ghost31『ふゆりんとかわいい私⑰』
セルフセンタードスピットストライク!!
「!!」
ドガアアッ!
轟音を立てて椎名冬空は渾身の一撃を放つ。
レシピは風7炎1光1雷1!!!!
しかし、椎名冬空は誤った。
今の技は相手の得意分野を直撃していた。
当然、避けられる。
「…凄い威力だな…」
「成長したじゃないか、ふゆりん!」
「そう言ってられるのも今のうちだよ!」
炎1水1風1土1光1闇1溶1氷1時1鉱1、
「『セルフセンタードノットノイズ!』」
「ぐっ…⁉︎」
「あー決まっちゃったねー」
「クレナイ、これは私の勝ちかしら」
「…」
「どうやら椎名君に手も足も出てないね」
「…『手も足も出ない』…?」
「おいおいリリー」
「手も足も必要ないから魔法なんだろ」
「まあ、安心して見てろよ」
「…そちらもそちらで随分余裕ね」
「私はこう思う…『勝ちたい』と『勝てなくてもいい』なら『勝ちたい』が勝つと」
「これは間違ってるかしら?」
しかし彼は笑って返す。
「いいや、間違ってないよ」
「でも、それがありならこうとも言えるぜ」
「『負けたくない』と『負けるわけがない』なら『負けたくない』が勝つ!」
「…」
「まあ、俺はこれでも全力で鍛えたつもりだ」
「安心して冬空君の敗北シーンを待てよ」
「お、お前…」
「…しかし威力のせいで押されてるのも事実」
「ここから抜け出ろよ夏枷…!」
セルフセンタードアリーヴアタック!
セルフセンタードイリーガルインパクト!
セルフセンタードウルトラウッド!
セルフセンタードエンドエンカウント!
セルフセンタードオールオーバー!
セルフセンタードカオスカリバー!
セルフセンタードキルキッシング!
セルフセンタードクラスクラッシャー!
セルフセンタードケースケアード!
セルフセンタードコールコールド!
セルフセンタードサイドサイキック!
セルフセンタードシックシールド!
セルフセンタードスピットストライク!
セルフセンタードセーフティセンディング!
セルフセンタードソルティソード!
セルフセンタードタスクタイヤード!
セルフセンタードチートチーミング!
セルフセンタードツールツリー!
セルフセンタードテクニカルテスト!
セルフセンタードトールトーチ!
セルフセンタードナイトナイト!
セルフセンタードニーズニードル!
セルフセンタードヌードルヌード!
セルフセンタードネイチャーネイル!
セルフセンタードノットノイズ!
セルフセンタードハリーハント!
セルフセンタードヒートヒール!
セルフセンタードフェルトフリーズ!