倒していた

そして男は血塗れで私に手を差し出しながら言う

「ようこそLOST新聞社もとい、傭兵派遣会社LOSTへ

政府軍の特殊部隊に先回りされたのは誤算だったけど、敢えて会社側には大人しく占拠されるように指示しておいて良かったよ

これで政府側は、暫くしたら君が連れてこられると信じたまま時間を無駄にするだろうね」

私は彼が傭兵であったことと、そのトレンチコートだけがやけに綺麗である理由とネクタイが血のように赤黒い理由を理解して手を取った

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