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ghost7『レゾナンス・デスギア⑦』

「だってお前達は実験とやらの副産物だ」

「シモン本人を助けたら…」


()()()()()()()()()()()()()()?」


「…まあ、そういうことになりますね」


「俺は例えそれが分身であっても」

「そういうのはみたくない」

「…わかりました…」

「…僕を、よろしくお願いします!」

「おう!」



 …きっと。

 シモン・サクリファイスの名で部活に入ったのはこの為だったんだ。恐らくルーラーの仕業…


 が、俺はそうとは思ってねえ。

 シモンのおかけで人助け部はできたんだ。

 人助け部はみんなで遊ぶ為にある!



 逆に考えれば、だ。

 シモン・スタートを助ければ、

 ルーラーとサクリファイスも助けた事になる。


 クリムゾンの転倒感情。


 前向きに行こう!

 どうせ誰も彼もいつか死ぬ!


 ーーーーーーー


「…俺が会った人物の中で一番強いのは…」

「多分『奴』だな」

「まあ奴は最強に固執してなかったが…」


「なあ、教えてくれ」

「そのシモン・スタートってのはさぁ」


「『存在』以上の能力を使えるか?」

「『オムニバス』を操る能力」



 ーー番人3人衆ーー


 白湯奈 ラミ

 瞿島裏式 可奈

 柳 蘭子


「…!さあね…」

「気をつけろよラミ…相手は信頼と実績のクリムゾンだ!一瞬でも気を抜くんじゃねえぞ!」

「…」


「薙紫紅…その『オムニバス操作能力』に勝ったというのは本当なのか?」


「勝てるわけないだろ俺は高校生だぞ?」

「『勝った』じゃなくて『引き分けた』だ」

「それどころか俺の人生の勝利回数はこの両手で数えられるほどしかない」


「…なるほど…」

「聞きましたかウィールス博士!」

「薙紫紅の能力は相手と同格になる事です!」

「無機物で畳み掛けましょう!」

 よっしゃ!

 よくやったレミっつって褒められるぞ〜!


「ああその博士なら既に夢の中だぜ」

「…え…?」

「そして俺の…いや」


 逆鱗状態!!!

「《俺達のこれは異能とは比べられない》」

「《何故なら苦難から逃れる為の力だからだ》」

「な、なにこいつ…博士…」

「〜!」

「ー薙紫紅!お前は一体どんな化け物だ!」


「《達成使い》」

「《相手の努力も才能も定めも》」

「《無条件で踏みにじる》」

「《この世で最も平等で無邪気な奴さ》」


「《ただし持ってくるのは平等悪…》」



「レミ!蘭子!トライアングルFだ!」

「「おう!」」








「《前習え。》」








 びしっ


「「「⁉︎」」」

「《よしよしよくできたな》」



「《そのままステイだ》」

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