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プロローグ
布団の中で転がって、携帯を弄ってるそこの君。
なんだいなんだい、暇だからしょうがないだろうって?しっかたないなあ、じゃあ少しだけおいらが面白い話でも聞かせてあげようか?
えっ?早く聞かせてくれって?
待て、待て、待て、そう慌てなさんなって!
物事には順序ってものがあって、何をするにでも、準備が必要だ。話をするのも例外じゃねえ。
小説でいうところのプロローグってやつか?これはどんな話ですよって説明がなければ聞いてる方も楽しめねえだろう?皆さんも犯人を予想してみてくださいって始まるミステリードラマと唐突に始まるミステリードラマだったら?どっちが楽しめる?答えは聞くまでもないな。
まあ、おいらは短かい話を600個近く持ってるんだが、その中から厳選した6つを話そう。どれも食に関する話なんだが~どうだろうお口に合うかな?