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scrum23『killaやかに!天角学園文化祭!④』

「ちょっと待った」

「…?…」

「女子だけメイド服っていうのは不公平よね」

「…そんなこといって…」

「…僕らに着せて笑い者にするんだろ…?…」

「…知ってるよ…」


「いいえ、この場合は手段でしかないわ」

「…え?…」

「あんたら絶対似合うじゃん!」

「…そんなことは…」


「あ?」

「じゃあお前は」

「お嬢様育ちのあーしの目を疑うと?」

「…いやそういうわけでは…」

「安心しろって」

「2億はくだらない奴を手配すっから!」


「…くだらないな…」


 こうして、どこにも需要が無い天角学園二大ショタメイドが誕生するのだった。

「おいちょっと待て俺はせっかく色々覚えt」


 ーーーー


「…しかし…」

「3年フロアはほんと平和だよな」

「そうだな」


 佐谷鉈士:技術『ドーピングの悪影響無効』


「…」

「ここを見てると普通の学校だと錯覚するな」

「一階下は誰もいないのに」

「まあいいじゃねえかナッギー」

「人助け部がなんかするってんなら俺らも手伝うからさ、下から順に勢力拡大すれば…」

「いつかみんなを救えるよ」

「…そうだな」


「よしっ」

「聞き込み始めるか!」


 去年お化け屋敷をしたという3年2組へ。

 文化祭まで、あと3日。



 ーーーーーーーー





 あ、朝登!


 …心配するなヴァルキューレ…

 この通り寿命が30年も無くなったが…

 私は生きている…


 よ、よかった…よかったのじゃ…!


 …

 …『ーーーー』…は?


 …妾が

 妾がもっと強ければ…!


 …わかった

 君は悪くない…ヴァルキューレ…




 …朝からずっと戦っていたのか…

 全く…こんなに長い一日はもう無いだろうな…


 …そういえば…文化祭の季節だったか…


 皆で楽しめたらどんなによかったかのう…







「…せい」

「先生!聞いてますか‼︎」

「…すまないもう一度頼む」

「先生お願いします!」

「明日と明後日の文化祭!」

「行動の封印を解いて下さい!」

「能力の方はいいですから!」

「…リリーさん」

「それはどういった理由で?」

「もちろん文化祭を楽しむ為です!」

 まあ、ダメだろうなー…


「いいですよ」

「えっ」

「いいんですか⁉︎」

「ついでに時破田さんも」

「ただし行動と能力を別に解除はできない」

「能力を使うことは自粛していただきたい」

「ありがとうございます!」

「まあ、最近夢がうるさいからね…」

「?…」


 ーーーー


「完っ成ー!」

「わー!」

 パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

「いやー疲れたー!」


「…で、薙紫」






「明日の事はどうする?」




「…え?どゆこと?」

「お前、聞かされてないのか?」

「えっ」

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