表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
117/196

ghost14『レゾナンス・デスギア⑭』

「だってお前の達成じゃ俺には勝てないし」

「それにその達成のおかげで生きてるからな」

「同じ達成使いだからわかるぜ…」

「悪用したくないよな」


 コク


「この達成は博士を倒す為に生まれました」

「そして僕も…」

「薙紫紅さん、頼みがあります」


「殺してくださいってか?」

「はい」

「⁉︎」

「そ、それってどういう…」


「…まあ気持ちはわからんでもない」

「負荷能力を持ってるからわかることだが…」

「達成を持つって辛いよな」

「はい」

「生きてるの辛いよな」

「はい」


「まあ、普通はそんなことはしない…」

「死なずに融合するからやることだ」

「ありがとうございます」

「…?」

「おやおやスタートよ」

「わからねえって顔してるな」

「まあ…」

「簡単に言うとだ」





「幸せになりたいのさ」



「お前と融合して…いいや」

「全部元に戻って」

「…そうなのか…?ラスト」

「はい」

「…」

「ならば、頼む薙紫紅!」


















「では、自己紹介をどぞ!」

「し、シモン・ルイスでふ…です!」

「1年4組です!」



 夏休みが明けた。

 人助け部に、新たな部員が…いや、

 ようやく部員になってくれたと言うべきか。

 なんにしろ、

 頼もしい仲間ができた。


「よーしパーティだー!」


 あの後俺はラストを殺し、

 スタートも自ら命を絶った。

 そして達成こそなくなったが、

 サクリファイスに『デスギア』の力が移り、

 シモンは自力で復活した。

 …復活できたのはルーラーのおかげだろう。



「…ところでお主、能力はなんじゃ?」

「え」

「なにやら怪しい気を感じたのだのう」

「えっと…」


 チラ


「…その名を使うかはお前の自由だ」

「しかし、俺はおすすめしない…」

「何故なら俺にはセンスがないならな…」

「…いいや!」

「使わせて下さい薙紫君!」


「僕の力は封印能力『イースターフール』!」

「全てを逆転させる能力です!」














 《異能力》とは

 人間が操れる超常的な力。

 大きく二種類ある。

『魔法』と『超能力』。

 はっきり言って同じ物である。

 しかし魔法は原理が不明なのに対して、

 超能力は割と解析できたりする。

 しかし学者間で出た結論は、

『超能力以外が魔法』

 というアバウトな物であり、

 論文とかはあんまり信用ならない。

 確実なのは、

 魔法は『知ってる事しかできない』、

 超能力は『伸ばさないと使い物にならない』、

 ということだけである。


 因みに、魔法と超能力にも色々種類がある。


 そんな中、魔法の本場『魔女村』から2人ー

 ー天角学園に来訪した者達がいた。




「いくよふゆりん!」

「ちょ…待ってよー!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ