3機の兵器
1・2機目は、約500年前に作られた、戦闘型ヒューマノイドである。
1機目は、最初に作られた攻撃特化の兵器である。
いかにも兵器らしく、目と思われるところは赤く光っている。
2機目は、32号機で延長戦特化の兵器である。
暗殺にも向いており、外形は人そっくりである。
だが、戦闘では武装変化と呼ばれる、他の兵器には取り付けられていない能力を持っている。
そして、32号機だけエネルギーは食料から得る事ができ、普通に食事ができるのである。
両機は、兵器として戦場に行きそして、人を殺す。
それは両機にとって普通な日常とインプットされていた。
だが、とある国が滅び、ヒューマノイドは危険兵器だと兵士は、ヒューマノイドの削除を始めた。
そして、現在。1号機は行方不明、32号機はとある国で暮らしているようだ。
3号機は、今から400年前である。
500年前のあの実験を受け継いだ研究者が、その実験を再開していた。
とある少年を犠牲に、あの500前の実験よりも出来が良い改造人間が誕生した。
そして、その名を『セカンド』と言われたそうだ。
だが、セカンドも暴走を起こし、今は行方不明である。