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remember3『夏型の春告げ鳥達③』

 攻撃中断!!!!!

 5人は後退する。だが、

 数秒後には既に薙紫紅の1メートル内に行ける!


 明石 境(器物破損:弱点発見の技術)

 華祥 正樹(不法侵入:気配消去の技術)

 佐谷 鉈士(薬物使用:ドーピングの技術)

 棚日 華知(放火:火の道を操る技術)

 間埴 那覇美(監禁:拘束の技術)


「…しかし」

「見事に『超問題児達』が残ったんだな」



「あたしを…舐めんじゃねえぜ!」

 明石 境

 なんでも破壊する性格

 通うことになった学校を来て五分で更地にしてたので入学


「ぎひ…お前に俺は見えない」

 華祥 正樹

 気配を完全に消す

 天角学園に捕らえられるまで戸籍すら忘れ去られていたという


「…今ならなんでもやれそうな気がする…」

 佐谷 鉈士

 薬物が体に全く悪影響を与えない体質なのをいいことに全方面で犯罪を繰り返す


「燃やし尽くしてあげる!」

 棚日 華知

 連続放火魔。ついに世界遺産に、しかも外国のに手を出そうとしたので入学


「遊ぼうよー!!!!!」

 間埴 那覇美

 自宅に老若男女30人を監禁したので入学…


「まあ…」


 5人は紅に襲いかかる!

 だが。

 もっともっと大きい悪をぶちのめしてきた彼に、

 こんな小物達が敵うわけもなく。

 数秒後、そこにはぶちのめされている5人が。


「あ…がっ⁉︎」

「何が、起こった…?」


「奴に触れてないし、触れられてないのに…」

「こんなに先まで吹っ飛ばされた…⁉︎」

「俺の打撃を反射したのか…⁉︎」


「…こんなもんだよね」

「君らに今回与えた感情は『自己嫌悪』」

「一瞬だけ、自分が嫌で嫌で仕方なくした」

「反射っていうのは間違ってない」


「さて」

「この『自己嫌悪』だけど」

「自分を誇れる奴には効かないんだよ」

「つまり…」


「全部攻撃が跳ね返ったってことは…」

「わかるよな?」


「…クソ…」

「わかったよ…俺は降りる…」


「じゃあリリーに頼んで消してもらってね」


 〔うーん…〕

 〔説得できたのは器物破損の明石君だけか…〕

 〔こりゃ面倒過ぎだな…〕

 〔あいつら〕


 一斉に動き出す!


 〔自分のクローンとか見ても平気なタイプかな?〕

 〔…次はどうしよう〕


「燃え尽きろー!!!!」

「!」

 〔そういやこいつ…さっき反射してなかった…〕

 〔…じゃあ性格が1番腐ってるのはこいつだな!〕


「燃やし尽くしてや『寒い』『凍える』

「え…?」

 急に寒くなってきたもっと厚着をしなくてはいけなかったここは北極か南極か今はまだ春なのに桜が舞っているのにこのままでは凍傷になる寒すぎるアラスカの駅で死んだ奴みたいに死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ寒い

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